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死にかける時に時間がゆっくりになるやつってマジであるよ

 最近、服買いたい欲がやばい。今まで同じようなスタイリングばかりしていたから、自分のキャラとは違う服が着てみたくなった。

 だってかっこよくない?日によってニュアンスの違う服着て、しかもそれがめっちゃ似合ってる人。インスタとかで、「こいつどんだけファッションの引き出しあるんだよ」とか思う人いるじゃん。あれやりてーな。

 そう思ってショップを見に行ったは良いんだけどさ、今までと全然テイストが違うもんだから、似合ってるどうかがわからんわけよ。

 そのうち、「やっぱり俺は古巣に引きこもってたほうがいいのかなぁ〜泣」なんて思って何も買わずショップ出ちゃったよ。

 服を楽しみたいから買おうとしてるのに、めっちゃ苦しんでて嫌だったなあの時。なんでも楽しむことを忘れないようにしなきゃな。


閑話休題


山話再開


 フィクションとかでよく、死にそうな時に時間がゆっくりになるやつあるじゃん。あれマジであるよ。

 一回だけだけど、死にかけたことがあってそれを体験した。交通事故でな。

 (司法的にもとりあえずひと段落はついたし、 まぁnoteのネタにできるくらいには時間も経ったから書いてる)

 もう何年も前、車で少し遠くのところまでアルバイトしに行っていた。そこは結構遅くまでやってるとこで、その日も終業まで勤労していたと思う。

 外は結構雨が降っていて、「濡れちまうなー」なんて考えていた。そんで、クタクタの体で車に乗って帰路についた。結構でかい道なんだけど、深夜っていう時間もあって車通りも少ないもんだから正直ぼっーとしていた。

 んで、赤信号を見逃した。俺は左からくる自動車に気づかずに、割と速度がある状態でぶつかった。そん時なんだよな、時間がゆっくりになったの。

 雨粒見えるし、車のタイヤの模様から相手の表情まで見える。人の苦悶の表情ってマジで忘れらんねぇわ。今でも思い出す。よくあるじゃん。漫画とかで。「最初に殺したやつの顔、今でも忘れらんねぇよ...」みたいなの。

 結局、被害者も加害者も大事には至らなかった。車だけぶっ壊れたから、保険でなんとか賄えた。外傷あったら終わってたと思う。事故直後、「殺されるんか俺」と思うぐらいキレられたけど、被害者の方には本当に申し訳ない。

 まぁでも、走馬灯ってのは見なかったんだよな。フィクションではよく、時間がゆっくりになって走馬灯とか見るじゃん。あれはなかった。

 名前いいよな走馬灯。馬が走る速度で過ぎる灯ってことだろ。良いね〜。なんかオシャレだ。まぁ、走馬灯見る時に「走馬灯って言葉の響き、オシャレだな」とかそんなこと思ってられないだろうけど。でもそんなこと考えていたいな。

 走馬灯とかも、大事な記憶とかじゃなくてつまらない馬鹿みたいな記憶がいいな。未練が残るような走馬灯より、「なんでこんな走馬灯なんだよ」ってツッコんで終わりたい。

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