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キャッチボールをしませんか?

「そうだ、キャッチボールしたい。」
今年のWBCを見たせいか。甲子園で仙台育英が決勝まで行ったからか。
そんなニュースを聞いていたからか。

職場には野球好きな先輩がいて、
二人共仕事は嫌いだ。
だから、「キャッチボール今日しましょうよ。」と言った。

「いいじゃん!」と言われて
早速安っぽいグローブと軟式ボールを買った。
軟式の公式球が昔と違うことにカルチャーショックを覚えつつ、
外訪という名のキャッチボールに河川敷へと向かった。

いざ久しぶりに投げるとリリースの感覚とか、
ショートバウンドが想像以上にうまく捕球できない。
どうやったら上手く投げられるだろう。上手く捕れるだろう。

この体と思考を一致させるような作業が死ぬほど楽しかった。
普段の仕事ではただ脳死してタスクを処理することだけ。
ソーシャルゲームでポチポチ育成作業しているような時間。
そりゃ退屈だよなと思った。

先輩も「上手く正面で取れないんだよなぁ・・昔と違って。」
なんて言って。確かに取り方にキャッチャーだったのだろうと
思えるクセがある。でも体は避けている。本能的に。

ざっと1時間程、ベース間の距離で投げあった。
「たまにこういう時間取ってバッテリーやろうぜ。」
って言われた。お互いやっぱり野球が好きなのだろう。

でも、何より先輩とはよく野球談義したり、酒飲んだり
仲は良好と思っていたが、もっと仲良くなった気がした。
「マブ」がついた感じ。

キャッチボールって、
球の行き交いだけでなく、心と心のキャッチボールでもあるんだなぁって、よく野球漫画とかで聞いたことあるような気がするけど、
本当に感じた晩夏でした。

とにかく、30歳になってからのキャッチボールって
する人も基本いないし、格別ってこと。
だからキャッチボールした人と特別な体験を味わった気分になった。
昔友達といったカブトムシ取り宿泊キャンプとかとかなり近い。

最近はこのような感じで自分が昔やっていたけど、
大人になって忘却したこと、やっていないことを中心に
温故知新の考えで掘り起こしています。
例えば昔やっていた麻雀を今の環境で
再度できる人、これからやりたい人と遊んでみて繋がっていったり。
好きだったサウナをプライベートサウナ探して、
好きな人探して行ってみたり。

そうすると、案外自分の地元に「こんなのあるんだな。」というものが
たくさんあって、QOLが上がる気がしています。
どんな視点から今いる環境を「遊びクリエイト」するか。
これが大事なのだろうなと。

夢は80歳で100キロのストレート。
なんだっての。

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歴史好きだと勝手に歴史を作ってみたくなったりします。
ここで世間に迷惑をかけない厨二病やっています。https://beamyinstitute.wixsite.com/junkpedia


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