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成績は就職先を決めない - 研究室が実践する学生中心の教育
こちらは、2024年4月に更新された研究室の卒業生の就職先をまとめたものです。 化学素材、建設、半導体・精密機器、食料品、自衛隊等の公務員、大学の化学系、生物系、物理系教員など、多様な就職先となっています。
English version: Alumni’s Fields 卒業生の就職先 – Particles & Transfer (empatlab.net)
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2024年4月に新たに加えた組織を紹介します。四人の修士と博士修了生は、食品プロセスの伊藤ハム、日産化学、光学機器のsantec Holdings、そしてインドネシアのバンドン工科大学の生命理工系の教員に就職しました。
標準偏差が高い研究室の卒業生が多様性に富んだことが証明されています。
2007年に立ち上げた研究室の学生には、研究テーマ設定同様、就職先も自由に決めてもらいます。
研究室の先輩がいる組織には行かないと決める学生が多いのも特徴です。
これまで研究室では、科目履修で苦労して成績が成績が良くなかった学生や留年生も少なくありません。しかし、彼らは世界的に一流と言われる組織(*1)に就職することがでしました。
学生時代の成績と就職活動の実力とは必ずしも一致しないことは、この15年間でわかってきました。やはり、学んだ力より学ぶ力、つまり、学習プロセスの重要性が明らかになってきました。
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(*1) 世界最大級の総合印刷会社、世界最大級の自動車メーカー等