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【誰かに話したくなるエモテク豆知識】属性別画面で「違い」を見つける
※こちらの記事は、エモーションテックのお客様向けメールマガジンを、note用に再編集したものです
こんにちは。
エモーションテックの近藤です。
あれよあれよともう夏ですね。
先日、花火師の友人と会って話す機会がありました。
コロナ禍の影響で大きな花火大会が中止になっている代わりに
最近はプライベートな花火大会の需要が増えているんだそうです。
たとえば会社の創立記念だったら縁起の良い色やコーポレートカラー、
プロポーズならハートやメッセージ花火など
お客様のニーズやリクエストに合わせて花火を打ち上げるそうです。
顧客体験や従業員体験でも、
相手の役割や立場によって、意見もニーズも異なりますよね。
企業としてもどんな人にアプローチしていくか、
その方針はさまざまです。
アンケート結果をもとに、
施策を検討していく糸口のひとつとなるのが「属性別画面」です。
一見地味な機能ですが、使ってみると多くの発見が得られます。
今回は、属性別画面のお役立ちポイントをご紹介しますので、
普段あまり使っていない…という方も、是非試してみてください。
(できれば、何人かで見ていただくのがおすすめです)
お役立ちポイント1:「満足している層」「不満を持っている層」が一目瞭然
属性別画面では、アンケートで聞いた属性ごとの
NPS(R)や推奨度の平均値が一目で分かります。
たとえば、ある飲食店の場合です。
![](https://assets.st-note.com/img/1660011768443-Beq3c3gXU8.png?width=1200)
お食事目的の人たちに対して、お茶目的の人たちのNPSが
低いことが分かります。
つまり、この2つの客層では
顧客体験のうち、何かしらの評価や重視するポイントが異なっている
という可能性が考えられます。
お役立ちポイント2:属性を掛け合わせてさらに深掘りができる
お茶目的の人たちのなかでも、どんな層が不満を持っているのでしょうか。
表示対象を「お茶目的」と回答した人に絞り込むと、
さらなる深掘りをすることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660011841071-knaMSo2E2q.png?width=1200)
お茶を目的とする層のうち、女性の方がNPSが低いことがわかりました。
さらに活用ポイント:ジャーニーマップで特徴を捉える
回答数にもよりますが、この属性によるNPSの違いをもとに、
気になる属性のジャーニーマップを作ってみることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660011890217-QZ7i6376o3.png?width=1200)
「見た目・盛り付け」という項目のギャップが大きく出ました。
つまり、重視されている度合いに対して、実際の評価はそこまで高くない。
乖離があることを示しています。
確かに、お茶の時間に楽しむにはデザートメニューは見た目が素朴かも…と
思い当たるふしがありました。
まずは全体の結果を俯瞰で見て状態を把握する。
それが分析の第一歩ですが、
「ここからどうしたらいいの?」と悩んだ時には
このように、属性別画面で「違い」を見つけることが課題発見に繋がることもあります。
そのためには、
評価が分かれそうな属性や、ターゲット層を切り分けるための属性を
あらかじめアンケートの質問に入れておくことも重要です。
質問の見直しや追加などのご相談は、担当者までお気軽にご相談くださいね。
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