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これ観たよ

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展示会とかのお出掛けログ。
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旧田中邸、端午の飾りを見てきました

旧田中邸、端午の飾りを見てきました

コロナ禍とはいえ、せっかくのGW。
人混みを避け、いかに大勢の逆張りをして楽しむか、という新しいゲームがもっかのトレンドでございます。
皆が行かない名所というのは意外にあって、例えば、世間には国指定重要文化財が溢れていますが、人気のスポットは限られていたりします。
人がいない名所、あると思います。

そんなわけで。
今回行ってきた旧田中邸は埼玉県川口の名士だった味噌作りの商家です。商用に使われてい

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押し花のトランプ原画展『QUADRILLE』

押し花のトランプ原画展『QUADRILLE』

「押し花をするひとmoriaki」の個展が明日2022年4月4日から9日まで神田の木ノ葉画廊(http://www.konoha-g.jp)で開催します。
押し花で作ったトランプの発売と、その原画の展示会です。
前日搬入に参りまして、あれこれ写真を撮ってきましたのでご報告しちゃいますよ。

そもそも。
「押し花のトランプで7並べとかしたら絶対たのしい!」と思いついた時に「コロナ禍でひまだったから作

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「クセ字コンテスト」の発表会に行ってきました

「クセ字コンテスト」の発表会に行ってきました

いやはや、いい企画だと思います。
「クセ字コンテスト」

字がヘタだから手書き文字は書きたくないのよう・・・・という同類諸氏よ。
勇気をもらいに出かけようではあーりませんか!

というわけで。
友人が出品したよっ、と言うので。
自分、ぽちぽちついてって見てきましたのでございますよ。

会場はこんな感じでした。 

このなかに友人の作品もありますのでございます。きゃっ。

・・・まあね。   

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花の絵の展示会「20,95%」~ボンド絵について聞きました

花の絵の展示会「20,95%」~ボンド絵について聞きました

世の中には面白いことをやる人がいるものでございます。

もちろん。
友人の欲目というものはございましょうが。
現在、埼玉県川口リリアで開催中の花の絵の展示会「20,95%」を出展中のremaさんも、まことに面白いことをする人です。

とりもなおさず。
↓まずは作品をご覧いただきましょう↓

(「蓮」作品一部)

いかがでしょう。
ちょっと不思議な感じがしませんか?
ご自分でも絵を描かれている方には

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『周期表の歴史と日本の元素研究』を見てきました

『周期表の歴史と日本の元素研究』を見てきました

まず、大前提といたしまして。
幼少のみぎりより、たいそう記憶力が悪いのでございます。
そのうえ、受験勉強をスルーしております。
結果。
著しく基礎学力の劣ったオトナに成長、いまに至っておりまして。
自慢じゃないですが、あたくし、周期表を覚えてません。

そもそも。
覚えようと思ったこともないと思われます・・・(^・ェ・^)

しかしながら。
周期表を眺めるのは、結構好きなのであります。

自分にと

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『絵本でめぐる生命の旅』展を観てきました

『絵本でめぐる生命の旅』展を観てきました

絵本を片手に博物館に行こう、っていうコンセプトがステキじゃない?
と思って、行ってまいりました『絵本でめぐる生命の旅』。

そろそろ冬休みですけど。
子供とのお出かけにピッタリ。
幼い時にこんな展示会に連れて行ってもらえる子は幸せだと思います。

予想通りに可愛くて。
見せ方が分かりやすい展示ですが。
予想以上にシッカリ進化論を説明してくれているので、パパママたちも普通に一緒に楽しめるんじゃないか

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『ゴシック写本の小宇宙』展を観てきました

『ゴシック写本の小宇宙』展を観てきました

かつて書籍というものは美術品でもありました。

13、14世紀のヨーロッパで作られた本と申しますと。
印刷ではなくて、手書きです。
知識を教会が独占していたこともあって、内容はいわゆるキリスト教関係。
聖書だったり、神学だったり、キリスト教を軸とした歴史であったり。
内容そのものの価値に見合うだけの表現を、その筆や装丁に求められていた書籍は、美術品であると同時に信仰を表すものでもありました。
だか

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『ハプスブルク展』を観てきました

『ハプスブルク展』を観てきました

さすがハプスブルク家、有名人の肖像画が盛りだくさんなので、それだけで歴オタ的に盛り上がります。

「うお、イサベルがイサベルカラー(ダンナが戦争から帰るまで替えなかった下着!の色)のドレスを着てるぅ∠( ˙-˙ )/」
・・・みたいな。

ちなみに。
「かのハプスブルクのシャクレ顎はどのへんからスタートしてるのかな?」
と、イジワルな目でチェックしたんですけど。
分かりませんでした。
リアルに描き

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『カルティエ 時の結晶』展を観てきました

『カルティエ 時の結晶』展を観てきました

素直に素敵です。
デザインは面白いし、技術は素晴らしい。
目の保養とは、まさにこのこと。

好きだな、やりたいな、と最近思っていたあれこれの、ベースが実はここにあったことを気づかされて。
意外と影響を受けていたことに、我ながら驚きました。

だいたいおかしいでしょ。このダラリとした動物・・・。
ふざけてるとしか思えません。

でも、スキ=^・ω・^=。

そういえば、前回、国立博物館に来ていたとき

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「松本零士ワールド」展示を見てきました

「松本零士ワールド」展示を見てきました

飛鳥山博物館で二日限りの展示があると聞いて、「松本零士ワールド」に行ってまいりました。

うわお、メーテルが飛鳥山にキターฅ^•ω•^ฅ!!

すみません、地元なんです。
小学校の写生会は飛鳥山でした(笑)
なので、ちょっと嬉しくなっちゃったんですが。

正直に申しましょう。
展示そのものは、さして期待してはなりません。
予算ないのね、東京北区。
グッズ作って売ろう、みたいな商魂もないのよ、東京北

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『 みんなのレオ・レオーニ展』を観てきました。

『 みんなのレオ・レオーニ展』を観てきました。

大好きな平行植物シリーズが観たくって。
『 みんなのレオ・レオーニ展』に行ってきました。

むちゃくちゃカッコいい!!です。
カッコ良すぎて、まじ、ヤバい。

もちろん、レオ・レオーニといえば『 スイミー』だったりの絵本が有名で。
実際、自分も子供の頃からお世話になっていましたし。
そりゃ、もう、「みんなの」レオ・レオーニだと思います。
かわいいもんなぁ。
二足歩行のワニや、詩人ネズミは、私だって

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家政大学企画展「包む」を見てきました

家政大学企画展「包む」を見てきました

家政大学では年に2回の企画展がございまして。
以前から気になる企画をやっているのは知っていたのですが。
令和初の企画展だし、ちょっとがんばって行ってきました。
なにをがんばるって、いや、とりあえず。
かの博物館に入るためには、女子大に潜入!せねばならん、という敷居の高さであることだよ(←詠嘆の「よ」)。
普通の大学はそんな敷居の高さは感じないけど、やっぱり警備とか違うんだもん。

まあ、結果的に申

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『リアル三国志展』を観てきました

『リアル三国志展』を観てきました

さて。
まず、こちら↓の画像をご覧下さい!
曹操孟徳サマの書!でございますっ!!

きゃーん(*≧∀≦*)
いかにも短歌行を詠んだひとと同一人物の字❤って感じじゃあございませんのっ!

ガシッと率直で。
宮廷人っぽい遊びもちゃんとあって。
男前な字だあ。

・・・と。
大悶絶で行ってまいりました、『 三国志』展。
もうっ、もうっ、チョー楽しかったですぅ。

なにがステキって!
音声ガイド吉川晃司!

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2019年新発見考古速報『発掘された日本列島』展を観てきました

2019年新発見考古速報『発掘された日本列島』展を観てきました

最近ちょっと縄文がキてるんじゃないか、と思うんですけど。
縄文だけじゃなくて、各地の発掘調査の最新報告を展示するというので行ってきました。

最新調査結果を見ると。
学生時代に学校で習った歴史とはずいぶん印象が違ってきているんですよねえ。
わりと好きでチェックしているてもりでいるんですけど、知らない事が多くてドキドキしました。

今回、特に面白かったのは長野県松本のエリ穴遺跡の耳飾り。
私たちの祖

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