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3Dアニメーターのキャリアパスっどこを通るんですか?

こんにちは、広報のエーモンです!

何でも押し通る事が出来るパスが欲しい!

キャリアパスって、何か通過するために必要なのでしょうか?
いえいえ、【キャリアアップの筋道】の事ですっ!

それでは今回も、業界歴10年以上の管理担当者より解説いただきました!
(毎度お馴染みエーモンの出番なし、ガックシ😢)

3Dアニメーターのキャリアパス その①

上図は新卒の3Dアニメーターからの大まかなキャリアパスになります。
入社してからの未来の成長図を簡単にお話ししましょう。​
ちなみに、職種の定義は会社によって違いますので、そのつもりで一読をお願いします。​

​まず大半の方は、新卒のアニメーターからスタートとなります。​
そして、一人前のプロのアニメーターになる事を目指しますよね。

一人前の定義は難しいですが、基礎や簡単な技術面のフィードバックがほぼなく、作ったものの方向性が逸脱しない状態というのがわかりやすいです。(経験上だいたい3年くらい)​

ここで小話を一つ。
「基礎なんて、学生時代に身に付けるものでしょ?」と思っている方々が多いです。

しかし、学生の土俵で見た基礎が出来ると、プロの土俵で見た基礎が出来るには大きな差があります。
基本的に身に付いている方は新卒では皆無です。

そのため、2,3年目のプロのアニメーターが基礎を学び直す動きが多々見られます。

そういった具合で、新卒からは少しずつ着実に基礎レベルと表現力を上げてジュニアアニメーターになる事を目指し、次に一人前のミドルアニメーターにステップアップするために歩きます。

そのままアニメーターとしてやっていく場合、重要部分の担当や小規模チーム…​私たちはリーダー含めMAX6人ぐらいと考えており、任されるリードアニメーターとなります。​
実際に中堅とリードの間には、サブリーダーというキャリアパスもあります。

他のキャリアパスとして、クオリティ基準を作れるようなスペシャルなシニアアニメーターを目指す事も可能です。
または、分業的にフェイシャルアニメ―ターという道も存在しますね。​
更には、実作業から離れてプロジェクト全体の統括やマネジメント側に映り、マネージャーというキャリアパスもあります。​

そこからまた先へ歩いていくと、ディレクター、プロジェクトマネージャーがあります。
そして、遠く先には監督やプロデューサーと呼ばれる職種までたどり着くかもしれません。

3Dアニメーターのキャリアパス その②

他の道としては、エフェクター、リガー、コンポジッターなど、​
モーション付け以外の分野を専門とする道。​

これらできることを増やしていくと、更にジェネラリストとして何でもできる人にもなれます。​
また、ここから先ほどの統括やマネジメントへの転向も勿論可能です。​

3Dアニメーターのキャリアパス その③

更に、ここ数年で出てきたテクニカルアーティストと呼ばれる職種もあります。​
デザイナーとエンジニア双方の技術を理解し、​それぞれの橋渡しをしながら問題解決を図っていくのが仕事です。​

物凄く大雑把な例を挙げるなら、例えばゲーム開発現場​で…
・美しい表現の限界を追求したい
・ゲーム内で見た目の表現の幅を広げ面白みを出したい​
・Rigをもう少し簡単に作れない?

などなど、
エンジニア側は、ゲームとして快適に動かせる処理を軽くしたい​互いに良いものを作ろうとしているのですが、真っ向から相反する価値観がぶつかってしまいますね。​

こんな時に、双方の事情や技術に理解のある人がいれば、折衝案を導き出せるわけです。​
ここ数年で概念が積みあがってきている職種ですので、興味のある方は調べてみてください。​

図に記載の他の職種として、今後は会社規模の拡大によってエモリア内でも、プレビズ、レイアウトなど増えるかもしれません。​

大企業と中小企業の違いがここでも!

違いとして、大企業では組織が縦割りになりがちです。
そのため、それぞれの別職種のパスがあまり繋がらない事が多くなってしまいます。

一例としてアニメーターで入った方が、マネジメントへの道へ進むのは希望者の割りにごく一部だったりします。​
ある意味で選択肢が少なく、割り切りがしやすいです。

そういった意味では、自分のやる気次第で道を探ったり、ジャンプアップ出来るの事が私達エモリア(小企業)の魅力かとも思います。​

どういった職種があるのかを知る事

エーモンも知らんような職種もありますね!
実際に職種を知る事で、他の仕事にも興味が持てたり、可能性が広がりますよね?
知っていて、損はない!皆も一緒に色々と調べてみよう!

目移りしちゃいますが、もちろん、アニメーター道を究めるも良し、他の職種に挑戦するも良し!
状況に合わせて判断できるように、日頃から視野を広げつつ、自分自身を振り返り出来たら良いかと思いますっ!

「ほう、このシネマティックアーティストっての気になるっ!」
 次回の記事のお楽しみかな。ではまたっ!

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