官庁訪問(総合職) 対策法大全 〜何をすればいいのか〜
官庁訪問で本日正式に内々定をいただくことができました、エモンガです!
(某省の人みたいにやらかさなければ)来年4月から霞ヶ関で働く予定です!
よろしくお願いします!
今回は、いよいよ官庁訪問の攻略法等について書いていきたいと思います!
・この記事のおすすめ・お得ポイント
①「天才型」ではない人間の、失敗談を含めた生きた経験に基づいている
巷に溢れる口コミには、「職員と話していたら終わっていた」というような(マウンティング・天才アピールが混ざっているもの含む)あまり参考にならないものや、生存者バイアスがひどいものがあります。しかし私の記事は、2020年の事前面談会・2020年官庁訪問において失敗してきた経験を含め、等身大の飾らないリアルな経験に基づいています。
②官庁訪問の本番の流れを分析し、具体的に何を準備していくべきかを書いている
n=1の経験談ではありながら、極力客観的な分析を行い、どうすれば官庁訪問において内定を得やすくなるか、どのように準備を進めるべきかを書きました。
③十分な情報量
文字数としては16000字程度あるので、それなりに読み応えのある内容・分量に仕上がっています。
④国家総合職を目指す、幅広い方の参考になる
「これから国家総合職試験を受験して官僚になる!」と意気込む方だけでなく、「今年は失敗してしまった…来年再チャレンジしたい…!」という方まで役に立つ内容となっています。
また、特定の省庁での訪問体験談ではなく、どの省庁においてもある程度一般的に通用するような少し抽象度の高い話を書きました。そのようなスタンスを取る理由は2つあります。1つ目は私の身バレ防止、2つ目は私自身が過去の先人の体験記を読んでいて、「確かにイメージは湧くけど、じゃあ具体的にどうすればいいのかよくわからない。そもそも文中に出てくるX省とかY省ってどこだよ」と思っていたからです。
文体としてはかなり固めなので、ライトなノリがお好きな方はそういった方のブログや体験記をご参照ください。
それでは、是非ごゆっくりお読みください!コメントもお待ちしています!
文章が長いので、目次を付しています。構成としては、1で官庁訪問の概要について述べ、続く2において、1の内容を踏まえ官庁訪問に向けてどんな対策をしていけばいいかを書いています。最後に3では、再チャレンジについても言及しています。
1. 官庁訪問の概要
1-1. 日程
官庁訪問は6月下旬から7月上旬という蒸し暑い時期に、約2週間にわたって行われます。詳細は人事院のHPなどを見ていただければと思います。正直なところ、体力・精神力ともに削られます(後述)し、何かと体調を崩しやすい時期ですので、まずは健康第一で臨むのが大事です。
コロナ禍が席巻した2020年度においても、「事前面談会」という実質的な官庁訪問を6月下旬から7月上旬に行ったように、官庁訪問の実質的な選考はこの時期に行われるといって良いと思います。7月頭には官庁内部で大きな人事異動があるため、その前にある程度決めてしまいたい、という事情があるのではないでしょうか(勝手な推測ですが)。
日程を見ていただければわかるのですが、省庁は原則3つまでしか訪問できません。第1クールと第2クールについては、1日目、2日目、3日目は同じ省庁に行かなければならず、第3クール以降から初めて訪問を受け付けている省庁はほぼないからです。
例外的に第2クールから訪問するという場合もあります。ただ、その場合はかなり厳しい戦いになると思います。ごく稀に第2クールから参加して内定をもらったツワモノもいるみたいですが、それは省庁からスカウトの電話がかかってきたとか、席次が高いとか、何らかの際立った特徴がある方でないと難しいと感じます。
省庁を回る順番も重要です。1日目に行くことは第1志望ということなので、やはり省庁の方の反応も良いですし、逆に3日目になると、お互いグダグダになっている感はありました笑 ですので「どの省庁をどういう順番で回るか」をなるべく早めに決めておく方が良いと思います。
日程的にめちゃくちゃハードなので、「国家総合職にそこまでこだわらない」「民間や他の公務員の内定がある」といった方は無理に3つ回らなくても良いかとは思います。
選考が終わる時間についてはマチマチですが、本当に終電の時間を書かせる省庁はあります。流石に深夜1時とかまではかからないですが、19時とかには終わらないので、終日予定を空けておくべきだと思います。
それから、官庁訪問の日程に関しては、「第3クール問題」があります。第2クールまでは第1クールで回った順番でしか回れませんが、第3クールからは自分の好きな順番で回ることができます。問題は、「1日目に回った官庁(A省とする)からはあまり評価されていないが、2日目・3日目に回った官庁(B省とする)からは高く評価されている」場合に生じます。というのも、第3クールは初日に行った者から採用される割合が高いため、A省に第3クール初日に行ったが落とされて、高く評価してくれていたB省に第3クール2日目に行って落とされる、という事態が発生しかねないからです。もちろん、第3クール2日目に行っても採用可能性はあると思いますが、私が内々定をもらった省庁はほとんと第3クール1日目から採用していました。「どの省庁から内定をもらえそうか」を冷静に見極める必要があります。
また、第3クール1日目に行っても落とされることはままあります。私も、今年第3クール1日目に第1志望省庁に行きましたが、待合室に行ってみると採用予定数の2倍近い方がいてヒヤヒヤしました(第2クールまでにそれなりの評価をされていたので大丈夫でしたが)。おそらく、採用されなかった人たちは、大事な第3クール1日目を無駄に使ってしまったことになります。そうならないよう、この記事を読んでいる方はお気をつけください。
1-2. 選考方法
選考方法は大きく分けて5つあり、①入口面接、②原課面接、③人事面接、④集団討論(グルディス)、⑤出口面接です。挙げた順番に行われることが多いです。
①の入口面接とは、人事の若手(係長級の採用担当が多い)が、「今日はどの分野の話が聞きたいか?」や「その省庁を志望する動機」などを聞いてくる面接です。大体は5分程度で終わり、長くても20分程度で終了します。省庁によっては入口面接で評価しているところもあるようなので(評価していないという無責任なことは言えない)、入口面接から全力で臨むべきだと思います。なお、第2クール以降の入口面接では、他省庁の選考状況を聞かれたりもします。省庁の人事同士はどこで繋がっているかわからないので、正直に答えましょう。
②の原課面接とは、人事課に所属していない職員のところに行って、仕事のお話を伺う面接です。時間としては、短いと30分、長いと1時間30分と、職員の方との話の盛り上がり方によって異なります。原課面接も省庁によって評価の対象とされているかされていないかは異なりますが、共通して言えるのは、後述の人事面接との関係で、「できるだけいい話を聞き出すことが大事」ということです。
面接の場所としては、端の方にある空きスペースで話すこともあれば、何やら豪華な部屋で「いかにも面接」の形で話すこともあり、極端な例では、周りで他の職員の方が働いている中で話を聞くこともありました。最後のパターンに当たったこともあるのですが、課長や課長補佐、一般職の方も含め合計30人くらいに囲まれながら面接された時は聞き耳を立てられている感じで落ち着きませんでした。
また、自分の経験では、「過去に新卒採用を担当していた」原課職員が割り当てられることがあったり、省庁の内線で「あの学生はこういう人だった。ここは良かったがここは改善するよう伝えてほしい」と人事に報告がされているようでしたので、原課でも気を緩めることはできません…。自分は最初1年目に官庁訪問に行った時は「原課って適当に相槌うって職員の方のお話を聞いてればいいんでしょ!楽勝〜」と思っていて失敗しました。。
原課ではやんわりと志望動機あたりに探りを入れてきている場合が多いと思います(もちろん直接聞いてくる方もいますが)。職員の方の話を聞く時にはメモを取ることもありますが、あまり取りすぎない方がいいと思います。メモをとっているとかなり気にされている職員が多かったと感じたからです。最小限のメモにとどめておくのが賢明と思います。
③の人事面接は、採用担当や、大臣官房秘書課の職員が出てきて面接を行います。評価にモロ響くのでES含めしっかり準備をして臨みましょう。国家公務員やその省庁の志望動機、趣味や特技、自己PRやガクチカとそれを省庁で働く上でどう活かせるかなど、幅広く聞かれます。人事面接も上の年次になると、「君にとって働くとはどういうことか」「50年後の日本の理想の姿とは何か」など、抽象的な質問が飛んでくることがあります。相手は現役官僚ですので、背伸びせずに自分の意見を言えれば良いと思います。とりあえず、わからないからと黙ってしまうのは一番まずいです。
一番の特徴は、「さっき原課で〇〇さんと話してきたと思うけど、何か印象に残ったことはある?どういう課題があると感じた?ウチへの志望度は変化した?」という質問です。これは必ず聞かれます。「原課でいかにいい話を引き出せるか」がポイント、と先ほど書いたのはこの質問にうまく対応するためなのです。ここで「〇〇という政策について理解が深まりました〜笑」みたいな浅いことを言うと、「こいつ何もわかってないな」と思われ評価が落ちます。話を伺った政策について、「自分はこういう所が課題だと思っていて、それに対してこういうアプローチを御省に入ってしていきたい」みたいなことをいえるよう、原課が終わって待合室にいて記憶が新しいうちに整理すべきです。私はこれがうまくできず、結構の数の省庁に落とされました。
他にアドバイスをするとすれば、自分がなぜその職員のところに話を聞きに行くようセッティングされたのかを考えることです。入口面接で「〇〇と▲▲の分野について聞きたいです(〇〇と▲▲は政策的に近い分野とする)」と言っても、全然違う分野の職員が割り当てられることがあったりします。この場合、人事は「うちはこの分野だけじゃなくてこういうこともやってるんだ。別の分野の話を聞いて視野を広げてこい」という思いでセッティングしたのではないかと推測できます。このように、自分が置かれた立場を分析するのも有用と思います。
④集団討論(グルディス)については、省庁によって異なります。手元にある某予備校の体験記によると、第3〜第5クールにあることが多く(例外あり)、あまり選考的な色は強くないようです(第3クールくらいになるとある程度評価は決まってしまうため)。実は私はグルディスを官庁訪問で経験したことがないので「グルディスとはこういうものだ!!」とは言えないです。。対策としては、一般的な話ですが、自分の役割を見つけることと、クラッシャーにならずに周りと協調的な姿勢を見せることが重要と思います。教養区分の2次試験ではグルディスがあるので、そこでの経験がそのまま生かせます。
⑤の出口面接は、入口面接の逆で、人事の若手が「今日はどうだった?」などと聞いてきたり、自分の評価を言われたりする面接です。あまり評価に響いている感じはありませんでした。伝えられる評価については、「非常に高い評価です」「高い評価です」「順調です」など、バリエーションがあるようですが、気にしすぎないのが吉です。
切られる時は人事の若手から「今年度〇〇さんの採用は非常に厳しくなりました」などと通告されます(二度と聞きたくないセリフです笑)。なぜダメだったのか言われることもありますが、大体は聞かされないので「今後の参考にしたいので、どこがダメだったのかお聞かせ願えませんでしょうか?」などと1回聞いてみても良いと思います。ぼやかされた場合はおとなしく引き下がり、面接をしてもらったことに感謝の念を伝えておくと良いです(文句を言いたくなるのもすごくわかりますが)。
ちなみに、よく切られるサインと言われている「荷物を全部持ってお越しください」というセリフですが、普通に別室移動の時もありますし、本当に切られる時もあります。そこは状況に応じて判断してみてください。(余談ですが、ほぼ評価が決まった後、同期になる受験生と待機室で話していて、人事課がもうそろそろ家に帰っていいよと私たちに伝えに来た時、ニコニコしながら「『荷物を全部持って』帰ってください笑」と冗談で発言していました。このことからも、この文言はよく使われるものなのだと感じました。)
1-3. 倍率・難易度について
倍率については全体像がつかめないのでわからないですが、体感5〜8倍くらいでしょうか。国家総合職試験という試験のハードルがそれなりに高く、やればやるほど勉強はできるようになるのでそちらに注力しがちですが、公務員就活においては「国家総合職最終合格」は民間就活でいうESが通った段階に過ぎないので、「官庁訪問は試験のおまけだ」くらいに思っていると痛い目を見ます(過去の私です)。早め早めに対策を打つべきと痛感しました。その点、教養区分合格者は強いと思います。
それから、いわゆる「就職難易度」ですが、民間の就職偏差値が全くあてにならないのと同様に、個人レベルでの面接官との相性や自身の性格等で各省庁への入りやすさは大きく変わります。以前、とある省庁の職員の方が「自分がその省庁の志望動機をスッと自然に書ければその省庁と合っているってことだと考えていた」とおっしゃっていましたが、そうした側面はあると思いました。よくある考え方として、受験の延長線上で「人気なところ・入るのが難しい(と言われている)ところに入れれば幸せ」というものがあります。自分もよく陥ったのですが、この考え方は些か危険だと思います。職員の雰囲気や、所掌分野に関心が持てるかなどを総合的に判断して決定するのがベストです。
1-4. 何が求められるか
①「頭の回転の速さ」と②「熱意」だと思います。
まずは①についてです。先ほど、面接の種類をご紹介しましたが、大体は「入口→原課→人事→原課→人事→(以下、評価が決まるまでループ)→出口」という流れなので、「原課の話を聞いてそこで学んだことを人事面接でいかにアウトプットして成長をアピールできるか」が鍵になると感じました。さらに、1-2の③人事面接のところでも書いたように、「自分がなぜその職員のところに話を聞きに行くようセッティングされたのかを考える」ことも必要かと思うので、そこを正確かつ迅速に分析できるか、と言う点を捉えて、「頭の回転の速さ」が求められている、と書いているだけで、「学歴がどう」という話ではないです。
②の「熱意」についてですが、これは志望動機や、回っている省庁の一貫性で測っていることもあれば、ぶっちゃけて言うと説明会の参加状況で測っているところもあると思います。志望動機については、2-2のところでも書こうと思いますが、一貫性を持たせることが重要です。官僚の方は少しでも論理的におかしな点があるとすぐに見つけて聞いてくるので、入念に準備しましょう。
1-5. 噂について
官庁訪問にまつわる噂について、一受験生としてではありますが思うところを書いてみます。
①1日目官庁について
よく、「5大省庁は1日目に行かないと内定がもらえない」という話があります。しかし、これは5大省庁に限った話ではないと思います。どの省庁にも、「ここに絶対入るんだ!!」と言う熱い思いを持った学生が一定数います。そうした人を押しのけて2日目や3日目から限られた採用枠を勝ち取るのはそれほど簡単ではないです。2日目や3日目に行くと省庁の方も「第1志望ではないんだな」という風に思っているようなので、どうしても入りたい省庁があるなら1日目に行くべきです。
補足ではありますが、やはり5大省庁は人気で、相対的に非常に優秀な学生が集まる傾向にあるので、卓越した能力(東大成績上位者・コミュ力オバケ・最強ガクチカ保持者など)がないと2日目・3日目からの内定は相当ハードだと思います。
②席次について
5大省庁は席次を見ているという噂ですが、自分は5大省庁の採用担当をやった経験がないのでわからないです。。下手なことは書けないのですが、あまり関係ないのではないか(過剰に気にするべきではない)と思います。仮に「席次アドバンテージ」があったとしても、それは官庁訪問中のパフォーマンス次第でいくらでもひっくり返せるものです。
③東大について
東大についても様々な議論がありますが、「東大だから採る」ということはしていないです。事実、私が東大に所属しているにも関わらず相当数の省庁から落とされたので間違いありません。「優秀そうな学生を採ってフタを開けたらたまたま東大生だった」とか、「東大内のネットワークで情報が潤沢にあったから有利に動けた」という程度のものではないかと思います。少なくとも私は学歴のことだけで何かの恩恵に与れたことはありませんでした。私が東大内ではそれほど優秀ではないからかもしれませんが。。。
④説明会参加回数
説明会参加回数で評価を分けたりしている省庁もあるにはあるようですが、それが直接内定につながるかというと、そんなことはないです。私も、20回くらい説明会に参加した省庁から落とされていたりします。「よく説明会に参加している人は、その省庁の研究が進んでいて、官庁訪問中にいいパフォーマンスができたから内定した」というのが実情だと思います。後述しますが、だからといって説明会に参加しないのを推奨しているわけではありません。説明会の参加によって非常に役に立つことがいくつもありますので時間の許す限り参加してみてください(2-1参照)。
⑤面接官の属性
「面接官の年次が低い、あるいは全然上がっていかないと評価が高くない」という噂があります。正直、自分の経験から考えるとこれは結構あるのではないかと思っています。なぜそう思うのか説明します。
人事課の人々の役職的な序列をザックリ示すと以下のようになります。
課長補佐より上(15〜20年くらい)>課長補佐級(10年目くらい)>係長級(3〜6年目くらい)>係員(1〜2年目くらい)
ここで、自分が採用担当の係長になったとしましょう。ある学生を面接して、「うーん、微妙だな」と思ったとします。課長補佐など、上の年次の人に会わせたいと思うでしょうか。ほとんどの方は、上司に「あいつはなんでこんな微妙な感じの学生にOK出したんだ。見る目ないな」と思われるのが嫌なので、おそらく上にあげないと思います。
ですので、私個人としては、この噂に関しては当たっているのではないか、と考えます。(もしこの記事をご覧になっている官僚の方や元官僚の方がいて、「ちげーよ」と不快に感じましたら失礼しました。一学生の戯言として受け取っていただければと思います)
⑥待合室について
待合室には若手職員が待機しており、「〇〇さん、面接です」と呼びに来たり、面接会場に連れて行ってくれたりします。
待合室での振る舞いが見られているとの噂がありますが、正直省庁で採用に関わったことがないのでわからないです。。
私が訪問した省庁では、1人少し空気の読めない方がいて、選考中にも関わらず「みんなでLINEグループ作らない?」などと発言して職員の方から少し白い目で見られていました(その方は落とされていました)。普通におとなしくしていれば大丈夫だとは思います。
省庁によっては、「トイレなどの用事で待合室から出る時は、名前と出入りした時間を紙に書いてください」というところもありました。待合室にいるのが辛いからといって外をウロウロ歩くこともなんとなくしづらく、囚人のような気分になります。。
1-6. オンライン面接について
コロナの影響で、公務員就活にもオンライン面接が浸透してきました。今年の官庁訪問については、第1クールがオンライン、第2クール以降が原則対面(地方在住の方や体調が悪い方はオンライン)という形をとっています。
オンライン面接で気をつけることは、①「目線や明るさ、照明に気を使う」、②「極力身振り手振りを使って話す」かと思います。
①の「目線や明るさ、照明に気を使う」については、パソコンのカメラや照明の位置をうまく調整しないと見下ろしているような目線になったり、顔が暗く映り印象が悪くなることがあります。顔が明るく見えるたり、まっすぐ目線が合うよう、事前に調整しておくと良いです。
②「極力身振り手振りを使って話す」については、オンラインの性質上、胸より上しか映らないので、対面で話すより少し大げさにジャスチャーで伝えないと伝わりづらいと感じました。画面から少し体を離して面接を受けると良いかと思います。
1-7. 辛い点
官庁訪問のどこが辛いかをご紹介します。
①気が休まらない
基本的には、最初の面接以外はいつ面接があるかをあらかじめ教えていただけません。というより官庁側も、原課面接の調整や、訪問者の数、準備の進捗具合がわからないといった都合によりあらかじめ教えることができないのではないかと感じました。加えて、官庁訪問中は前の面接を振り返ってそこで得たこと等を整理し、それを次回の面接で的確に伝えることが求められたり、若手職員が待合室でさりげなく様子を見ていたりするため、面接以外の時間もあまり気が抜けません。
②評価基準が不透明
正直、どこを見ていたのかわかりませんでした。おそらく学歴や説明会参加回数だけを見ていた訳ではない(もちろんあるに越したことはありませんが)ので、担当する人事の採用方針などによってかなりブレるところはあるのではないかと考えます。私が面接していただいた方の中には「官庁訪問はマジで運だから」とおっしゃる方もいましたし、「気負いすぎずに素の自分で臨み、自分にフィットする省庁を選ぶ」くらいの気持ちで気楽にやるのがいいと思います。
③時間が長い
朝の9〜10時くらいから開始して、20〜22時くらいまで拘束されます。待ち時間も長く、1日中若手職員が目を光らせている待合室に待機したり、面接をしたりします。待たされる時間が長いので、時間を潰せる手段を考えておくのがオススメです。2-5や2-6でも書きますが、想定問答集や官庁訪問ノートを持っていって読んだり、好きな本を持って読むのも良いと思います。もちろん、待合室で他の受験生と話すのもありです。
④面接回数が多い
民間就活では1日に面接は1回が基本かと思われますが、官庁訪問においては、1日に7〜8回は普通に行われます。何回も知らない人と面接を行うというのは結構気を使います。「面接をたくさん行なってもらえるだけ気にかけてもらっていてありがたい」くらいの心持ちでやらないと正直持たないです。。
2. 官庁訪問前に準備すべきこと
ここまでは官庁訪問の中身について述べてきました。ここからは、官庁訪問に向けてどういった対策をしていけばいいのかを述べていきます。
2-1. 説明会への参加
説明会の参加回数自体が内定を左右するものではない、と書きましたが、説明会参加を通じて、官庁から内定をゲットするための力を得ることができるのではないか、と個人的には考えています。それも含め、説明会参加のメリットを紹介します。すなわち、①採用担当に顔を売れる、②質問を通じて官庁訪問の練習ができる、③政策の理解が進む、です。
①の「採用担当に顔を売れる」。これはイメージしやすいと思います。説明会の参加回数は熱意を示す客観的な指標にもなりますし、よくいる人は採用担当からも、そして周りの受験生からも覚えられます。待合室で「あ、あなたが〇〇さんですか!よく説明会にいらしてましたよね」と話しかけられる、なんてよくある光景でした。コロナのおかげ(?)で、地方の方もオンラインで参戦しやすくなったので、積極的に質問もして顔を売りましょう。
②の「質問を通じて官庁訪問の練習ができる」について。自分は1年目の官庁訪問の時、「とりあえず説明会に参加しとけばなんか優遇されるんでしょ。オンラインルームにとりあえずログインしとけばいいや。テレビポチーゲームポチー」という感じの超絶不届き学生だったのですが、それだと勿体無いです。
職員の方から政策の話を聞いて、それについて気になったことを質問する…。あれ、この構造、どこかで見たことありませんか??
そうです、1-2の②で紹介しました、「原課面接」です。説明会に参加して質問を投げかけることを通じて、「この人の話の中でこういう課題が自分はあると思うけど、そこについてどう思いますか?」などと質問することで、質問力(あんまり〇〇力というのは好きではないですが)がついてきます。職員からいい話を聞き出し、学んだことを整理し、それを人事面接で端的に伝えることが官庁訪問では求められますが、そのうち、「職員からいい話を聞き出し、学んだことを整理する」という段階は説明会で練習できるのです。これを生かさない手はありません。
質問をするのが恥ずかしいという方は、最初は質問を「考える」だけでも十分です。職員の方から何かいいことを聞き出せないか、と考えるだけでも力はつきます。おそらく、最初は「福利厚生はどうですか」とか「一番やりがいを感じた場面は?」みたいな浅い質問しかできないと思いますが、政策の話を何回も聞いているうちに、「このあたりに課題がありそうだ」という勘が身についてきます。
私も、最初は「説明会で質問してる奴なんか人事に媚び売っている学生でしょ。こういう輩とは関わりたくない」と思っていました。。しかし、上述のように、彼ら彼女らは説明会での振る舞いを通じて官庁訪問でも良いパフォーマンスを発揮したのか、内定をもらっている方が多い傾向にありました。当初の私のように斜めに構えず、気になることをどんどん質問してみてください。
③の「政策の理解が進む」について。これもイメージしやすいと思います。訪問する省庁がどんなことに問題意識を持っていて、それを解決するためにどんな政策をうっているのか、はある程度知っていないといけないと思います。その点で説明会は有用です。もっとも、知識だけ持っていてもそれ自体が評価につながることはありません。事実、私が訪問した1つの省庁については、めちゃくちゃ政策を勉強していったのですが、変に知識があるゆえに原課面接で政策に関する深い議論ができず、低評価になってしまった苦い経験があります。この記事を読んでくださっている皆さんも、頭でっかちにならないよう、十分気をつけてください。
2-2. 面接カードの準備
面接カードについては、入念に準備を行いましょう。
省庁のホームページに昨年のエントリーシートの形式が落ちていたりするので、それをダウンロードして、早め早めに準備すると良いです。省庁によっては昨年と設問を変えてきたりもしますが、基本的には同じなので安心してください。
初対面の面接官との話のネタを提供してくれるのは提出したカードです。それが面白くないと思われるといい評価には繋がらないため、出来るだけ工夫をすべきと思います。
一例ですが、趣味・特技を書く欄があったとして、単に「趣味:旅行」と書くのではなく、後ろに興味を持ってもらえそうな事項を補足的に書いてみると良いです。
上の例でいうと、「趣味:旅行(旅先での珍道中)」みたいな形で書くと、興味を持った面接官が「この珍道中っていうのはどういうこと?」と聞いてくれ、話が盛り上がります。
あと、そもそも論ですが、カードに書けるような活動をしていないと、やはりネタがなくて厳しいと感じました。「就活のため」と気負わずに、大学1年のうちから自分が面白いと思ったことをどんどんやってみると良いです。私の場合、自分の大学にしかないような珍しいサークルに入っていたのでその話をしたらめちゃくちゃ盛り上がりました。
面接官の中には、「ボランティアみたいなものを就活のためにやっているのは気に食わん!」という人もいました(かなり年上の面接官でした)ので、あくまで自然に、自分の興味あることを思う存分やってみてください。
ほぼ毎回聞かれる志望動機についてもこちらで書いておこうと思います。ポイントは、「自分の軸をしっかり持つ」ことです。自分の軸とは、「省庁に入ってこういうことがしたい!」というものです。例えば、「総務自治・国交・農水」と回っている人なら、地方活性化に取り組みたいのかな、となんとなく推測できます。
また、志望動機は、よく言われますが、原体験があって、それを元にこういう問題意識ができたので、それに取り組みたい、という構成にすると説得的です。以下に、良い例と悪い例を書いてみます(良い例も悪かったらスミマセン)。ちなみに私の志望動機でも、特定の誰かの志望動機でもなく、適当に考えたものです。
悪い例:私は、誰もが安心して安心安全に暮らせる社会を実現したいと考え国土交通省を志望します。貴省は〇〇や▲▲に関する法整備といった、より便利な社会の実現に向けた重要な分野を所管しています。私もそこに非常に興味がありますので是非▲▲の業務に関わっていきたいです。
良い例:私は、誰もが安心して安心安全に暮らせる社会を実現したいと考え国土交通省を志望します。私は〜〜地域という限界集落で生まれ育ち、〇〇や▲▲という危機感を覚えました。そこで、××や□□といった多様なツールを持つ貴省でそういった問題の解決に取り組みたいと感じ、志望しました。
悪い例は、誰でも言える抽象論しか述べられていないのに対し、良い例では、「〜〜地域という限界集落で生まれ育」ったという、自分にしか語れない経験に基づいています(その具体的な中身は面接で話す必要がありますが)。自身の過去の経験を振り返ってみて、よく吟味することが肝要です。
2-3. 政策の勉強
省庁が所管する政策はある程度詳しい方が、基本的な説明を省略できるので、原課面接でも深い議論ができます。もちろん、タダの政策オタクになるだけでは意味がないので、「この政策はどういうところに課題があるのだろう??」「この政策はこういう考えに立脚しているけど、別の考えに基づくとどうだろう?」など、考えを巡らせてみるとさらに勉強になります。
各省庁は基本的にかなり多岐に渡った分野を所管しているため、政策について隅から隅まで知っておく必要は全くありません。自分の興味ある分野や、自分が実現したいと思っている社会の実現のために関わっていきたい分野について特異的に詳しくなっておく、というスタンスで問題ないです。あまり知らなかった分野については、官庁訪問中に嫌でも勉強することになりますので、そこは人事課の面接で「知らなかったことを知れて勉強になった」と言えば大丈夫です。
2-4. 情報収集
官庁訪問を巡っては様々な噂が渦巻いています。だからこそ、正しい情報が非常に重要です。私の記事に書かれた情報を含め、大学のキャリアセンター、先輩の口コミなど、あらゆる情報網を駆使して正しく有益な情報をなるべくたくさん集めましょう。
実は私は友達に国家総合職を受験する人があまりいなかったこともあり、メルカリで某予備校の合格体験記を購入しました(6000円くらいしました笑)。貴重な情報には惜しみなく課金すべきと思います。
2-5. 想定問答集の作成
ESが完成したら、それに沿って想定される質問を書き出し、想定問答集を作成してみましょう。私の場合は80問ほど作成しました。作ったことで安心材料にもなりますし、それを友人に見てもらったりすることでブラッシュアップできます。
想定問答集を作る際に意識して欲しいことがあります。それは、ある経験(サークルでもバイトでも良い)があったとして、①なぜ始めたか?、②どんなことをやったか?、③それをやる上で苦労はあったか?、④その経験や苦労から得たことはあるか?、⑤その学びを入省後どう活かせるか?、という一連の流れを全て説明できるよう整理しておくことです。私たち学生は、上に挙げた要素のうち、②にフォーカスを当てがちで、「カンボジアで小学校を建てて子どもたちを救わないといけないのかなあ」などと悩みがちですが、それほど高尚なことをやらなければいけないわけではありません。自分なりに頑張ったことを、上に挙げた要素に従って整理してわかりやすくお話しすれば、必ずや相手も納得してくれるでしょう。
参考までに、よくある質問を挙げておきます。
Q.国家公務員の志望動機
Q.国家公務員をいつから目指していたか?
Q.地方公務員や民間ではなく国家公務員なのはなぜ?
Q.その省庁の志望動機
Q.志望省庁に入ったらどんなこと(今ある政策に限らない)をやりたいか?それを通じてどんな社会を実現したいか?
Q.(説明会に参加していた場合)一番印象に残っている話は?
Q.(第2クール以降)ウチへの志望度の変化はあったか?他の省庁の印象は?
Q.自己PRを1分で。
Q.この分野をやりたいなら▲▲省(訪問省庁ではない)ではないのか?
Q.訪問省庁の軸は何か?
Q.ストレス発散方法は?
Q.趣味や特技を通じて成長した部分は?それを入省後どう活かせるか?
Q.サークル(orゼミ)はなぜ入ったか?どんな活動をしているのか?
Q.苦労したこと/挫折を通じて学んだことは?それを入省後どう活かせるか?
Q.面接カードに書いてあること以外で頑張ったことはあるか?
Q.苦手なタイプはどんな人か?そういう人とどう付き合うか?
Q.周りの人や友人からはどんな人と言われることが多いか?
Q.あなたは50年後の日本はどうなっていて欲しいと思うか?
2-6. ノートの作成
官庁訪問においては、待合室で待機する時間が非常に長いです。ですので、何かしら時間を潰すためのものを持っていくと良いのですが、その時に、説明会で聞いたことや政策について考えたことに関して、あらかじめ官庁訪問ノートを作って持っていくと、頭の整理もできて非常に有用です。ノートはお好みで作成されるのが良いですが、自分は説明会のメモを全てパソコンのメモでとっていたので、それをwordにうつし、pdfに変換してコンビニのコピー機で印刷して持っていきました。ページ数としては15ページくらいでした。
他の受験生の中には、説明会で配布された資料を全て印刷して持参している人もいましたが、全て見返している時間も精神的余裕もないので、要点や自分なりの考えを書き記したコンパクトなものを作成すべきです。
2-7. 逆質問集の作成
これは「あるといいな」くらいのものなので、余裕があれば、ではあります。原課面接の際には何の説明もなくいきなり「〇〇くんは何か質問ある??」と聞かれることがあります。「〇〇省で働く上で大事なマインドは何ですか?」のような、どんな職員の方にも聞けるような質問を2〜3個用意しておくと安心です。
3. 再チャレンジについて
私は再チャレンジで何とか成功したのですが、再チャレンジの際にはリスクヘッジを的確に行うべきだと強く感じました。「今年は失敗したけど、1年しっかり対策をすれば、まあ来年は内々定もらえるだろう」と、大学受験の浪人の延長線上で考えるとかなりきついです。大学受験の場合は、ある程度努力と結果が比例しますが、官庁訪問に関しては努力と結果が比例している感じがあまりありませんでした。それは、採用活動においては面接官との相性といった不確定要素が絡んでくることが一因としてあると思います。
ですので、「大学院に籍を置いて、失敗しても来年民間で就活する」、「就職留年しながら民間の内定を得ておく」など、失敗した時の逃げ道を用意するのが精神衛生上も良いです。再チャレンジのための留年については、面接でもちろん突っ込まれますが、「昨年官庁訪問に失敗したので再チャレンジしようと決めており、親にお願いして留年いたしました」などと説明すれば大抵は納得してくれました。
3-1. 再チャレンジに向けてすべきこと
再チャレンジに向けた努力としては、①課外活動をする、②資格を取る、③自己分析・省庁研究を再度行う、④面接練習を行う、などがあると思われます。
①の課外活動については、珍しいものに取り組むと面接官が興味を持ってくれる可能性が高まります。「コミュニケーション能力を磨くためにカフェでバイトした」という場合を例にとってみると、単に「その辺のカフェでバイトをした」というのではなく、「アキバのメイドカフェでバイトした」くらいのインパクトが欲しいところです(例は適当です)。「どんな活動をすれば志望省庁の面接官に関心を持ってもらえるか」を考えて工夫してみると良いかもしれません。私は、志望省庁が所管している分野の博物館を複数めぐってみる、ということをやったりしました。
②の資格については、それこそ司法試験や会計士試験など相当目を引くものでないと、特にアピールにはならないです。そもそも、面接で書かせる省庁は多いですが、あまり面接では触れられないです。資格を取るのも良いとは思いますが、せっかくやるなら少し趣向の変わったものにチャレンジすべきと思います。
③と④の自己分析や面接練習については、失敗した時に「試験対策に追われ全く自己や省庁の分析ができていなかった」「面接は官庁訪問が初めてだった」という場合以外は、あまり上積みが望めないのではないかと思います。失敗した原因は何だったのか、人によって取るべき対策は異なります。単に「面接官との相性が悪かった」などの場合、自分ではどうにもなりません。私の場合は、試験勉強に注力するあまり省庁研究を全くしていなかったことが(おそらく)失敗原因だったので、昨年と訪問先を大きく変え、省庁の研究や自己分析に再度取り組みました。また、予備校の単発講座なども活用し、良くなさそうなところを指摘してもらう、といったことをやりました。
まとめとしては、「官庁訪問に失敗した原因をしっかり分析し、その改善に向けた的確な対策を全力で行う」のが大事ということです。
3-2. 同じ省庁への再訪問について
昨年訪問した省庁と同じところを訪問することについても触れます。再訪問はより厳しい目で審査されていたように思います。私の場合、1つ再訪問した省庁があったのですが、採用担当が変わったにも関わらず、昨年提出したESがバッチリ面接官の手元にあり、「昨年のESにはこういうことを書いているけど、なぜ変わったの?」など、正直書いた本人ですら忘れているレベルのことを詰められました。。「1年で自分はこれだけ変わったんだ〜!!」と自信を持って話せる人でない限り、再訪問は避ける方が無難かも知れません。官庁訪問は3つまでしか省庁を回れないので、貴重な1枚のカードをドブに捨ててしまうことになります。参考までに、再訪問について聞かれたことを示しておきます。
Q.昨年ダメだったのはなぜだと思うか?
Q.(訪問先を変えた場合)昨年回った省庁を回らないのはなぜか?
Q.(再訪問した場合)なぜ今年もウチを受けようと思ったのか?
Q.今年1年はどんなことをやっていたか?
Q.今年1年を通じて自分のどこが成長したか?
Q.成長した部分を生かしてウチでどう働いていきたいか?
Q.昨年はこういう分野に興味があったようだが、趣向が変わったのか?
3-3. 進路選択について
再チャレンジにあたっては、①既卒(どこにも属さない)、②大学院(公共政策、ロースクールなど)に所属、③就職留年、といった選択肢があると思います。
①については、個人的にはリスキーと感じます。官庁訪問に再チャレンジで成功する自信がなかった私にはとれない選択肢でした。民間就活の際にも既卒だと不利に働くと聞いていましたし、それなら大学に残る方がいいと思っていました。
②と③については、なぜ大学院に進学したのか/就職留年を選んだのかをしっかり説明すればいいです。ただ、就職留年したか、大学院に進学したかによって、それほどガラッと評価が変わることはなかったように思いました(厳密に言うと比較はできませんが)。事実、ロースクールを卒業して司法試験を受験したという方が落とされていたりもしましたし、就職留年した旨とその理由を伝えれば問題ありませんでした。
4. 最後に
ここまで、自身の経験と周りの人の声などをもとに、官庁訪問の概要や対策等について、自分なりに考えてきたことを書いてきました。
私も官庁訪問をするにあたり、情報がなく非常に不安な気分になりました。この記事を通じて、1人でも多くの方が、「官庁訪問ってこんな感じで評価されるんだ」など、具体的なイメージを持ち、願わくば内々定を得ることができれば嬉しいです!
「具体的な省庁の訪問について知りたい!」「総合職試験の話は?」「この記事はここ変じゃない?」など、ご意見・ご要望がもしあればコメントでお寄せいただければと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
5. 参考になるサイト
私も、以下に挙げる先達の大変素晴らしい体験談や分析サイトを参考にしました。こちらも是非あわせてご覧ください。
・「官庁訪問(官僚の採用面接)で見ていること」
https://note.com/yasusensho/n/n7340cc2f9dde
・「国家総合職の官庁訪問に落ちたら、官庁訪問再チャレンジを目指すべきか」
https://www.asuka-ukaru.com/entry/2018/08/27/213000
・「【国家総合職内定者の官庁訪問体験談】質問集・クールの雰囲気を説明」
https://edublog.jp/archives/1790
・「★【④】官庁訪問体験記 2018'★」
https://nao-nao.hatenadiary.com/entry/2019/10/09/022007
・「官庁訪問体験記・その1」
https://ameblo.jp/udon-nooooodle/entry-11607618542.html
・「【官庁訪問体験記3】官庁訪問第1クール」
http://blog.livedoor.jp/tikyuu_karigurashi/archives/kantyouhoumon3.html
・「大学4年、官庁訪問第1クール初日」
http://komuingogo.livedoor.blog/archives/18912895.html
・「とあるオタクの官庁訪問【2年目】―①」
http://shobrighton.blog.jp/archives/49362076.html