見出し画像

私の先生は1歳3か月の娘です

モンテッソーリ教育という教育方法がある。

私はモンテッソーリ教師の資格を持って、実際にモンテ教師として働いていた。(現在育休中)

家の中では「教師」じゃなくて「母」でいたいので、自分の娘(1歳3か月)には何か特別にモンテッソーリ教育の活動をしようとは思わない。

でも、日常生活の中で大切にしたいモンテッソーリ的価値観はある。
というか、もはや私の価値観に染み付いていて取れないというかなんというか…

そのうちの一つが、「本物に出会わせる」
「本物」といっても、そう大層なことじゃない。
イラストの花より実物の花を触った方が、
匂いとか、
ひんやりした冷たさとか、
葉脈がどうなっているかとか、
色の濃淡とか、
どっちに向かって咲いてるかとか、
咲いてる場所による違いとか
気づきがいっぱいあるよねという話。

大人でもきっとそうだと思うけど、
言葉や概念が発達途中な子どもならなおさら、五感から情報を吸収する割合が高い。


「イラストの花」より「写真の花」、
「写真の花」(二次元)よりリアルな「フィギュアの花」(三次元)、
「フィギュアの花」より「本物の花」
という順番でたくさん情報が含まれてるし、単純に実物を見たり触ったりしてる方が楽しい。

モンテッソーリ教育では幼ければ幼いほどに具体物から始めて、すっごいスモールステップで抽象的な事柄に移行していく。



…とまぁゴタゴタ言いましたが、
正直そんなことはどうでもいいのですw

私が今回紹介したかったのはこれ!!!

だるまさん!!!!!!!!


手のひらサイズのだるまさん!!
めっちゃ可愛くない!!??


買った理由はこちら。

娘が大好きだるまさんシリーズ

「だーるーまーさーんーが!」
と読んであげると、体を左右に揺らし始める娘が可愛くて可愛くて。

でも娘が生まれる前からずーっと思っていたのです。
今の子ども達、「だるま」を見たことあるの?って。

で、確かに実物から学ぶメリットはたくさんあって、具体と抽象の行き来とか、読解力につながることとか、AI時代に読解力がなぜ大事なのかとか、色々言うことはできるけど!そんなことじゃないんだ!

今まで絵本で見ていたものが実物になるだなんて、めちゃくちゃ楽しいじゃないか!!という話!!

このだるまさんシリーズのおかげで、だるまに愛着が湧いてはや数年。
だけど、ここ10年ほど(いやもっと?)実物は見てない気がする。
もしかしてどこかの居酒屋とかにあったのかもしれないけど、意識してみたことないし、少なくとも私の記憶に残ってない。

そんなだるまさんを我が家に迎え、なんだか妙にテンションが上がる私。
あれだ、いつも画面越しに観ている推しの実物に会う感じって、こんな感じなのかな。

昔は可愛いなんて微塵も思わなかっただるまさん。(なんか髭面だしさ、怒ってるみたいだしさ。)
すっかり「だるまさんシリーズ」に洗脳されましたよ。

娘も楽しそう!

娘も興奮しながら、絵本を指差して一生懸命宇宙語を話してる。

なんか…無茶苦茶話してるwww
普段の彼女比3倍くらい。
宇宙語で真剣にだるまさんについて論じてる風の娘が面白い。

娘と一緒にだるまさんをたくさん転がして遊ぶ。
ふふふ、これで絵本のだるまさんが揺れている理由がわかったかな?

あ、バナナあるから、これは「バナナさんと」の実写版ができるな。
メロンも。いちごはもう季節終わっちゃったなぁ。

我が家は
フルーツもまずは丸ごと渡して遊んでもらうスタイル。
ちなみに上下縞々なのはパジャマだからです!



しょーもないんだけど、楽しい。
子どもといると素通りしてた日常や世界がすごく面白くなる。

本当はいつだって子どもが先生。
これからも面白くて楽しい世界をたくさん教えて欲しいなー。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?