自分をきらいになるとき―PMSと私
「今回随分と荒ぶってるね〜」
と夫が声をかけてきた。
私はPMSの真っ最中。
子どもが出したものは出しっぱなし、今週末に控えている模試の勉強もせず遊んでばかりいるので、雷を落としたのだ。
「キレ症発症中!」と子どもに言われて、インサイドヘッドのイカリのように大噴火。
その流れであれもこれも沸きあがってきて、「私ばっかり!みんな、自分の頼み事はしてくるくせに、私のお願いは聞いてくれないじゃない!!!!!」と。
冷静になれば、出したものを片付けなくて困るのは本人、模試のために勉強しなくて困るのも本人、頼まれごとだってやりたくなければ断ればいいのだ。
PMSになると頭で考える前にばーっと言葉が溢れだしてきてしまう。
こんなに言うつもりなかったのに。
あんなふうに傷つけるような言い方するつもりじゃなかったのに。
あとで後悔することばかり…。
そして、食欲が止まらないのもつらい。
食べたくないのに食べてしまう。
この時期、私の会社のデスクにはいつでもなにかつまめるように大量のお菓子が常備される。
甘いとしょっぱい、どっちも。
こういうのがPMSを悪化させるとわかっていても、職場で誰かに当たり散らさないためにはしかたない。
じゃないとイライラしてぶちまける可能性が高いから。
知り合いがPMSがひどくてパワハラとして社内で問題になってしまったことがあり、それ以来ピルを服用してコントロールしているという。(今は職場で理解を得られたそう。)
私もピル飲もうかなと考えている。
この自分が自分じゃなくなる感覚や1ヶ月のうち大半が調子が悪いのも本当に嫌だ。
気分の波が激しくなって、怒り、悲しみで揺さぶられて、消えたくなるのを繰り返している。
近々、婦人科で相談してみよう。
キレ症
この言葉、結構胸にグサリときたなぁ…。