みんなでzoomやってみた
私は愛知県の農村生活アドバザー、地区の仲間が18人います。
メンバーは、お花を作っていたり、野菜、養豚など、地元の農家の女性で、年齢は50代後半から65歳まで。
毎年、自分たちで考え、話し合って、決めて、活動をしています。
本年度は「地元の野菜を使った料理教室」と、決まっていたのですが、コロナ禍で、いろいろなイベントもキャンセルになる中、私たちの活動も変更することになりました。
話し合いと称して、みんなで集まったり、たまには食事をしたり、そんな時は仕事の話、悩み、家族のこと、知らないことを教えてもらったりと、わいわい楽しい仲間です。そんな仲間と会えない、一緒に活動できない、いつまで続くかわからないコロナの状況に寂しさを感じていたのは私だけではありませんでした。
そこで思いついたのはzoomでした。
私はコロナ禍になってから、友人の誘いで参加したSNSのグループでzoom会に参加したことがありました。そこで、遠く離れた人とも簡単に話が出来る、何より、一度に大勢の人顔を見て話すことが出来て楽しかったので、zoomをやりませんか?と、提案してみました。
18人の仲間、もちろんスマホは使いこなしていて、このメンバーの連絡ツールとしてライングループも普段から活用していますが、パソコンを使える人は私を含めて...何人と言いたいところですが、ほとんどいませんでした。
「やってみよう!」
と、言うことになりました。
と言っても、私もzoomに参加したことはあるけれど、詳しいわけではなく、県の普及課の担当者に相談して勉強会をしようと支部長さんが段取りをしてくださったのですが、県では別のシステムでテレビ会議をしているのでzoomは詳しくないとのことで、勉強会は流れてしまいました。
まぁ、とりあえずやってみよう!!
と、グループラインにzoomのやり方を共有していきました。
アプリケーションソフトを取り込むことから始まって、ここをこうやって、ああやってと。
私もスマホでzoomをやったことがなかったので、ネットで調べて、理解した風に、みんなと情報を共有してみる。
近所に住むAさんとYさんはスマホを片手に
「ここまでできたけどこの後どうする??」
と、家まで訪ねてきた。
なんか、みんなできそうな感じ??
「とりあえずやってみる??」
私もおっかなびっくりzoomを作ってみんなを招待してみた。
一度目は、すんなりzoomに入って話が出来た人は半分くらい。
そこで話して分かったことはみんな分からないことは子供や家族に聞いて、挑戦していたようだった。
上手くできなかった人ももう一度、二度とやってみるうちにzoomに参加できる人が増えていって、何度目かには全員でzoom会議と称して定例会を開けるまでになった。
さて、一応みんなでzoomが出来るようになったので、次はzoomで講演会をやってみよう!!
農村生活アドバイザー、みんなで学びをする場所でもあります。
世間ではステイホームやリモートワーク。生活のスタイルが変わって、お家でのんびり過ごしたしているようですが、農家はそんなの関係ない!!で、畑にハウスにと変わらず仕事しているのではないでしょうか。
紫外線浴び放題、どうせ誰にも会うことはないんだからと、自分のお肌のお手入れもままならず、気が付けばシミだらけ、しわだらけの私たち。
そこで、12月に基礎化粧品の開発と販売をされている友人に講師をお願いして、基礎化粧講習会をzoomで開催しました。
モデルか女優か!と、思うような美しい先生のお話、みんな食い入るように聞いていました。zoomだと、先生が実際にお手入れの方法を実演してくださるのを家にいて見られるのがいいよね。
講習会の後、ドラックストアーに化粧品を買いにいったり、先生の教えてくれた泡立てる洗顔をやり始めたりと、それぞれお肌のお手入れをするようになったようです。
そして、年が明けて、2021年。コロナは終息するどころか、緊急事態宣言の真っただ中。来年度の役員さんを決めたりと定例会も引き続きzoom会議で。
私たち農村生活アドバイザーのステイホームです。
みんなで上手にzoomを使いこなせるようになりましたが、やはり、みんなで集まって、おしゃべりしたい、食事会したい、研修旅行にも行きたい!!
今度は実際に先生にお越しいただいて、メイクアップを教えてもらいたい!
それにはまず、コロナさんにおとなしくしてもらわないと。
それまではzoomでステイホームします。
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