あなたはどちらを意識したい?速読or深読?
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
突然ですが、みなさんは読書をするとき、速読を意識して行いますか?深読を意識して行いますか?
私は深読派です。
今回は意見が偏ってしまいますが、私がなぜ深読派なのか、その理由についてお話していきます。
速読と深読とは
速読とは?
これはよく聞くことがあるかもしれませんが、一言でいうと本を速く読むということです。
巷では速読トレーニングや速読教室などもよく耳にしますので、速読への関心はまだ衰えていないことがわかります。
もちろんこれが実現すればインプットの量が増え、知識量が増えるので、夢のある技術ではあります。
深読とは?
この言葉はあまり広く知られていない言葉ですが、漢字の通り一冊を深く読むということです。
これを実現するためには、何度も読む、アウトプットを習慣化するなどの方法などがあるようです。
これだけ聞くと少し深読はつまらなそうに思えるかもしれません。
また、速読派の人は深読しながら速く読むにきまってるというかもしれません。
なぜ、私は深読の方がいいのではないかと思っているのでしょうか?
速読のデメリット
実は残念なことに科学的に文章を読むペースよりも速く理解することは不可能であると言われています。
そのため、インプットを目的とした速読には意味がないということになります。
つまり、どれだけたくさんの本を速読しても頭に入っている情報はわずかであることになり、効率よく情報を収集するという意味では本末転倒と言えると思います。
深読のメリット
読んだ本の内容が思い出せない。
なんとなく内容は理解した気がするけど、誰かに話せるほどではない。
私もこのような読書をしてしまうことが多々ありました。
せっかく知識として自分に取り込むのですから、使える知識にしたいですよね。
深読の大きなメリットは使える知識になるということです。
さらに、深読を繰り返すことでパラパラめくって理解をするようなレベルの速さにはならないものの、理解度は保たれたまま少しずつ本を読む速度が上がっていく効果もあります。
余談ですが、英語の学習でもまずは精読をして文の構造や意味を正確に理解してから、多読に移るという印象がありますので、読書でも深く読み、その内容を熟知することで、副次的に速く読めるようになってくるのだと思います。
深読派の著名人とその主張
〇樺沢紫苑先生
重要なのは、本を読む速さではなく
本を読む冊数でもなく
「本を読んだらアウトプットする」
私は速読を習ったことはありません。
このように動画でお話しされています。
また、樺沢先生の深読については、他の動画や書籍でも読むことができます。
〇メンタリストDaiGoさん
一日に5冊もの本を読むとされるDaiGoさん。
慣れてくると速く読むようにもなれるけれど、文字を認識することができる以上のスピードで本を読む方法は科学的には見つかっていないわけです。
(割愛)
知識を手に入れたいという意味での読書としては、慣れていくことによって速く読めるようになるということはあるけれど、いわゆる速読のトレーニングを主張しているような人たちのようなスピードで読むことはできません。
※下記のブログより一部を抜粋
このように速読によってインプット効率を高める効果は実証されていないと話す一方、速読をすることで、メンタルには自信を持ったりポジティブになったりなどいい影響があると話しています。
〇MBさん
この動画の中で、一冊を徹底して読みこむことが重要で、本を読むことを目的としてはいけないと語っています。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
みなさんはどちら派ですか?
さいごに紹介した著名人の方々に共通している点としては、読んだ内容をアウトプットして自分のものにしているということのような気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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