見出し画像

【写真日記】いざ!金華山・岐阜城天守閣に登る① 飛騨から美濃へ~岐阜公園をゆく

シルバーウィークの最終日、私は夫と共に、車で岐阜市へ向かいました。
目指すは岐阜城
岐阜市内を流れる長良川の横に聳え立つ金華山と、その頂にある岐阜城天守閣を目指して出かけました。

今度こそリベンジ!

実は3か月ほど前の今年6月、私は岐阜城(天守閣)を近くで見てみたくて、お城がある岐阜公園に行ったんですよね。
ところが、せっかく金華山ロープウェイに乗ったというのに、途中で雨がザーザーと降り出してしまい、天守閣へ登るのを断念。
山頂駅近くにある展望台レストランで遅めのランチを食べて、そのまま金華山を下りたのでした。

天守閣を目前にしながら、諦めて下山するという…蛇の生〇しみたいな状況で帰宅したので、本当に残念無念でした(泣)。
だから「いつかまた行ってみたい!」と切望していたのですよ。

そこで、台風一過の秋晴れのこの日、夫と共に岐阜へ行ってみることにしました。

地図で確認・岐阜市までの道のり

岐阜市までは、以下のルートで向かいます。

Googleマップより「高山市から岐阜公園まで

高山市から岐阜市(岐阜公園)までは、上の地図の通りです。
Googleマップだと「1時間46分」と出ているけど、途中、休憩を入れたり、高速道路を下りた後の道路の混み具合を考えると、2時間以上はかかりそうです。

同じ県内だけど…。高山市と岐阜市、昔は「飛騨国」「美濃国」と分かれていたくらいなので、結構遠いのですよ。

いざ出発→ひるがの高原SAでおやつタイム


いつものように車に乗り込み、自宅を出発。
東海北陸自動車道に入り、ひたすら南下します。

高山市から郡上市に入ったところで、ちょっと一休みしましょうか。

…ということで、途中、ひるがの高原サービスエリアで休憩して、ソフトクリームを食べました。

このSAに来たら、これを食べないといけないのだ。

じゃーん!もこもこソフトクリーム
通常のソフトクリームと同じ成分だけど、見た目がかわいい。

SAには部活の遠征移動中の中学生がたくさんいました。
そうか、部の練習試合もいよいよ解禁なのね。

ソフトクリーム屋の前にいる牛さん。

空色の子牛さん。

ここひるがの高原は、乳製品が美味しいのですよ。
ここに来ると必ず食べちゃうのが、ソフトクリーム。今回も美味しくいただきました。

満たされた後は、また車に乗り込み、岐阜市に向かって走り出しました。

こちらは郡上市内の様子。左に見える川は長良川。


岐阜城が見えてきた!


さて、車は山から平野部へと下りてきました。
途中、関インターチェンジで高速道路を下りて、今度は下道を走ります。

大型ショッピングセンターが沿道に並ぶ一般道路を通って行き、やがて、岐阜市に入りました。

住宅街の通りから、緑に囲まれた一車線の道路へ。

家と家の間に畑があり、空き地があり、山や緑があって、とてものどかな雰囲気。
おや、正面のとんがった山の頂に、何かが見えます。

更に車を走らせると、右手に河川が見えてきました。これは長良川です。

写真中央、川沿いのひときわ高い山に注目!あれはもしや…!?

そうです!山の頂にちょこんと見えるのが、岐阜城天守閣です。

おぉ、見えてきました!

このまま直進していき、ようやく金華山の麓にだどり着きました。


さて、ここから駐車場探しなんですが…。

前回、私が岐阜城を訪れた時は、平日で、しかも雨降りの悪天候。だから、そんなに混んでいなかったんですよね。なので「岐阜城はいつも空いている」と勝手に思い込んでいました(汗)。

ところが、この日はシルバーウィークの真っ最中。
(当然ですが) 金華山に近づくにしたがって、車も、また、歩道を歩く行楽客も、どんどん増えていることに気が付きました。

岐阜城って、こんなに人気があるスポットだったの!もうビックリ。(←岐阜市の皆さん、スミマセン💦)

岐阜公園の入口に近い駐車場は、全て満車で停められず、少し離れた駐車場に回りました。

私たちが停めたのは、ピンクの〇のところ。
岐阜公園(岐阜市公式ホームページ)より

ありがたいことに、ここは無料でした。
しかし、かなり混んでいますよ。大丈夫かな…。

かなり奥まで突き進んで、ようやく一台分空いている所を見つけました。(運が良かった…✨)

駐車場の中。混み混みでした。

車を下りて、ここから岐阜城がある岐阜公園へと向かいました。

岐阜公園までの道のり・プチ散歩


私達以外にも、たくさんの人が岐阜公園に向かって歩いていたので、皆さんが進む方向へ一緒についていきました。

駐車場を出て歩道を歩きます。左手の橋を渡った先にあるのは護国神社。
護国神社を過ぎると、木陰の道へ。緑が多くて、お散歩にはもってこいの場所。
この橋を渡ります。
橋を渡ると見えてきた岩肌と池。ここは御手洗池。池沿いの道を更に進みます。
げっ!ここは猪が出るんですか!人が多い日で良かった。
御手洗池を過ぎると、「ちびっ子天下広場」という名の児童公園が見えてきました。
ここで遊んだら、三英傑のようなスケールの大きい子に育ちそう。
児童公園を過ぎると、「瞑想のこみち」の看板が見えてきました。
もう既にバテ気味の私達。もう少しだよ、ガンバロウ!
地味に長い階段を登っていきます。
前方を見ると道が二手に分かれていました。
左の階段道は、金華山の頂へ続く登山道「瞑想のこみち」。
私たちはロープウェイに乗りたいので、右の道へと進みました。
森の中を歩きづけて、ようやく平たい所に出てきました。
あののぼり旗は、ロープウェイの旗ですぞ!(←見覚えあり)

「どこから岐阜公園なのか?」イマイチよくわからなかったけど(汗)、とりあえず、無事に公園内に到着したようです。

「岐阜城跡」は国史跡なんですね~。

私たちが歩いてきた道。振り返ってカメラでパチリ。

この森の中の道を歩いてきました。木陰で気持ち良かったです。

お昼ごはん「むらせ」の田楽


公園内に辿り着いたものの、ふと時計を見ると、そろそろお昼ご飯の時間です。

人の混み具合を見ると、展望レストランは混雑しそうな予感。
そこで、まだ空いている今のうちに、ササっとランチを済ませることにしました。

…と、ここで、ふと目に入ったのが、こちらのお店「むらせ」さん。

むらせさんの店構え。いい雰囲気です。

単品の場合は、外での飲食になるそうですが、定食を頼むのなら、店内に入って食事ができるとのこと。

せっかくなので、店内でゆっくりいただくことにしました。

創業明治35年。歴史を感じます。

奥には、畳の座敷と椅子席があり、私たちは椅子席に座ります。

田楽の定食は、「とふ」(豆腐)と「いも」の二種類あり、私たちは「とふ田楽」を選びました。

こちらが「とふ田楽」の定食。山椒のいい香りがしました。

私たちのお隣の席のご婦人方は、「いも田楽」を頼んでいました。
お隣に届いた定食を横目でちらりと見ると、そちらも美味しそうではありませんか。次回また訪れる機会があれば、今度は「いも田楽」にしてみよう✨

外で食べる時は、ここで注文します。

素朴で美味しいご飯でした。量も、シニアの私達には、ちょうどいいボリュームでした。ごちそうさまでした。

織田信長公居館跡

食事を済ませた後は、少し足を延ばして、公園内にある「織田信長公居館跡」に行ってみることにしました。

ここが織田信長公居館跡地への入口。
金華山の裾野に建てられたこの居館。
当時はかなり豪華で壮観な建物だったようです。
また石段を登ります~!信長もここを歩いたのだろうか?
立派な説明看板。

信長は、美濃を征した際に、「稲葉山」と言われたこの山を「金華山」と名を改め、山頂には岐阜城を築き、山麓に屋敷を建てました。

その山麓の屋敷跡が、ここ織田信長公居館跡なのです。

発掘調査によって、当時の館の様子がいろいろわかったそうですよ。
すぐ横に、ぎふ金華山ロープウェイの麓駅があるため、ロープウェイが行き来している様子がよく見えます。
奥に見える三重塔は大正時代に建てられたもの。
居館跡地をぐるりと歩きました。

※信長ファンの皆様へ…下のサイトを覗くと、発掘調査の結果をデジタルアーカイブで見ることができますよ。(岐阜女子大学・作成)



暑い中、発掘現場の雰囲気がいまだ残る居館跡地をぐるりと歩き、ここにかつてあったであろう信長の館をイメージしたのでした。


…ということで、さて。それでは、そろそろ行きましょうか。

いざ、頂の天守閣へ!


②に続く


いいなと思ったら応援しよう!

Emiko(シモハタエミコ)
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは旅の資金にさせていただきます✨