身体にピタッとフィットするTシャツを着てみたら・・・
今日はとても暑い。
最高気温は28度。青空が広がり、とても良いお天気だ。
適度に風が吹いているので、窓を開けていれば、家の中に心地よい風がスーと入ってくる。
外に干していた洗濯物はパリッと乾き、とっても気持ちが良い。
◇◇◇
今日は日中、暑くなるという予報だったので、ピッタリめの五分袖Tシャツを着てみた。
襟首が大きく開いていて、デコルテがしっかり見えるし、身体にピタッとフィットしているので、身体のラインも出てしまうヤツ。
随分前に、無印で買ったものだ。
コットン100%で着心地はとても良いのだけど、何せ「ピッタリフィット」なので、着るのが恥ずかしくって、長い間タンスの肥やしにしていた。
これを買った当時は「私にも着こなせる!」と思ったのに、いざ家で着てみたら、あまりに身体の線が出すぎるので、躊躇してしまったのだ。
あの頃は、更年期のスタート時で、今より体重が多かった。二の腕やお腹周りにも贅肉がついていたので、このTシャツを着ると「ハムみたいなおばちゃん」が鏡に映る。
今までにも何回か着てみたけど(←Let's try.笑)、やっぱり「ハムのようなピチピチしたおばちゃん」が現れるので、その度に、このTシャツをタンスの奥にしまって、そっと封印するのだった。
◇◇◇
ところが今日、また、あのTシャツをタンスの奥から引っ張り出してみた。
何となく「今日はこれを一日着てて過ごそう!」という心境になったのだ。
とりあえず着てみる。
あれ?意外とイケるかも・・・。
少しムッチリした感じたけど、気にしなければ大丈夫な範囲内。
そういえば・・・。
私が住んでいる町に観光でやってくる外国人のおばちゃん達(欧米人や南米系の人たち)を見ていると、全身ムチムチした服を着ている人が多い。
日本だと絶対にあえりえない服のチョイスなんだけど(汗)、向こうの人たちは、自分のボディに愛と誇りを持っているのだろうか。堂々と、身体のラインがバッチリ出る服(ピチピチTシャツにムチムチのスパッツという組み合わせ)を着て、町を闊歩している。
自分が好きで、自分が快適なら、人目など気にしないで「自分が良い」と思う物を着れば良い。・・・そういう姿勢をビシビシと感じて、こちらもスカッとして気持ちが良い。
年齢や体型なんて気にしないで、着たい物を素直に着る。
自分が心地よいと感じる物を、好きなように自由に着る。
腕から胴回りがムッチリした肥満型の体型の人でも、お尻がすごく大きい下半身デブ体型の人でも、堂々とピッタピタの服を着ていて、見た感じ、結構オシャレだったりする。
ああ、いいなぁ~。気持ちよさそう。
そんな海外からのおばちゃんたちの姿に、私は励まされてきた。行きずりのすれ違うだけの旅人の彼女たちから、私も少なからず影響を受けてきたようだ。
◇◇◇
・・・ということで、今日はピッチピチのボーダーTシャツを着て、一日を過ごしてみた。
うん、気持ちが良いぞ~。
人って、自分が思うほど、他人の服装なんてそれほど見ていないもんだわ(笑)。
若い頃は、「そんな服装、はしたない」と横からグチグチ言ってくる人がいて、それに黙って従っていたけど、私ももうオバサンだし、先行き短いのだから(笑)、死後に「もっとオシャレしたかった~」と後悔しないよう、自由に着たい物を着て楽しもう・・・と思った。
◇◇◇
最後に・・・。
今回、ピチピチTシャツを実際に着てみて、気がついたこと。
それは、
身体のラインにぴったりフィットする服を着るときは、姿勢が大事!
ということ。
姿勢が悪いと、すごく老けて見えるのだ(汗)。
猫背なんて絶対にタブー。
顔を上げて、肩甲骨を寄せるような感じで肩を開き、胸を張って、立つ。そして歩く。
腰の位置にも気をつけ、骨盤を寝かせない。背筋を真っ直ぐ伸ばす。
・・・そうやって良い姿勢をキープしていないと、ピッチピチのTシャツは野暮ったくてダサくなるのだ。
身体のラインがモロ出しになるから、当たり前と言えば当たり前なんだけど・・・(汗)。
そうか~、今までの私は、ゆるくてゆとりがある服を着ることで、姿勢の悪さを誤魔化してきたんだなぁ・・・。しみじみ痛感。
そして、海外からの観光客のおばちゃん達は、姿勢が良かったからピッチピチが似合っていてカッコよかったのだなぁ・・・と納得。よし、この夏は「姿勢」を目標にしてみよう。