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貯金から「投資」へ~見えざる資産にかえていこう!~【仮説と検証】

おはようございます!
本日は、

貯金から「投資」へ~見えざる資産にかえていこう!~【仮説と検証】

といったテーマでお話ししようと思います。

こちらの続編になります。
前回同様、『投資』と聞くと「ん?儲け話か…?」と思われた方いらっしゃるかと思います。先に申し上げておきますが、そういった美味しい儲け話ではないので予めご了承ください。

私は約5年間、税理士法人・企業経理に携わってきた経歴と簿記2級を保持しています。そんなこんなで5年間で資産を約5倍に増やすことに成功しました。(不動産評価は除く)
ちょっと事前に知っておいてもらいたいのですが、資産を増やしたといっても私自身、あんまり物欲がないんです。高いものが欲しいとか、とびきり贅沢をしたいとも思わない。お金がないときはお金をたくさん持ったら、価値観かわるのかな…なんて想像しましたけど、結論、あまり変わりませんでした。ムダなモノには一円たりとも払いたくないし、必要のないものはいくら安くても買いたいと思いません。子どもはすぐおもちゃのガチャガチャをせがみますが、一瞬で無造作にリビングの床に散らばるのが目に見えているので、やらせません。笑 (`・ω・´)アカンで~
そんな私ですが、資産をスピード感をもって増やすことができた大きな要因はやはり「投資」。中でも今回は投資をすることで鍛えられる【仮説と検証】この視点にスポットライトを当てて解説していきたいと思います。


【仮説と検証】のサイクル

投資ってつまり、未来のために今、時間やお金を投下する。あくまでもリターンを目的としたビジネスです。これは株式でも仕事でもどんなことにも当てはまる法則です。

・ちょっと先の未来を想像する

「仮説を立てる」言葉にすると難しく聞こえてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。例えば天気予報を見忘れた朝でも、雲行きが怪しかったら折り畳み傘をカバンにいれて家を出ることありますよね。小さなお子さんと出かけるママなら、ランチにきっと洋服を汚すだろうから、着替えを用意したりスタイを多めに持っていくと思います。このように毎日何気なく仮説を立てているはず。この仮説を仕事や資産運用にも当てはめればよいだけなんです。
私自身、個別株式(日本株・米株)・投資信託・ゴールドと分散投資をしていますが、その中でも日本株個別銘柄に関してはまさに日本の未来を仮説して購入しました。
【銘柄】
サイバーセキュリティ関連
【仮説】
日本のデジタル化は今後さらに加速する。そのためにサイバーセキュリティ対策がかならず必要となる。

【根拠】
日本のデジタル化は世界的にみても低い水準。先進国の中では出遅れていると言って過言ではありません。

早稲田大学 研究活動HPより

とくに行政のデジタル化は急務。コロナウイルスの給付金の手配に多額な人件費と時間がかかったことはみなさんもご存じですよね。それもすべて行政のデジタル化が追い付いていないことが原因。私たちの生活にも影響が及んでいるのです。それだけではありません。もうひとつデジタル化が急務である要因。それは「人的供給制約」の波がまったなく押し寄せているという現実。みなさんも日本の少子高齢化はご存じかと思いますが、ただ人口が減るのではなく、働く人の数、つまり労働人口が著しく減少することが日本経済ひいては私たちの生活に大きなダメージとなるのです。

総務省【労働力調査】より

青い部分が労働人口、赤と白い部分をこの減り続ける労働人口で支えていかなければならないのです。そう…生産性の向上が極めて急務。政府および日本企業のデジタル化は避けて通れません。しかし…マイナンバーなどすべてがデジタル化されることに反対される方が少なくないと思います。その要因は「デジタル化により情報が盗まれたり、乗っ取られてしまわないか」という不安。ですからデジタル化とセットでサイバーセキュリティ分野が今後かならずさらに必要とされる。と、私なりに仮説を立ててみたのです。昨年2023年に本格的に買い増したサイバーセキュリティ関連株式のパフォーマンスは約105%の成長。つまり株価が1年間で約2倍になりました。私なりの仮説が世の中の需要と合致した、検証はつまり答え合わせのようなものなのです。なにごとも思考なしでは受動的な作業の連続になってしまいがち。仮説を立てるという癖は仕事でも私生活でも大切にするべきだと思います。

・【鉄則】安く買って高く売る

忘れてはいけないビジネスの基本。【安く買って高く売る】
いくら成長産業だからといって、今の値段がすでに急騰してしまっている場合は注意しなければなりません。もちろんこれからもっと成長する可能性を秘めているかもしれませんが、私は慎重なタイプ。

大好きなウォーレンバフェット氏の名言でもありますが、投資は「損をしないこと」が鉄則。「みんなが買っているから」「今、急騰しているから」などと自分で意味を理解していないのにも関わらず高値づかみをしてしまい、その結果急落して大損してしまう人は少なくありません。あくまでも相場よりも安く買えた時に儲けがでる。あたりまえの法則を決して忘れてはいけないのです。強欲はハイリスクです。私は上記の株式をPER6倍の時に購入。現在はPER11倍ほどに成長しています。つまり5倍の差異が利ザヤになるというわけです。これまでのお話は株式でしたがこの法則はビジネスの基本。さまざまなシーンで応用ができるはずです。

※PER=【株価】÷【1株当たり利益】
株価を、1株当たり利益で割って計算します。言い換えると、PERは、「1株当たり利益の何倍まで株価が買われているか」を示しています。一般的に、倍率が高いほうが株価は「割高」、低い方が「割安」と判断されます。

良質なお金の本

〇まとめ

【仮説と検証】というテーマでお話してきましたが、資産運用だけでなく普段の生活や仕事にも応用できる大切な考え方。
仮説を立てるということは常に物事に対して思考する癖をつけるということ。つまり受動的ではなく能動的に行動する。このひとつひとつの行動が未来の自分を創り上げていくのです。

本日もご一読いただきありがとうございました。



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