今日の授業_ひらがなの筆順【Quizizz】
ひらがなを筆順通りに書くって難しいんですよね。
たまに学習者が絵のように上手くひらがなを書いているのを見るとあっぱれ!と思います。
下から上にひらがなを書こうとする様子も「ああ、私にはそうやって書く発想はなかった!!」と驚いたり、「なるほど!母国語のルールがそうなっているのか!」と新しい発見があったりします。
一見、不思議に見える書き順ですが、彼らなりのルールがあるんですよね。
でも、筆順を覚えると一気にひらがな・カタカナ・漢字が書きやすくなるので、やっぱり、覚えておいて損はないと思います。
ひらがな筆順動画
ということで、今回は筆順動画を作ってみました。
宿題などレッスン外で練習するときに動画があると分かりやすいかな、と思い作成しましたが、ひらがな全部を作成しようとすると時間がかかりすぎるので大人の学習者には既存の素敵なひらがな学習アプリなどで練習してもらった方が効果的だと思います。
作り方
Canvaの「Facebook動画」を使いました。
「素材」から使用したいひらがなや手を選び、
「アニメート」の「アニメーションを作成」で筆順をなぞります。
パソコンでも可能なのですが、私は上手になぞれなかったので、
アニメーションを付けるときだけタブレットを使いました。
音声も入れることができます。
「共有」からmp4やGifで書き出すと完成です。
私はProアカウントなので使用できる素材が多いのですが、
無料アカウントでも十分に作ることができます。
ひらがな書くクイズ動画
作り方
正直なところ、Quizizzに教師アカウントを登録してもらって、
こちらを学習者に合うように編集してもらって利用してもらうのが一番簡単じゃないかな、と思います。
でも、ちょと頑張って作ったので作り方を紹介します。
先ほどと同様にCanvaでひらがな素材を使います。
書き順の数字を入力したのち、
「お絵描き」でなぞる方向の矢印を書きます。
Quizizzに移動して、クイズを作成したら完成です!
とっても簡単にできるのですが、自作するよりかは
既存にあるものの方が楽なので、もし、よければお使いください。
Quizizzは学習者アカウントがいらないので
アカウント登録など最初のややこしい部分をすっ飛ばして
すぐにクイズをスタートすることができます。
また、クイズの結果をPDF保存することもできるので、
「こんな時はこんな学習していたな」
「こんな文字を書いていたのか〜」と振り返りも可能です。
Quizizz 使い方
上記URLをクリックし、教師アカウントをご登録ください。
クイズの種類を選ぶ
私はClasssic Modeで行うことが多いです。
Customize
ひらがなを練習するときには、あから順番に行いたい時とシャッフルで行いたい時とあると思います。
「Customize」で確認しておくと良いでしょう。
クイズを共有
クイズのURLを「Join using any device」よりコピーをして配布します。
スマホでやってもらいたいときにはスマホにURLを送ったりQRコードを読み込んでもらうと簡単です。
パソコンで書く練習はマウスの操作が難しいので、デバイスが2つあるようなご家庭では、スマホやタブレットからQRコードを読み込んで入ってもらった方が練習になります。
学習者の画面
名前を入力してもらいましょう。
まだ、文字の入力に慣れていない人はここでつまづいてしまうことがあります。
最終確認
名前と人数が間違ってなければ「START」をクリックします。
学習者はひらがなをなぞって、完成したら「SUBMIT」を押すと次の問題が現れます。
結果の確認
教師は学習者が今どの問題に取り組んでいるか確認することができます。
全部終了したら「END」を押すと上記のような画面が現れます。
「Review Questions」より、学習者の書いた文字が見られるので確認しましょう。
終わりに
Quizizzのひらがなを書く練習はオンラインだからこそできるものだと思います。
なぜなら、もし別のひらがなを書いていても、クイズは次の問題へと進むことができるので、独学の場合は合っているのか間違っているのか学習者本人が確認できません。
だからこそ、教師がいる授業の時にやることで効果が発揮されると思います。
もちろん、宿題にすることも可能なのですが、間違ったまま何日も放置することをあまり良しとはしないともうので、ぜひ、授業中に使ってもらえるといいのかな、と思います。
今は少し時間があるのでこうやって自作教材をいろいろと試してみては、おもしろい!!!と楽しんでいる毎日なのですが、
そろそろ本気でお仕事を増やさなければならない現状もあるので、
好きな教材作成だけでなく就職活動もがんばります。
自作教材を作る際、こちらの『テストを作る』を参考にして作ることが多いです。何をするためのクイズなのか、どんなフィードバックができるか、作った後にポートフォリオとなり得るか、など教師と学習者にとって意味あるものを作成できたらと思っています。
就活があるので少し更新頻度が減りますが、今後もちまちまと教材を作りながら楽しんでいきたいとおもます。
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