見出し画像

下の子は姉と兄に振り回される運命だ


朝の肌寒さに合わせて厚着をしたら汗だくで日中を過ごしている。
この季節のベストな服装はどれだろう。

兄の習い事で親子行事


今日は兄のラグビーで1、2年生が交流遠足をする。
片道4kmを歩いて動物園へ向かい、みんなでお弁当を食べて動物園を散策する予定だ。

子どもだけでもいいが、保護者や兄弟姉妹の参加もオッケーなので
せっかくだから家族で参加しようと決めていた。

ただ末っ子の三女がRSウイルスにかかっている。

熱は下がり咳と鼻水が残っているが、呼吸器症状が消失するまで保育園は登園禁止となる病気だ。


私が三女と留守番しておこうかと夫に提案したら

「俺一人で子ども四人面倒見るの無理やけど。」
「車で集合場所まで行って動物園まで車移動させてる間、子どもらどうするん?」


動物園散策のあと朝に集合した学校まで4km歩くのは
次男(もうすぐ3歳)の体力的に厳しいし寝てしまうと思っての提案である。


確かに車を移動させるなら大人がもう一人いないと難しい…。
やむを得ず末っ子も連れて家族全員で参加することにした。

朝からドタバタで遠足へ


日曜日だが5:00起きで全員のお弁当を作る。

集合場所へ向かうのに一時間かかるので、8:30には家を出発しないといけないが
子どもたちが布団から出てこない!

『動物園に行くなら起きてー!』
と五回呼びかけてやっと子ども全員が朝ご飯を食べるモードになる。


急かしたくないけれど悠長な子どもたちにヤキモキする。
行事に遅刻したくない、周りに迷惑をかけたくない思いが強いんよね。


「〜せねばならない」「〜してはいけない」
を手放そうとしているが、40数年生きてきた性格を変えるのは簡単ではない

振り返れるようになっただけ成長していると思おう。

車で集合場所に向かっても遅刻ギリギリなので
やはり私と末っ子も行くしかなくなった。
しんどいかもしれないが、三女ちゃんお付き合いよろしくね。

いざ動物園へレッツゴー

夫が集合場所の学校前で私と子どもたちを降ろしてから動物園へ車で向かう。
車を停めてから歩くコースを逆走して合流すると約束し、私たちはみんなで歩いて移動する。

1年生メンバーは10名の参加。
コーチと保護者、兄弟姉妹が合わさり大人数で歩いていく。

川の飛び石渡りに挑戦


ちらほら紅葉していて季節が進んできている。
普段せかせかと焦って素通りしているので
景色を眺めながらみんなで歩くのは気持ちいい。


空の青さ、川の流れ、鳥のさえずり、子どもたちの笑い声、焼きたてのパンの香り

閉じていた五感が開いてくる。

トンネルはくぐりたくなる性分


私は抱っこ紐で前に9.8kgの三女、背中にずっしりと荷物が詰まったリュックを背負い
次女、次男と手を繋いで歩く。


いつになったら夫は合流するんやろう…。


電話でやりとりするも
「昼ご飯のパン買ってこようか?」
「飲み物いるかな?」
と言う返事である。

ありがたいのやけれど…

お願いやから早く合流してくれよ!

と心の底から願っている。
動物園に着く10分前にようやく追いついてくれた。長かったわ。

動物園を散策する

11:30に動物園に到着する。
学校を出発して2時間。もうすでに股関節がビキビキしていて運動不足を痛感する。

まずはお弁当タイム。
みんなでレジャーシートを敷き、ワイワイ言いながらお弁当、おやつを食べていてエネルギー補給をする。

子どもたちは冷凍食品多めのお弁当でも
「美味しい!」と喜んでくれてありがたい。

荷物を片付けて「どこから見に行く?」とみんなで移動するかと思いきや


さすが男子


気づいたら一緒にいたはずの子がいなくなっていて
我が子がどこにいるか把握するだけで精一杯。

いなくなったり合流したりをしながらゴリラやゾウ、キリン、ヘビなど子どもたちの見たい動物は見れたかな。

考え込んでいるゴリラ


末っ子も歩きたいのと抱っこしてほしいの狭間やけど
抱っこ紐には入りたくないと頭をぶんぶんと横に振るので終始抱っこで移動する。

私の股関節に続き腰も砕けてきた。

歩くのが楽しいよね


13:30に散り散りになったメンバー全員集合して、また2時間かけて歩いて帰る組と現地解散組に分かれる。

いつも保育園でお昼寝している時間なので
限界近い次男と三女がいるため皆さんにバイバイして帰る。


他のメンバーの親御さんとも話すことができたし、人見知りの私にしてはよく頑張った。


もう私の足も限界だわ。
明日筋肉痛がくるのが恐ろしい。
いや、年齢的に明後日かもしれないな。

車に乗ってしばらく進むと
三女→次男→次女の順に夢の世界へ誘われる。
よく頑張りました。

さぁ、帰ったら休む間もなく晩ご飯作りしないとな。
一週間分の買い出しは夫に任せよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?