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完璧主義の小1息子 どう声かけすればいい?


今週末に運動会があり
毎日体育で練習している長女と長男

5年生は100m走と綱引きなので
そんなに負担がないのと
娘は本番に強いタイプなので
運動会を「見に来てね」と楽しみにしている。


問題は長男


初めての運動会は50m走と玉入れ
種目的には簡単なのだろうけれど
玉入れの前にダンスがある。

これが完璧主義の長男には
かなりハードルが高い…。

元々ガラスのハートで
保育園でもダンスは棒立ちしているタイプ

みんなでやるなら心のハードルは下がるも
毎晩寝る前に

「間違わずにできるかな」
「いっぱい親が見てるの緊張する」
「もう嫌や!」

と常にキレ気味に言ってくる。

どれだけ練習で間違わずにできていても
先生に上手と褒められても
「〇〇のとこが上手くいかない」
と理想が高い。

昨晩も

「そもそもなんで運動会ってあるん!?」
「やらんでいいやん!」

と開催そのものにケチをつけていた。


これまでは
『そっかそっか、緊張するよね』
『練習してるし大丈夫やで』
『嫌なんやね』
『楽しんだらいいんよ』

とできるだけ息子に
寄り添う声かけをしていたけれど

私が眠たくて仕方ない
肩こりと頭痛が酷いなか
ずっとキーキー叫んでいるので


ぷちん…


『そんな嫌やったら休んだらいいわ!』
『先生になんで運動会あるんか聞いたら?』
『ごちゃごちゃ言っても仕方ないやろ!』

と言ってしまった…

直前までの寄り添う声かけが
一瞬で無意味になってしまった。

長男は
「もういい!」
とふて寝してしまって

残されたのは
やってしまったーと後悔する私。



なぜイライラするのか

そもそも私が子どもの頃
母親は常に忙しくてイライラをまき散らし
弱音を吐いても寄り添うどころか
怒り口調でアドバイスされ
相談する気を一気に失せた覚えがある。

自分が親になり
できるだけ子どもの話を聞くようにすると
なぜか心がザワザワしてきて
『自分でやって!』
『自分で考えたら?』
と言ってしまう。

なぜなのか
⬇︎
子どもの話をじっくり聞こうとする
⬇︎
同じ話を何度も繰り返している
⬇︎
もう分かったし…という気持ちになる
⬇︎
他のやらないといけない家事が気になる
話に集中できなくなる
⬇︎
早く終わってほしいと思い
きつい言葉をかけて強制終了させてしまう

子どもの時に自分のペースで話し
最後まで話しきることの経験が少ないから

自分はしてもらわなかったのに
と子どもの頃の自分自身が胸の中でもがいている。
まずは自分の話を聞いてもらう経験と
子どもの時の苦い思い出を癒すことをしないと
我が子の話は聞けないままではないか。



完璧主義の子にかける声かけ

悩んでいる時に
ナイスタイミングでいつも聞いている
Voicyの子育て相談テーマで取り上げられていた。

寄り添う声かけで変わる子は10%くらい
完璧になりたいと思っている子に
励ますつもりで
『完璧じゃなくていいよ』と言っても
子どもの気持ちには何も響かない。

それなら
『全部できるように一緒にやってみよう』
と完璧を目指すサポートを親はしてみて
と話していた。

目から鱗やった。

不安を減らそうとしていても
長男の心には何も響いていなかったんやなと
腑に落ちたし
一緒に完璧を目指すって考えたことがなかった。

今朝は起きても
運動会のことは何も言わなかったから
(言えなかったのかもしれないけれど)

寝る前に不安から気持ちを吐き出してきたら
『一緒にダンスしてみる?』
『一緒にやってみよう』
と笑顔で声をかけてみよう。

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