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たまには子どもと夜更かししよう
我が家はEテレにとってもお世話になっている。
5分、10分で番組が進んでいくので、子どもたちも◯◯が終わったらトイレに行く、出発すると予定が立てやすい。
テレビが観たくて動かないことも多々あるけれど、仕方ないと小言は控えている。
今月から『はなかっぱ』のオープニング曲が変わった。サビが
ぴ〜ぴ〜ぱお ぴ〜ぴ〜ぱお
あややん あややん ぴ〜ぴ〜ぱお
意味はないのだろうが無性に頭に残るフレーズとメロディだ。
2歳の次男がぐずり始めたら、このサビをおどけて歌っている。
すると泣いて怒っていた次男がいつの間にか笑顔になって歌って踊り出す。
本当にEテレは私にとって子育ての伴走者だ。
たまになら子どもも夜更かししたい
これまで寝る時間の目標は20:30だった。
仕事復帰してからは21:00に寝るのも厳しく
私一人でバタバタ子どもの食事やお風呂、着替えをさせつつ
自分のご飯も食べ、洗い物、食器片付け、入浴、洗濯、保育園の準備、お茶の用意など
挙げたらキリがないくらい家事と育児のやらないといけないことに押しつぶされている。
昨日は週始めの月曜日。
早く寝ないと小学生二人は朝が全く起きられない。
明日が音楽発表会の本番なので、体調は万全でいてほしいし
イライラ怒った状態で送り出したくない。
保育園組の三人もお昼寝をしているからか体力が有り余って家の中を走り回っている。
子どもの体力は無尽蔵やな…と自分に分けてほしい羨ましさで眺めていた。
晩ご飯を食べ終えテレビをつけるとQさまの3時間スペシャルがやっていた。
しかも内容が「この秋に行きたい博物館、美術館」である。
これは気になる!と子どもたちと一緒に見始めた。
賑やかな子連れで博物館や美術館に行くことはハードルがかなり高い。
お喋りしたいし走り回るし、周りの目も気になり外出先の候補にすらならない。
クイズもあるので子どもたちと答えが何かワイワイ話しながら観ていた。
子どもたちが一番食いついたのは
「リニア・鉄道館」と「恐竜博物館」
京都の鉄道博物館には何度か行っているが、さらに規模が大きい「リニア・鉄道館」は映像で観ただけでも子どもたちの
「ここ行きた〜〜〜い!!!」
コールが鳴り止まない。
ほんっとに鉄道好きすぎる。
普段出かける時は車が多いので、電車に乗る機会も増やしてあげたいな。
ランキング形式で発表していくので
上位がどこなのかとても気になる。
21:00過ぎから「恐竜博物館」が2位で紹介されたので、子どもたちはテレビに釘付けだ。
『早く寝かせないと』という気持ちと
『1位がどこか気になるし最後まで観たいな』という気持ちの狭間で揺れ動いていたが
ここで怒りながら寝る準備させても誰も気持ちよくないよな。
CM中にトイレ行って寝る準備させたらいいか。
むしろ私も観たいし、みんなで最後まで観たらいいんちゃうか。
21:00には寝かせないといけない
自分で勝手に決めたルールで子どもたちを巻き込んでいた。
毎日遅くまで起きているわけではないから、たまにはいいか。
自分ルールを手放すと子どもたちとテレビを観ていてもイライラせずに楽しめる。
最後まで観れたら子どもたちもすんなり寝室に移動してすぐに寝息を立てていた。
子どもの睡眠時間を確保することや
生活リズムを整えることは親がすべきことだ。
ただそこを守らせようと必死になりすぎると、子どもと楽しむ今を自ら放棄してしまうのではないか。
子どもは今を一生懸命に生きている。
思春期を迎えて親と同じ部屋にいることが耐えられないと言われる前に
たまになら一緒に夜更かしして好きなことを話したり遊んだり
親子のコミュニケーション時間を過ごすのもかけがえのない思い出になるのだろう。