嫌いなものが好きに変わる事はあるのか?って話し
どうも、私です。
今日は、DAISOのトングと私の話しを書くよ。
今から10年以上前のことやけど、
旦那と一緒に住み始めた頃、2人で新しい生活の為に色々買い揃えようと思ってさ。
そんなにお金ある訳じゃなかったから、DAISOでええやんと思って。
色々買った中のひとつがトングだったのよ。
その頃のDAISOは今ほど充実してなくて、100円なりのものが多かったんよ。
トングも普通のトングは無くて、細ーくて長くて先も小さーーいやつしか売ってなくてさ。
でもまぁええか、安いしとりあえずこれでええやろと。
これがまぁ使いづらくて、
長さはあるのに、先っちょ小さい。
小さいからほとんど掴めないし、
先はとがってて焼き魚掴んでも積極的に崩していく。
シリコンとかついてないからテフロンのフライパンとかは傷がつくし…
これ何用!?いつ使う!?ていう代物だったのよ。
それでもまぁ100円だしな、仕方ないかと置いていた。
何かの時に使うとまたイライラ。
使いづらいから。
でも捨てずに置いてて。
視界に入るたびに「使えねぇやつ」と思いながら。
私の中で「嫌いな道具」認定してた。
ところがある日。
うちはパンをリベイクするのにもヘルシオのオーブンレンジを使うんだ。
リベイクした後、奥の方のパンを取り出すのに
手をそろ〜っと入れるとさ、
だいたい庫内のどっかに触れて火傷するんだ。
横着の面倒くさがりだね。
今度こそ当たらずに…
と思うけど当たって小さな火傷ができるわけ。
難しいなぁと思っていた所にふと目についたDAISOのトング。
これが細いし先も小さいから奥までスッと入って、先がとがってるからパンをしっかり掴んで取り出せる!
すっごく使い勝手が良い!!
それからはレンジ横に常備するほどお気に入りになって、今までが嘘のようにコロッと
すごくLOVEなやつに変わったんだ。
「お気に入りの道具」認定。
あんまりコロッと変わったから自分でも違和感で、私はそこである自分の一面に気付いたのです。
「自分って、役に立たないと思ってるものにはこんなに冷たくできるんや」って。
これトングじゃなくて、人だったら?
怖いよね。自分の価値観でダメなヤツって決めつけて、役立たずって苦々しく思ってる。
そういう人…職場にいるかもしれん。
人間なんていう多面的で複雑な生き物に対して、自分が見えてる所だけで「役立たず」って判断してさ。そう判断することが正解だと信じて疑わずに。
そりゃ社会的弱者って言われる人達とか、「役に立たない」と思ってたら差別しか出来ないよね。
でももう一つ気づいたのは、自分の意識って簡単にコロッと変わるってこと。
だから色んな面を見ていこうって思って皆に接していけば、きっと良い関係になってく!
と思いたいんだけどな。
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