私の中の母親を消さねばならないという話し
母親は子供を無条件に愛するというよりは、そう口にしながらも社会的に評価する親だった。母親にとっての理想の子供は、地頭が良くてセンスが良く、出しゃばらず黙っていても人の目を惹くような逸材。
だからめちゃくちゃスパルタ教育になるかというとそうではない。必死でそうなるなんてダサいからね、自然とそうであるほうがかっこいいし。
やるかどうかは自己責任、やらなくて困るのはあなただから、という名の放任主義を基本として、求めるのは「地頭の良いしっかりした子」だから「言われる前に何をしないとい