ドラマ『コタツがない家』が面白すぎる‼
『パリピ孔明』の裏だと知らずに3話が終わった頃にTverで観てみたら、
何々?めっちゃ面白いじゃん!と。
ただのホームコメディだと思ったら、その辺のドラマを抜いてしまう程、レベチだった。
※ネタバレありです。
ウエディングプランナー兼、会社社長をしている深堀万里江(小池栄子)は11年半休業中の漫画家の夫(吉岡秀隆)と大学受験生の息子、順基(作間龍斗)と暮らしている話なのだが、熟年離婚した父親、達夫(小林薫)とも暮らす事になり、実質、万里江が1馬力で3人の男たちを支えるストーリーなのだ。
ただ ただ、家庭のいざこざ話なのだが、言い分はわかる、それはちょっと許せん!どうなんだろう?とか、とにかく様々な感情がわちゃわちゃしているのに、笑って泣けて、毎週見逃せなくなってしまった。
いつもならば、キッチン前にスマホをスタンドをし、料理しながらTverを再生。”ながら見”をしているのだが、3話まで一気観し終わった時、こんな小さな画面じゃなく、今後はテレビで観たい!!と思ってしまった。
去年の終わりころからTverでいいや、と思いろくに録画もせず、幾つかのドラマを除いてはテレビ画面で見る程でもないと思っていたが、再びビデオ予約してまで観たくなってしまった(リアタイでは観られない時間なので)。
深堀家のお話はもちろん面白いが、内装を高画質と大画面で観る事も楽しみの1つになっていたのだ。
仕事を再開しそうでしない万里江の夫、悠作が毎日の様にだらだらした生活をしていても、部屋はきちんと片付いていて、間取りも、キッチンからダイニング、そしてリビングとその横に小上がりの和室があったり、とにかくシンプルで素敵なのだ。”コタツ”はないけれど、設置しようと思えばできる4畳半ほどの特に和室は、普段は開放していて、来客時は扉も閉めて個室にも出来る仕様が本当に素敵だ!!(2度目)。
片付けられている家を見る事も散らかっていて整理されていく部屋を見る事も好きなので、お部屋がどうなっているのか見たいなぁと検索したら、公式(おそらく)ページの内装のが360度ビューになっていて見られるページがあってとても嬉しかった。(追記:”DAIKENさんのここにもDAIKENドラマセット採用事例”というページでした)
(追記:TOCLASさんの”日本テレビ系列水曜ドラマ『コタツがない家』に美術協力をしています”というページもありました。)
それたが、話が進むにつれて、毎回、家族誰かしらの珍騒動があり、みんな言いたい放題。ずーっと誰かがしゃべってる。令和版『わたおに(渡る世間は鬼ばかり)』バリのセリフの多さ、罵倒の仕方は少し行儀がいい、令和っぽいのか、聞いていて嫌な気分にならないけれど結構ハッキリ言ってる。他人にはも何でも話す、裏表なしの深堀家のみんなは”ハガネのメンタル”なのかと思いきや、時々繊細な部分も見受けられたり、とにかく万里江の気持ちに戻ってくると、心があったまっちゃうホームドラマなのだ。
そして来週も気になる深堀家、悠作のゆくえ、息子の順基も気になる!!先週の『どうする家康』に19歳になった豊臣秀頼。
ん?
え?
順基じゃん!
秀頼が順基じゃん!!順基が秀頼じゃん!!
と自分以外わからない家族の前で、いつもより大きめの声がでてしまった。