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関東で行きたい!隈研吾建築めぐり
東京2020オリンピックの国立競技場でも有名な建築家 隈研吾氏。
アートと言えば、美術館に行って絵画を観ることが主流かもしれないが、わたしは建築物を観るときに美を感じる。
特に建築について学んだわけではないけれど、美しい建築物を見ると「このかたちは何から発想を得たのだろう?」と気になり、インスピレーションが与えられたりする。
昨年開催された隈研吾展にも行ったことがあるが、わたしは隈研吾氏の建築が好きだ。公共性をテーマにこの展覧会で紹介された彼の建築物は5つの要素によって説明できる。
「孔」「粒子」「ななめ」「やわらかい」「時間」
それぞれの説明を知って隈研吾氏の建築を観ると建築に対しての観方が変わる。
2022年は関東でも比較的行きやすい隈氏の建築物を見に行きたい。
1.国立競技場
こちらは隈氏の建築哲学が大きいスケールで表現された作品である。
隈氏の建築は「木」を扱ったものが非常に多い。木材がもつ性質、機能、可能性に着目し、またその使い方も大胆である。
伝統的な木組み構造を使った特徴あるデザインをいくつも見つけることができる。
2.微熱山丘サニーヒルズ
表参道駅から徒歩7分で行けるサニーヒルズ。
一見するとこれは何だろう?と思ってしまうこの建築は台湾のパイナップルケーキが食べれるスイーツ屋さん。
自然の素材を生かしたケーキを作るこのお店は、そのこだわりに合わせて建物も木材を生かしたユニークなものになっている。
地獄組みと呼ばれる檜で造られた建物で、光も入り込み広々とした印象を受けるとのこと。
3.廚菓子くろぎ(ダイワユビキタス学術研究館)
2014年に完成した教育研究棟。
隈氏が手掛けたこの研究館を観るのはもちろん、ここにある和菓子屋に行ってみたい。
わらびもちと季節を問わずにかき氷が食べられる和菓子の名店。美しい建築物の中でぜいたくに和菓子を食べることもひとつの楽しみです。
他にも関東には高輪ゲートウェイ駅などもありますが、日本全国には数多くの建築物があり、それぞれがもつ特性を見つけることができるはず。
まずは近場の関東から行ってみたい。