おすすめを紹介する決心
先日、おすすめ美術展3選を紹介させていただきました。
「2023ゴールデンウィークにおすすめ!都内でアート鑑賞【3選】」
いま東京で「おすすめ美術展三選」の記事を書くなら、大多数の人が同じ美術展三つをとり上げると思います。
ネットで調べればすぐ分かりますし、目新しい美術展をおすすめしているわけでもありません。
じつは去年のこの時期、はじめてアート関連の記事を書きました。
正直、ためらいながらの執筆です。
私自身、美術を専門に習っていません。長年にわたる趣味がこうじて、執筆したい気持ちになった…、というのが正直なところ。
美術展と一言でいっても、諸準備は想像を絶する大変さと思います。
入念に企画され、学芸員さんたちが数年にわたる準備をして、何百年も前に描かれた絵を日本に運び入れ、展示しているわけです。
借り入れた絵画が無事に日本を離れ、もとの収蔵館に戻るまで気を抜けません。文字どおり、壮大なプロジェクトです。
それらの美術展を「おすすめ」と称して、たった一言で斬っているわけです。
いわば、門外漢が(女子ですが)。
それこそ「必見!」って感じ。
それこそ、独断と偏見ありきです。
批判があってもいいと思っての投稿でした。
ですが結果として、批判は来ませんでした。スキをつけてもらったり、公式にピックアップされたり、うれしいお知らせのほうが多かったのです。
もちろん正確を期しています。
絵画の選択も、著作権に配慮してピックアップ。
最低限、クリエイターとしてできることに注意を払っています。
一人でも二人でもアート好きな人とつながれる可能性にかけて、noteで書きたいことをつづりました。「アート鑑賞できた喜び」が、「伝えるためらい」にまさったのです。
あえて「公開をためらっていた記事」を、本記事でひもときました。
美術展に限らす、コンサートも本も映画も、すべての「コンテンツ」は入念な準備があってこそ。
心を動かされる「コンテンツ」を楽しむことこそ、本来の目的だと思うのです。
そこに敬意を払う気持ちを忘れずに、おすすめの紹介を続けたい思います。
率直な感想が前面に出ても「創作の一つ」として読んでもらえる機会に、感謝しかありません。
note一投稿ごとに、喜びを分かちあえますように。引き続きまして、どうぞよろしくお願いいたします。