駆け出しnoteクリエイター、心が折れかけていた件について。
2023年に『あけましておめでとうございます』をしてからもう1ヶ月が経ってしまったみたいです。びっくりです。
これまで私は毎月末にnoteの記事を更新しておりまして、この投稿で6本目になります。
3日坊主日本代表選手だった私が半年間こうして続けることができているのは、いつもスキをポチッと押して優しく見守ってくださる皆様のお陰でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回はなんだかネガティブなタイトルを付けてしまいましたが、私がこの半年間でnoteの記事を書きながら感じたことや、今後どういう風にライティングと向き合っていきたいかという決意表明、そして一緒に頑張ってくれる方への招待状のような内容をお届けしたいです。
私のnoteとの出会い
この記事を読んでくださっている皆さんは、既にnoteの個人アカウントはお持ちですか?
私はレイド株式会社の広報担当として、発信力やライティングスキルの向上の目的でこの個人アカウントを立ち上げました。
しかし、これが初めてのアカウント開設というわけではなく、実は2年半ほど前にプライベート用のnoteアカウントを開設したことがありました。
それがこちら。(恥ずかしすぎるので過去の記事はすべて非公開にしました。)(ならリンク貼るなよって思わないでください。笑)
コロナ禍におうち時間が増えた影響で、noteのアカウント登録者数が一気に伸びたというお話をちょうどつい最近伺いました。実は私もそのうちの1人です。
緊急事態宣言が出ていた時期に1人暮らしをしていた私は、前職にリモートワークが導入されてから誰かとお話しをする機会が一気に減りました。
もちろん当時お付き合いしていた今の旦那とも一切会わずに過ごしていたのですが、その時の鬱々した気持ちや内に秘めている思いをそっと置いておくのにnoteはとても有難い場所でした。
TwitterやInstagramなどのSNSでは発信した内容がフォローしてくれている人の目に自然に留まる仕様になっていますが、noteではこうしてわざわざ自分のページまで足を運んでくれた方に向けて自分の言葉を見つけてもらうことができます。
これが私がnoteというプラットフォームを好きになった理由です。
あ、私ってnoteのことが好だったんです。(再認識)
ここでは誰もがクリエイターになれます。
ミーハーな私はnoteのアカウントを登録したと同時に、運営さんからのメッセージでクリエイターと呼んでもらえたことに心が踊り、夢中になっていくつかの記事を生み出しました。
以前はプラーベートの鍵付きのSNSでその記事のリンクを公開しておりました。
読んでくれた友人たちからは『えるこの書く文章が読みやすくて好きだ。』『次の記事も楽しみにしているね。』など、嬉しい感想をもらえたり。
本人にとってはほんの些細な一言だったのかもしれませんが、私にとってはそれが新しい目標を見つける為の大きなパワーになったのです。
前職で広報部署立ち上げに挑戦した理由だったり、そこから転職した今でも広報や採用のお仕事でライティングスキルを磨きながら、“好き”なモノや人の魅力を最大限に引き出して発信ができる人間になりたいと強く思っているのは、noteに出会えたことがきっかけだったと言っても過言ではありません。
駆け出しクリエイターの悩み
現在、私とTwitterやFacebookなどのSNSを介して他社の広報さんが沢山繋がってくださっています。そしてその中には企業の公式アカウントとしてnoteを運用している方も多いです。
私が所属している組織づくりを手掛けるHRソリューション企業 レイド株式会社でも、企業の公式noteアカウントを開設していて、オープン社内報やインタビュー、そして採用ノウハウなどを発信しております。
私も昨年末から会社の2人目広報として編集担当を務めています。ぜひ下記のアカウントも覗いて、フォローをしていただけると嬉しいです。
前の章で、私は会社の広報担当として発信力やライティングスキルの向上の目的でこの個人アカウントを立ち上げたことをご説明しましたが、今後も会社関連の記事は基本的にレイドの広報用アカウントに公開をしていく予定です。
つまり会社のことは会社のアカウント。個人のことは個人のアカウント。
ということは…?
私はこの個人のアカウントで何を書いていけばいいのだ…?
文章を書くのが好き!という気持ちだけで、あまり深く考えずに個人のnoteアカウントを立ち上げてしまったという背景もあり、開設からこの半年間で駆け出しクリエイターはある壁にぶち当たってしまったのです。
会社の名前を公にした状態で発信をさせてもらっているからには、やはり有益かつビジネスに特化した内容を書かなければいけない。こういう風に思い込んでしまっていた為、たとえ月1のペースだったとしても記事の題材を考えることをとても難しく感じてしまうようになりました。
このような悩みを抱えていた中で、つい先日、株式会社VRCで広報を担当されているやえがしさんが開催された広報note勉強会に参加させていただきました。(お声掛けいただきありがとうございました!)
やえがしさんは企業アカウントの編集長をお務めになりながら、なんと、個人noteの毎日投稿に挑戦したご経験があるという、まさにnote運営の大先輩…!
『企業発信じゃない分、自由度も増えるので迷いがちになる個人発信』
勉強会のレポートでも記されているように、この勉強会に参加していた多くの広報さんが私と似た悩みを抱えていらっしゃいました。
ありがちな感想かもしれませんが、ここで独りじゃないと知ることができたのがとても心強かったのです。
やえがしさんは初心者〜ベテラン問わずnoteの執筆を頑張る広報さんを応援したいという思いで、Twitterの『広報note勉強』というコミュニティを運営されているので、気になった方は是非やえがしさんにご連絡をしてみてください。
勉強会の後にも個人的な壁打ち(考えを整理する相談)に貴重なお時間をいただいたのですが、その会話の中でも沢山のnoteという媒体でライティングを継続するヒントを教えていただきました。
そうだ、noteと仲良くしよう
こうして悩んたり、誰かに相談をさせていただくうちに、いつしか個人noteに記事を投稿することが、「好きなこと」ではなく「やらなければいけないこと」に変わってしまっていたということに気がついたのですが、そんなネガティブな気持ちでこの記事を終わるわけにはいきません。
おうち時間でnoteに出会ったばかりの頃は、ただの1趣味としてnoteに自分の言葉を綴ることを心から楽しめていました。
こうしてこの記事を書きながらも自分の考えをゆっくりと整理してみたのですが、私がここ最近noteに向き合うことが楽しめなくなってしまっていた理由は以下でした。
有益なことを書かなければいけないという思い込みが生まれていた
読んでくれる人にかっこいいと思われたい承認欲求が大きくなりすぎた
目的(成長)と手段(note)がごっちゃになってしまっていた
これは完全に持論なのですが、人の心を動かすのは人の心であって、どんなに正論でかっこいい文章を書けたとしても、愛や熱が込もっていない言葉は誰かの心にも響かないんじゃないかと私は思っております。
つまり目的や納得感を失ってしまった不安定な精神状態のまま、無理やり「月1は記事を上げる…!」と記事を書き続けても、自分自身も含めた誰の毒にも薬にもならないモノが出来上がってしまう恐れがあるということです。それでは私の努力が勿体無い!(?)
なのでこれからはマインドセットを変えることにしました。
とにかくライティングを楽しむ
質(かっこよさ)は量の後についてくるという意識を忘れない
企業公式にも役立つ情報を得る為にnoteという媒体と仲良くする
めちゃくちゃ精神論で申し訳ないのですが、上記が今の私には必要な心得だと考えています。
もちろん中長期的な目標として、ビジネスシーンに有益な誰もが唸る記事をパキッと書ける人間になりたいという目標は持ち続けますが、それ以前にとにかく今はライティングを“頑張る”のではなく“楽しむ”ということを忘れないようにしたいです。
どうしても書きながら誰得やねんとセルフツッコミを入れてしまいがちなプライベート寄りの題材でも、これからはもっと胸を張って発信ができるようになりたい。
なぜなら私はクリエイターだから。(ドヤ顔)
これは私が過去に投稿した記事からの引用文なのですが、自分が考えていたことにこうして再会することができるのも、ライティングを続けられているからなんですよね。
もしこの先、個人noteの記事と向き合う時に心が折れそうになってしまったら、今こうして自分で書いている文章に立ち返ってみます。
私へ
noteと仲直りするんだよ。とにかく楽しんでね。
私より
時には誰かの助けを求める
個人発信のnoteの記事作りに対して前向きな気持ちになれた理由について、もう1つだけご紹介したいエピソードがございます。
私がとても憧れているガレージファクトリー合同会社の広報担当、七瀬さん。
noteで出されている記事が本当に読みやすいかつ有益で、その魅力的な言葉選びから、Twitterのフォロワー数が1.7万超え(2023年1月現在)でいらっしゃいます。
私がnoteの記事作成に行き詰まっている時、「どうやったら七瀬さんのような記事が書けるようになりますか?」というご質問をさせていただいたのですが、七瀬さんからタメになるご回答を沢山いただけた中でも、特に印象に残っている台詞がありました。
「未だに私(七瀬さん)も佐保さん(ガレージファクトリー代表)から記事に対してボコボコなフィードバックをもらうよ。」
※その他のご回答に関しては「ライティングスキルを上げるための流れとポイントを紹介」の記事の中で七瀬さんがとてもわかりやすくご説明されているのでぜひご一読ください。
ライティングの神だと慕っている七瀬さんでも記事をボコボコにされるのだから、私がこんなところでヘコたれていてはダメだろう!という謎のヤル気に火がついてしまいまして。
「私も佐保さんにボコボコにされたいです。」
と、頭より先に口が動いておりました。
突然かつ失礼なご依頼だったにも関わらず、私の過去記事に対しとても丁寧かつボコボコなフィードバックをしてくださった佐保さん。そして快く佐保さんと繋いでくださり、真っ直ぐに応援の言葉を伝えてくださった七瀬さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。(ガレージファクトリーさんの方角に足を向けて眠れません。)
今回は佐保さんからいただいた、『思うな、言い切れ!』のアドバイスを意識してnoteを書いてみました。
それだけではなく、私は一つ文章の中に情報を詰め込みすぎる癖があり、読みにくくなってしまっている点。そして読み手に親切な記事の組み立てがまだまだできていない点など、具体的なライティングの改善点に気がつかせていただけました。
無理に文字数を稼がなくてもいいという助言もいただいたので、出来ればこれからは月1以上のペースでnoteの記事を作成し、楽しみながらライティングスキルを磨いていきたいと思います!いえ、磨きます!(ここまで約5000字。笑)
はたまた精神論になってしまって恐縮ですが、ここまで協力してもらったからには、成長した姿を見せなきゃダメでしょう?という新たな希望にも繋がりました。
つまりこの章で何が伝えたかったかと言いますと、個人発信のライティングに行き詰まってしまった時は、独りで悩まない方がいいということです。
やえがしさんが開催されている勉強会や、ガレージファクトリー合同会社の御二方からご協力をいただいて私がモチベーションを復活できたように、何かを継続する際には誰かの力を借りることがとても大切、というお話でした。
普段コンテンツ作成の相談に乗ってくれている自社メンバーにも、この場を借りてあらためてお礼を伝えたいです。いつもありがとうございます。
一緒に楽しんでくれるお仲間、募集中
もし私と同じように『noteの個人発信が苦しくなってきた...』と少し挫折しそうな駆け出しnoteクリエイターの方がいらっしゃいましたら、ぜひお話をさせてください!
イベントのハッシュタグに一緒に挑戦してみたり、共通のテーマを決めたリレー企画や、それぞれが書いた記事への感想を添えて紹介し合う交換日記など、楽しくnoteを続けられる企画を密かに妄想しておりますので、私と一緒に文章を書くことを楽しんでもらえると嬉しいです。
『えるこが書くこんな記事を読んでみたい!』『こんな題材はどう?』などのリクエストも、TwitterのリプライやDMなどで全力正座をしながらお待ちしております。(来月からの私を助けると思って何卒。)
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