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#38 友人と過去の愛を精算した日〜マインドの法則

今日は不思議な日だ。

なぜか縁のある人から次から次へと電話がかかってくるのだ。ご縁がつながる日、そういう日なのかもしれない。その中に、関西にいる友人からの電話があった。いつもはLINEでメッセージのやり取りだけで終わるのが、なぜか互いに声が聞きたくなって、電話をしたのだ。

その友人と喋るのは約半年ぶりである。その第一声が「元気?声が聞きたくなって」だった。そして元がん患者の私に「体の調子はどう?それも心配で」と気遣ってくれた。そんな気遣いが、彼女らしくて嬉しかった。

彼女とは不思議な縁がある。私が離婚した時と、彼女が同棲していた彼氏と別れた時が、たまたま同じ時期だったのだ。私は私でものすごく落ち込んでいたし、彼女は彼女でものすごく落ち込んでいた。私は旦那が日本の(前妻の)子供たちの元へ帰ってしまい、彼女は長らく同棲していた彼氏が出て行った。お互い、そんな暗くて辛い時期を過ごしていた。

そんな二人の波長が引き寄せあったのだろう。私は自分の辛さを理解してもらおうと理解者を探し求めていたが、なかなかそんな相手に恵まれず、孤独感を深めるばかりだった。そんな時、彼女から連絡があった。

彼女は「私も別れたの、本当に辛いよね」と言いながら、互いに泣きそうになりながら打ち明けあった。ホッとしたのを覚えている。その時の私にとって、唯一、善悪の区別つけずに、聞いてくれる相手。私の辛さを「うんうんわかる、別れって本当に辛いよね」と言ってくれる相手。それが彼女だった。

互いの絶望的な別離を慰めあってから、早いものでもう5年以上になる。なんとなく話の流れから、互いの過去の人の話になった。私たちが互いに結論づけて納得していること。それは別れてよかった相手だったと。今となっては、なんで付き合っていたんだろうと。

やっぱり人は月日を重ねるごとに変わっていくのだ。以前であれば相性が合うと思っていた相手とも、距離をあけるにつれ、次第に相性が合わなくなってくる。きっとそういうものなのだ。だからこそ、男と女は一緒にいなければならない。でないと、互いの環境の変化に、価値観の変化についていけず、次第に相性が合わなくなる。いくら仲が良い相手であっても。

以前の私は、楽しい恋愛だけでよかったのだと思う。むしろ恋愛には楽しさを求めていた。そんな相手と結婚したのだから、失敗して当然だ。人生を共に歩むパートナーとして考えたら、楽しさだけでは足りないのだから。

共に生きていくのであれば、夫婦として生きていくのであれば、楽しいと言うだけではダメだったのだろう。夫婦の関係において刺激は必要ない。でも若さゆえか、刺激に満ち溢れている方が好きだった、それも事実だ。若いときには若いときの愛の形がある。しかし人生80年、いや100年時代である。どんな人と一緒になるかは、もっと長期的に見た方が良い。

その友人と、過去の人を今はどう思っているかを確認した。今はもう何とも思わない、それが2人の共通の意見だった。見たいとも、会いたいとも、どうしているのかとも思わない。もう過去のこととして、心の中ですっかり精算が済んでいた。どこかで聞いたことがある、愛の反対は無関心だと。そう、私たちにとって過去の人は、無関心の領域にまでなっていた。

そういった意味で、女は、とことんその悲しさと向き合って、涙を流して、そしてしっかりとその愛を終わらせることができるのかもしれない。女には、辛いことは過去のこととして、無関心の領域まで押し流すことができる、図太さがあるように思う。

男はどうだかわからないけど。

#マインドの法則 #幸福論 #人生哲学 #離婚 #過去の愛の精算 #最近の学び #あたらしい自分へ

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