みんな仲良く
たまたまこの記事が目に飛び込んできて、書くことにした。
集団でいることの意味を考えていた。
みんな仲良くしましょう
私も子どもの頃に言われた。
それから大人になってもさらっと使いがちだ。
でもみんな仲良くする必要があるのか。
私はみんな仲良くは大人のエゴだなと思ってしまう。
大人だってみんなと仲良くなんてできないのに。
みんな仲良くは子どもたちにわかりやすい言葉として投げかけられたものなのかもしれない。
でもちょっと浅はかで暴力的だとも思ってしまう。
では保育園や学校が集団でいる意味はなんなんだろうか。
それは自分と違う見た目や考えを持った人がいることを知って、その中で気の合う仲間と楽しさや嬉しさを共有して関係を深めていくこと、だけではない。
自分とは違う見た目や考えを持っていて、必ずしも自分とは同じではないことを知って、その中でどう共存していくかを考えることなのではないかなと思う。
違うから攻撃するのではなくて、違うからもっと知りたいと歩み寄るのか、近づいて自分が辛くなってしまうのであれば、どれくらい離れれば心地いい距離感になるのか、そういう調節する能力を身につけるためにあるのではないかなと思う。
みんな仲良くはたぶん、合わない人もいるけれど、合わないからって攻撃してその人の尊厳を奪うことは違うよってことなんだろうな。
大人になってようやく私なりの答えが出たような気がするけど、もっと早く知りたかったな。
私はこう思うけど、そもそも合ってるのかな?
子どもの頃に知っておきたかったな。
傷つけてしまった人もいるだろうな。
難しいね。
読んでいただき、ありがとうございました!