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自社のインパクトKPIを設定する方法
ベンチャーキャピタリストの85%が、新興企業への投資において環境・社会・ガバナンスへの取り組み(ESG)は優先度が高いが、インパクトを追跡・測定することは難しいと回答しています。これは、大企業の新規事業開発においても同様です。そのため、スタートアップ企業や新規事業立案者にとって、「インパクトKPI」の確立が重要になっています。
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サステナビリティレポートは1990年代に始まりました。ビジネスライターのJohn Elkingtonが、1994年に「トリプルボトムライン」という言葉を作ったと言われています。ESGは1990年以降、余興として存在していました。しかし、現在は、ESGが投資の主要な考慮事項となる転換点に来ています。
インパクトレポートの標準化
インパクトを追跡するための多くの方法論が開発・提案されています。Harvard Business ReviewのRobert Ecclesとのインタビューに基づき、Eccles氏はESGの追跡は困難だが不可能ではないと考えています。また彼は、企業と投資家が話し合うための基礎となる、比較的一般的な基準を採用することで、米国は前進すると考えています。一連の基準に対する理解が市場に行き渡ったら、投資家は証券取引等監視委員会(SEC)に、一連の確立された基準と監査の方法を求めるべきです。
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