日記の変遷
日記に何を書くか
小さいころからの謎のひとつだった。
毎日旅行に行くわけでも、事件が起きるわけでもない。大人たちは何を書きこんでいるんだろう。
分からないなりに書きはじめたのは6,7年前。その日によって情緒たっぷりにたくさん書いたり、食べたご飯だけ箇条書きにしたり、1文字も書けなかったりまちまちだった。
友人のひとりがいつも手帳を持って何かを書きこんでいたのを見たのがきっかけ。いいなって思って真似をした。
まずは、手帳を持ち歩いて毎日開くところから。
手帳のある生活に慣れてきたら、天気とか、毎日必ず書くことがあるものを書いてみた。その後はちょっと出来事も書いてみようかな、なんてやったりして。
でも、3ヶ月も経つと、飽きたのかなんなのか、やめてしまってた。
その後、『できたことノート』というものがあるのを知ってそれを試す。
結構しっくりきたので、数週間すっぽり書き忘れたりしながら今も続けてる。基本は箇条書き3つくらいで、たまに掘り下げたいことがあるときは掘り下げられる形式なのが気に入った。
去年からは、それと並行してnotionを日記代わりに使っている。
デジタルの良いところは、いつでも書けることと、後から見てもほとんど読めること。(たまに変換ミスや打ち間違いで、何を書きたかったのかが分からない)
書く内容としては、食べたもの、見たもの、会った人、調べたこと・・・要は気が向いたことを書いてる。
感情に引っ張られやすいので、何でも書く場所は別に用意して、なるべく出来事とか事実を書くようにだけ心がける。
今週は、デジタルの日記で時間別に何をしたのかを箇条書きにしはじめた。
確実に複数行になるので、後から見たときにちゃんと書いてる感があって良い。
こうしてみると、固定の項目があった方が書きやすいみたい。
ブラッシュアップしていくほど、小学生の頃に書いた連絡帳に似てきた気がする。時間割で何をしたか、宿題や持ち物は何か、その他に言っておくことはあるか、みたいな。
改めて、大人は日記に何を書いているか
もちろん人によって違うだろうけど、たぶん、小さいころと同じことを書いている。
何に注意して1日を見るかを意識して選んでるところは変わったかもしれない。