マガジンのカバー画像

『ターナー日記』の連載

10
翻訳した『ターナー日記』だけをまとめました。
運営しているクリエイター

記事一覧

『ターナー日記』の邦訳⑩第十八章~第十九章

十八章 1993年5月23日。ダラスで過ごす最後の夜だ。もう二週間もここにいて、明日にはワシ…

Taishi Jogu
2週間前
1

『ターナー日記』の邦訳⑨第十六章~第十七章

十六章 1993年4月10日。今週やっと、リラックスできる自分の時間が持てた。エヴァンストン発…

Taishi Jogu
1か月前
1

『ターナー日記』の邦訳⑧第十四章~第十五章

十四章 1993年3月24日。この日、俺は誓いを破った罪によって裁判にかけられた――"騎士団"の…

Taishi Jogu
3か月前
2

『ターナー日記』の邦訳⑦第十二章~第十三章

十二章 1991年12月4日。エルサと話すためにジョージタウンに行った。二週間前に出会った、あ…

Taishi Jogu
5か月前
6

『ターナー日記』の邦訳⑥第十章~第十一章

第十章 1991年11月16日。先週の迫撃砲による攻撃にたいする"システム"の反応が形になってき…

Taishi Jogu
5か月前
6

『ターナー日記』の邦訳⑤第八章~第九章

第八章 1991年11月4日。今夜もスープとパンだ。十分とはいえない。俺たちの資金が底をつきそ…

Taishi Jogu
6か月前
7

『ターナー日記』の邦訳④第六章~第七章

六章 1991年10月13日。昨日の朝九時十五分に、FBIの本部ビルで爆弾が炸裂した。爆弾が計画より小さいという心配は杞憂だった。ビルの損害は途方もしれない。FBI本部の業務の大部分をすくなくとも何週間かは確実に停止させてやることができたし、やつらのコンピュータ施設をつぶすという目標を達成することもできたようにみえる。 昨日の朝五時からすこし前にエドワード・サンダースが第八部隊の車庫で灯油と硝酸アンモニウム肥料を混ぜるのを手伝って、その日の俺の仕事がはじまった。袋を一つず

『ターナー日記』の邦訳③第四章~第五章

四章 1991年9月30日。先週は仕事がたくさんあったので書き物をする時間がとれなかった。ネッ…

Taishi Jogu
8か月前
3

『ターナー日記』の邦訳②第二章~第三章

二章 1991年9月18日。昨日までの二日間は喜劇的な大失敗だったが、今日はほとんど悲劇に変わ…

Taishi Jogu
9か月前
6

『ターナー日記』の邦訳①序文~第一章

米国の白人至上主義者の聖典だといわれている『ターナー日記』の邦訳をはじめました。今回は序…

Taishi Jogu
9か月前
15