Taishi Jogu

北海道で社会の底辺をサバイブしてます。変な文書を翻訳するのが好きです。 宗教オタクになるためにこつこつと勉強をしています。最近の趣味は寺社参り。 Twitter ID: @Einhald_1 上宮太子 ニコニコ動画: けーねと妹紅の解説部屋

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  • 旅行記

    自分の私的な旅の記録です。

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    勝手に翻訳した文書についての記事を収録しています。

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    翻訳した『ターナー日記』だけをまとめました。

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完成!!「エリオット・ロジャーのマニフェストの邦訳プロジェクト」

 「インセル神」エリオット・ロジャーが2014年に人類に送信したマニフェストの邦訳が完成して、発表できる形になりました。原典とおなじPDF形式にしましたので、ご自由にDLして彼の生と性の軌跡に触れてください。 ※2024/02/21 85頁にあった重複を削除した版に差し替えました。 ↑ 原典もどうぞ。  エリオット・ロジャーの事件のあらましと、「incel」とは何かの解説も収録しました。  「incel」は本来のincel自身の思惑を超えて、コミュニケーションを通した社会

    • 2024年東海地方巡礼の旅~後編~ゆがんだ電波が世界を救う!! 日の目を見た、ことよさしの神様を祝福したい!!

      10月13日(木) 一宮市→豊橋市『PRONTO』で朝食を味わってから、一宮市にある三つの一宮をすべて巡った。 なんて一宮めぐりの巡礼者にとって利便性が高い町なんだ。一日で三社も巡れる… 美濃一宮 南宮大社 JRで垂井駅で降りた。二十分歩いて、目当ての南宮大社に着いた。 楼門の唐風で豪壮華麗なる造りに目が奪われた。神社離れして朱い。もっとも、京都までいけば珍しくもないのだろうが。 朝の九時なのに境内には人が多かった。団体客もいたのかもしれない。町には人が少なかった

      • 2024年東海地方巡礼の旅~前編~注連縄がない神社を参拝しよう。

        はじめに伊勢神宮に参拝するために、北海道の札幌市から伊勢志摩東海地方へ旅行に行った。ライフワークである一宮のご朱印集めも同時に遂行する。神道最高の聖地である神宮への参拝をとおして本物の神道の信者になれるだろう。神道の場合は"信者"ではなく"氏子"になるのが本来だろうが。 日程: 2024/10/09(水) - 10/16(水)(八日間) 目的: 伊勢神宮に参拝する。 周辺の一宮を参拝する。 三重四天王寺でご朱印をもらう。 おもな訪問地: 伊勢一宮 椿大神社(

        • 『ターナー日記』の邦訳⑩第十八章~第十九章

          十八章 1993年5月23日。ダラスで過ごす最後の夜だ。もう二週間もここにいて、明日にはワシントンに帰るために出発するつもりでいたが、かわりにデンバーに行けという指令が今日の午後にきた。ここダラスでやったのとほぼおなじ仕事をデンバーでもやることになりそうだ。つまり、教育の仕事。 ダラスで八人のえらばれた活動員たちに破壊工作の技術を即席の教育課程で伝授しおえたばかりである。そう、"即席の"。ここに到着したときはまだ余裕があったが、いまやっと自由時間ができた。朝の八時か

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        完成!!「エリオット・ロジャーのマニフェストの邦訳プロジェクト」

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        • 2024年東海地方巡礼の旅~前編~注連縄がない神社を参拝しよう。

        • 『ターナー日記』の邦訳⑩第十八章~第十九章

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          『ターナー日記』の邦訳⑨第十六章~第十七章

          十六章 1993年4月10日。今週やっと、リラックスできる自分の時間が持てた。エヴァンストン発電計画を視察しにいくつもりだが、いまはシカゴのモーテルにいて明日の朝までなにもすることがない。二つの目的のために、金曜日の午後に飛行機でここまできた。エヴァンストンを視察するためと、シカゴの部隊へ刷りたての金を届けるため。ビルは月曜日の夜にインクに添加剤を混ぜるなりすぐに印刷を開始したが、金曜日の早朝のまだ真夜中の時間までほとんど休むことなく作業がつづけられた。キャロルはそのあい

          『ターナー日記』の邦訳⑨第十六章~第十七章

          2024年岩代・下野・陸奥巡礼旅行~後半~宇都宮・日光・棚倉・仙台大観音

          七月六日 土曜日 白石市→宇都宮市→日光市→郡山市当初の予定より早くスタンプラリーを完走してしまったので、空いたこの日は宇都宮と日光の寺社を回ることにした。 白石蔵王駅から新幹線に乗って、栃木県の宇都宮市に急行した。ここには下野国一宮の二荒山神社がある。 下野国一宮 宇都宮二荒山神社 白石市と打ってかわって、宇都宮は雑然とした都会である。人の活気がある町を歩くほうがやはり安心できる。田舎は歩くだけで気が滅入ってしまう。 バスを降りてすこし歩くと、ビルディングのはざまに

          2024年岩代・下野・陸奥巡礼旅行~後半~宇都宮・日光・棚倉・仙台大観音

          2024年岩代・下野・陸奥巡礼旅行~前半~東北ずん子スタンプラリー

          はじめに宮城県の白石市と仙台市でおこなわれるスタンプラリーに参加し、かつライフワークとして一宮のご朱印をいただくために、札幌から宮城県、福島県、栃木県に旅行をした。 日程: 2024/07/03(水) - 07/09(火)(七日間) 目的: 東北ずん子スタンプラリーに参加する。 一宮を参拝する。 おもな訪問地: スタンプラリーのスポット:仙台(二か所)・白石市(十八か所) 伊佐須美神社 八槻都々古別神社 馬場都々古別神社 石都々古別神社 宇都宮二荒山

          2024年岩代・下野・陸奥巡礼旅行~前半~東北ずん子スタンプラリー

          『ターナー日記』の邦訳⑧第十四章~第十五章

          十四章 1993年3月24日。この日、俺は誓いを破った罪によって裁判にかけられた――"騎士団"のメンバーが犯しうる罪のなかでもっとも深刻な違反によって。それは身をえぐられるような体験だったが、それが来ることはわかっていたので、乗り越えたことにおおいなる安堵をおぼえた。結果がどうであれ。 独房で過ごしていたあいだはずっと、問いに苦しめられていた。捕らえられる前に自殺するのに失敗したので、俺は"騎士団"にたいする自分の誓いを破ったのか? 自分の行動に後ろめたいことはなく、敵の

          『ターナー日記』の邦訳⑧第十四章~第十五章

          無料で使えるマガジン機能の存在にやっと気づいたので、過去記事をふくめて一部をマガジンにまとめてみました。

          無料で使えるマガジン機能の存在にやっと気づいたので、過去記事をふくめて一部をマガジンにまとめてみました。

          『ターナー日記』の邦訳⑦第十二章~第十三章

          十二章 1991年12月4日。エルサと話すためにジョージタウンに行った。二週間前に出会った、あの小柄な赤毛の"中退少女"だ。訪問の目的は、"システム"にたいする戦いのなかでエルサの友だちが役に立ってくれる可能性について、もっと査定をしてみることだ。 彼らの一部は――またはすくなくとも似た状況にある人間は――すでに"システム"にたいして独自に戦争を開始していた。"組織"がかかわっていない事件が先月はあきれるほどたくさん続発していた。爆破、放火、誘拐、公共の場での暴力的なデモ

          『ターナー日記』の邦訳⑦第十二章~第十三章

          2024初夏大阪・奈良旅行の記録

          札幌から大阪と奈良へ旅行をした記録をまとめておきます。余計な情報を省いて圧縮してまとめたいが、なにが余計でなにが必要かは判然としません。 日程:六日間 旅行の目的 友人とのオフ会 宗教上の理由(御朱印集め) 宗教上の理由(上宮聖徳王聖徳太子様の聖地への巡礼) 絶版のレアゲームの捜索 旅の訪問スポット 摂津国一宮『住吉大社』 和泉国一宮『大鳥大社』 大和国一宮『大神神社』 摂津国一之宮『坐摩神社』 四天王寺 法隆寺 そのほかの寺社 日本橋オタロード

          2024初夏大阪・奈良旅行の記録

          『ターナー日記』の邦訳⑥第十章~第十一章

          第十章 1991年11月16日。先週の迫撃砲による攻撃にたいする"システム"の反応が形になってきた。たとえば、公然と街中を移動するのがますます難しくなった。警官と兵士による街頭でのチェックが強化されており、歩行者から車まで、あらゆる人間が制止される。呼び止められたときにもしも身元を証明することができなければ略式の逮捕を受けると、ラジオで一時間に一回は大衆へ警告が発せられている。 偽造された運転免許証と偽の身分証明書がすでに一部のメンバーに支給されているが、ワシントン地区に

          『ターナー日記』の邦訳⑥第十章~第十一章

          『ターナー日記』の邦訳⑤第八章~第九章

          第八章 1991年11月4日。今夜もスープとパンだ。十分とはいえない。俺たちの資金が底をつきそうだったが、ワシントン司令部からはまだ何もこない。あと二日も給料が届かなかったら、また武器をもって強盗をしにいくしかない――うれしくない未来予測だ。 第二部隊はいまだに無尽蔵におもえるほどの食料品を貯めこんでいた。一月前に彼らが缶詰を車一台分くれなかったら、状況はすでにもっとひどくなっていただろう――なにしろ、俺たちはいまや七人分の餌を必要としているのだから。しかし、食料を調達す

          『ターナー日記』の邦訳⑤第八章~第九章

          『ターナー日記』の邦訳④第六章~第七章

          六章 1991年10月13日。昨日の朝九時十五分に、FBIの本部ビルで爆弾が炸裂した。爆弾が計画より小さいという心配は杞憂だった。ビルの損害は途方もしれない。FBI本部の業務の大部分をすくなくとも何週間かは確実に停止させてやることができたし、やつらのコンピュータ施設をつぶすという目標を達成することもできたようにみえる。 昨日の朝五時からすこし前にエドワード・サンダースが第八部隊の車庫で灯油と硝酸アンモニウム肥料を混ぜるのを手伝って、その日の俺の仕事がはじまった。袋を一つず

          『ターナー日記』の邦訳④第六章~第七章

          『ターナー日記』の邦訳③第四章~第五章

          四章 1991年9月30日。先週は仕事がたくさんあったので書き物をする時間がとれなかった。ネットワークを立上げる段取りは単純で簡単極まりないものだ。しかし、じっさいにそれをこなすには恐ろしいほどの努力が要求されている。すくなくとも、俺の受持ち分はそうだ。俺が打破しなければならない難題の数々は、どんなによく練られた計画でも、予期せぬ障害に耐えられる柔軟性をたっぷりと用意して盛込んでおかなければ危険な落とし穴に落ちることを、今一度おもいださせてくれた。 基本的に、ネットワーク

          『ターナー日記』の邦訳③第四章~第五章

          『ターナー日記』の邦訳②第二章~第三章

          二章 1991年9月18日。昨日までの二日間は喜劇的な大失敗だったが、今日はほとんど悲劇に変わっちまった。昨日は俺がたたき起こされてから、何をするべきかを話し合った。最初に合意したのは、武器を手に入れてからもっといい隠れ家をみつけることだった。 俺たちの部隊は――第四部隊――このアパートを必要になったときに利用するために約六か月前に偽名で借りた。(銀行口座を開設するときのように入居人ごとのソーシャルセキュリティナンバーを警察に届け出るように家主に義務付ける新法を犯すことに

          『ターナー日記』の邦訳②第二章~第三章