幻の銘茶のこと(三)春夏平番茶
稀少なきの花の春平番茶と夏平番茶
「これはどぅ?きれいやろ。私、これも好きやねん」と川上さん。
湧き水で程よく冷えたお番茶を出してくださいました。
美しい山吹色のお茶でした。
とても香が高く、そして優しくて
ごくごく頂けて、喉の渇きを潤してくれます。
川上さんの『平番茶』はそのとおり、平の茶葉です。
他所にはない非常にめずらしいお番茶です。
軽く崩して
熱湯で気軽に淹れられること、
カフェインが少ないので、ご高齢の方や子どもにも安心です。
深夜のお伴にもいいですね。
お番茶は
「免疫ビタミンポリサッカライド」というものが含まれており、
特に夏番茶に多くあるようです。
筆者のネット調べなので、一度検索してみてください。
夏平番茶は、手摘み農家からしか出ない
春番茶よりも更に稀少性が高くなります。
夏番茶は春番茶より茶葉が薄く、カールを帯びていて崩れやすいですが
当然、味など内容に差異はありません。
私は、朝茶葉と水をボトルに入れて冷蔵庫に入れ
日中の水分補給にしています。
少なくなったら水を足すだけです。
押しが利くので1日愉しめます。
また、燻製チップの代わりにコンロでスモーク調理もしてみました。
チーズや手羽先など
ほんのり、お番茶の香りがたのしめましたよ。
お力添えいただけますと幸いです。