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映画.com編集部の「買ってよかった」「見てよかった」【12月3週】
映画.com編集部です。木曜日は、編集部メンバーが「買ってよかったなあ」「見てよかったなあ」「行ってよかったなあ」と思うもの・ことをざっくばらんに紹介します。
映画に限らず何でも自由に、という感じ。それではいってみましょう。
■オリーブの木
コロナ禍にあって、自宅で過ごす時間が劇的に増えているかと思います。我が家では、「オリーブの木」を迎え入れました。家の中に緑があると、ホッと和みます。早朝、太陽の光を浴び、キラキラと輝くオリーブグリーンの葉を眺めながら飲むコーヒーは格別です。
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■「この世界に残されて」
うっかり見たらめちゃくちゃ感動してしまった映画。ハンガリー映画は初めての鑑賞だったが、触れれば壊れてしまいそうなほど繊細で儚い描写に心奪われた。舞台は1948年、終戦直後。16歳の少女と42歳の医者が、恋と呼ぶには切実すぎて、愛と呼ぶには優しすぎる“絆”のような何かを育んでいく。
詳しい解説は特集を打ったのでそちらを参照してもらうとして、そこで書いていないところで心に残ったのは、セリフの豊かさだった。
「なぜ生きるの?」「独りが怖い」「愛はもっと奥深いものだぞ」「ずっとこのままがいい」「コーヒーとプチケーキ。チョコで」「好きなら受け入れてあげて」「嘘はつけない性分だ。世界のためでも」「もしきみが望むなら、ここに残る」「嘘ついてる?」「いつもさ」
ラストシーンの余韻は何物にも代えがたい。思い出したらまた見たくなってきた。12月18日から劇場公開中。
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■黒沢清監督作「蛇の道」「蜘蛛の瞳」DVD
とっても綺麗なジャケット写真だったので、即購入。代わり映えしない部屋にやってきた“明るい色”。「青春の1コマ」を切りとったようなジャケ写を眺めていると、在宅勤務で荒んだ心が癒されていきます。2作とも素敵な作品なので、皆さんも手に取ってみては?(注意:お子様には見せないでください)
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■三條宗近のダマスカス包丁
映画.comのSNSを担当している私からは、基本的にネットで話題になったものをご紹介していこうと思います。最近買って良かったのは、平安時代の伝説の刀工が先祖だという三條宗近のダマスカス包丁です。
その切れ味を絶賛するまとめを見て思わず購入したのですが、ご覧くださいこの切れ味! トマトもこの薄さに切れてしまいます。元々料理は好きだったのですが、気持ちいいほどよく切れるので、前にも増して料理をするのが楽しくなりました。興味がわいた方はぜひどうぞ。
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ではまた来週~。