私と摂食障害について(チューイング、噛み吐き)

私は1年前からチューイングという摂食障害を患っています。噛み吐きという、食べたものを飲み込まないで吐き出す行為です。

チューイングという行為自体については、もともと、私がずっと幼い小学生の頃、5つ上の姉がやっていたことがあり、存在自体は知っていました。姉は誰にも言わないでと言っていましたが、多分太るのが怖かったのだと思います。

私がチューイングという行為に手を出してしまったキッカケは、去年の冬頃、メンタルが本当に芳しくなくて、孤独で、寂しくて、虚しくて、食べることでしか生きながらえることができなかったのがキッカケです。

基本的に私は調子いい時以外は大体は抑うつ気味なので、何もなくても涙が出てくるとかそんな感じなんですが、それに冬の寒さと、仕事の忙しさが加わり、もう普通に生きるのも精いっぱいでした。

食べることが唯一の救いだったけれど、太りたくないから、チューイングという行為に落ち着きました。

去年は本当に状況が悪くて、フルーツグラノーラの大袋に業務スーパーの練乳1kgをぶちかけるとか、カルボ麺を買い込んで数袋一気にとか、頭のおかしい食べ方を沢山していました。安くなった菓子パンを大量に買い込んだりとか日常。

今は、それよりかはマシになっていますが、苦しみや悲しみが癒えた訳ではないので、毎日チューイングしてしまいます。体重は 57kg/159cm前後でちょいポチャ気味です。

摂食障害のなかでもチューイングに該当する人はあまり見かけないというか、情報が少ないです。なので過食嘔吐とか非嘔吐過食の方のTwitterなどをよく見たりするんですが、基本的にみんな心にぽっかり穴が空いてしまっているんだろうなって勝手に思ってます。キラキラ心が満たされている人は食に逃げる必要なんてないし。

私の場合、ある程度、選択的にチューイングしているので、普通に食べることもできます。チューイングする時はこれは飲み込まないと思って買っています。飲み込めるのは、外食した時とか、カロリーが1日の中で許容範囲内のもの、自分で作ったもの、ある程度健康的なものです。それ以外は、”愉しみ”のために食べているというか、どうせ身体も必要としていないだろうし吐き出している感じです。

こんなことを言うと食べ物が勿体ないだろうとかいう人がいるかもしれないけれど、生きていくために或る程度のストレス緩衝材というか、頼るものが必要だから今は開き直っています。

でも、少しずつ自炊の頻度を増やしてなるべく健康なものを飲み込んで、あわよくば体重も落としたいとは思っています。ただ、チューイングを完全にやめるには仕事をだいぶ減らすか、誰かと同棲するか、とかしないと難しいかもしれないです。

また状況に改善あれば更新したいと思います。



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