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中小企業診断士実務補習 2日目(帰宅後)②

本日の論点の中心は、①クライアント社長が今のままでも(変わらなくても)実現できる「現実的」な「波風のたたない提案を」するのか。

それとも、②クライアント社長が怒り狂うほど、「核心、痛い所をついたタブーに切り込む提案をすべきか。」でした。

中小企業診断士としての「信念、ポジション」が焦点。方向性やビジョンの段階。

他の班は、すでに報告書の作成に着手している。「初回の我々3人」は焦ります。「大丈夫か?」

閑話休題

社長ヒアリングの結果、我々ひよっこ診断士5人の意見は「現状の(意識改革がない)ままなら、2,3年以内に倒産する。」でした。

財務諸表にも表れていた。「でしょうね。」

社長の危機感が薄い。どこか他人事。発言内容は正論なのに、「実行に移さない。」矛盾。自信がない?

「躊躇している暇はない。緊急事態、入院レベルです。ご理解されてます?」。素人でもわかる(銀行マン2名含むけど)

従業員のことを想うのならば、「嫌われるかもしれないけど、痛い所、会社の現状を伝え、自分達が変わらないと、この会社はなくなるよ。それでもいいの?」というメッセージをざっくばらんに従業員に伝え、共通認識に落とし込むべき。

それがトップの役割。仲良しサークルじゃないんだから。

「10数年以内に実現する予定」という経営計画。

「いやいや、その頃にはこの会社は淘汰されているよ。現状分析できてる?」

「理解しているのに実行しないのを、無責任という。御存じ?」

ひよっこ診断士にそこまで言われて、どう出るか?

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