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サマソニに行けなくなってよかった

本日、サマソニ2024大阪2日目。推しのNumber_i目的でチケットを購入していた。が、行けなくなった。夫が発熱したのだった。

猛暑による引きこもり育児で体力低下した体をムチ打ってでも、ステージ前を陣取ってライブ観戦するつもりでいた。それぐらいの意気込みでいたので、いくぶんうなだれた。大好きなラーメン屋の長蛇の列を並んで待った末に、自分の目の前で「売り切れましたー」と締め出されたときみたいな気持ちになった。でも、体調不良は誰の身にも突如おとずれる。しょうがない。

10年ぶりのサマソニで灼熱の日差しを浴びながら、推しの姿を間近で網膜に焼き付ける世界線を夢想しつつ、息子とリビングでゴロゴロしていた。息子が寝ている間、用事もせずに一緒に寝たりした。本を読んだりした。そうして18時ごろまで過ごした。


湯煎にかけたチョコが、砂時計の砂が落ちていくぐらいのペースで溶けていくように、心身の強張りがほどけていたらしかった。ただ、のんべんだらりと過ごしただけなのに。18時という夜が始まる時間帯だったが、充電された私は、機敏な足取りで掃除機がけするなどした。


ちょっと一気に色々やろうとし過ぎて、最近ずっと心ここに在らずで、脳みそが休まず帯電していて、不調と意識に上らない程度の不調だったのだと思う。

今日いちにちで、だいぶスッキリした。悶々と悩んでいた諸々が、悩んでいたことが滑稽に思えるくらいサッと氷解した。元気じゃないと、物事をシンプルに判断することすら難しくなるのだな、と思った。


結果的に、今日はサマソニに行けなくてよかったのだと思う。夫が発熱せず、夫に息子を頼んでサマソニに行っても、そのとき楽しくても、家に帰ってきたら悶々モードにまたスン…って戻っていた気がする。

推しは細く長く推していく所存ですので、また関西に来てくれるタイミングで、ライブチケットを申し込めばいいし。


いつも私は夫に頼りまくっている。息子の世話だけでなく、しっちゃかめっちゃかな私の世話もしてくれている夫。(ハードワークなのに家事もたくさんしてくれるし、早く寝ろとか言ってくれる)ちょっと頼り過ぎていたかなと思う。せっかくのお盆休みも、夫はあまり休めず疲れていたのかもしれない。ごめんなさい。熱、下がってよかったです。いつもありがとう。

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