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固定表示の効果について考えてみた

はじめに

noteにはいろんなクリエイターさんがいるので、物語やエッセイを読んだり、イラストや写真を見たり、興味がつきない。

気に入った記事があれば、クリエイターさんのホーム画面に飛んでいって、記事一覧から物色することもしばしば。

そんな中、上部に、特定の記事を固定しているクリエイターさんが複数いらっしゃり、その目的が気になった。

そこで、私も記事を固定してみようと思い、ついでにその効果について検証してみたのが本記事である。

短くまとめるつもりが、書き上げてみると、なんと、3,000字を超えている!!!長っΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

というわけで、長い文章が苦手、結論だけちゃっちゃと知りたい!という方がおられたら、この下の目次から、「まとめ」をクリックし、そこだけ読めば十分理解できるはず。遠慮なくショートカットすることを、強く勧めたい。

また、もし、わかりにくい箇所や改善点、要望、クレームなどあれば、遠慮なくコメント欄へ投稿されたし(笑)。目指せ、日々精進!



固定表示とプロフィール


クリエイターのホーム画面で、作品一覧を表示させたとき、一番上に固定する記事を選ぶことができる機能をご存知だろうか?

該当記事の「…」部分(下図 ←)をクリックすると、「プロフィールとして表示」「仕事依頼として表示」「クリエイターページに固定表示」の3つから、任意で表示方法を選択できる。

〈クリエイターのホーム画面〉
「…」をクリックすると表示の設定を選ぶことができる

「クリエイターページに固定表示」をクリックすると、該当記事が、一覧の一番上に固定されて表示されるようになる。

設定できるのは1記事のみであり、他の記事で同じ操作をした場合、先の記事に代わって、新たな記事が一番上に表示されることになる。

クリエイターのホーム画面を見ていると、自身のプロフィールとして作成した記事を、固定表示に設定している場合が多く、実際に固定されたプロフィール記事がダントツで「スキ」をもらっているようにも思う。

そこで、一番上に固定すると、記事のクリック率が上がるのかどうか、検証してみたいと思った。


作成記事を固定表示にしてみる

まず、8月2日に、上の記事を作成し、固定表示に設定した。プロフィール用の記事ではないのだが、私の特技(?)を書いたもので、今後、仕事にしていけたらいいなぁ〜という消極的な希望も書いているので、プロフィール的要素もないわけではない。

で、固定表示に設定すると、下のように「固定された記事」として一覧の一番上に表示される。

〈クリエイターのホーム画面〉
一番上に「固定された記事」がある


記事の上部に、「ホーム」「記事」「メンバーシップ」「マガジン」「スキ」「プロフィール」と表示されており、「プロフィール」をクリックすると、「プロフィールとして表示」に設定した記事が表示される。
私は、初投稿の記事をプロフィール記事として設定したので、クリックすると下の記事が表示されることになる。


私のスマホでは、「プロフィール」までしか画面に表示されないのだが、左にスライドすると、隣に「仕事依頼」が現れ、これをクリックすると、「仕事依頼として表示」に設定した記事が表示される。

「プロフィール」の横に「仕事依頼」がある


私の場合、固定表示にしているのと同じ記事を設定したので、「仕事依頼」をクリックすると、下の記事(固定の記事と同じ記事)が表示される。


「固定表示」「プロフィール」「仕事依頼」として表示できる記事はそれぞれ1記事のみだが、1つの記事に対して上記3つを設定し、どれをクリックしても同じ記事が表示されるように設定することも可能だ。

3日後の「全体ビュー」と「スキ」


さて、記事作成&固定表示設定をした8月2日から3日経過した8月5日(20:09)のランキングがこちら。


固定した記事は8位という結果に
頑張ったといえなくもない…


1位はなんと、8月3日に作成した下の記事!
実用的な内容だったから読まれたのだろうか?
「スキ」も1番多くなっていた。


「固定表示」に設定した記事(8月2日作成)は、25ビュー差がついて8位。せっかく固定して一番上に表示されていたのに、後から作成された記事に負けるなんて、なんてこった(笑)。

ちなみに2位の記事は、7月28日に作成して以来、7日間ダントツ1位を守っていた下の記事なのだが、上の記事作成から2日であっさり抜かれてしまっていた。
あらビックリ(笑)。


ちなみに、プロフィールに設定した、初投稿の記事は18位だった。

「プロフィール」に設定した記事は18位


勝敗を分ける鍵


私の記事に関してしかわからないのだが…。
「スキ」をもらえている記事については、比較的、投稿した直後に集中して「スキ」をもらい、その後、ビューだけが増えていく、という傾向が見られる。
上位3位まではそのパターン。

下は3位の記事↓


そして、ビューが多いからといって、比例して「スキ」が増えるかといえばそうでもなく、まったく「スキ」をもらえていない記事もある。
4位のこの記事はそのパターン。
7月26日に投稿してから8月6日(7:00)の時点ではノー「スキ」である。


上位4つの記事を見比べて、気がついたこと。
そういえば、上位3つは、noteが設定している、なにかしらのお題に乗っかっていたような…。

1位「#noteの続けかた」
2位「#未来のためにできること」
3位「#この夏やりたいこと」
4位「設定なし」

なるほど、なるほど。お題に設定すると、関連するところに表示されやすくなるって寸法だ。

逆に言うと、なんのお題も設定していないのにビューが増えてる4位はすごいのか。
見出しの力でクリックしてもらえているということなのかもしれず。しかし、せっかくクリックしてもらえているのに「スキ」を一つも獲得していないということは、記事の内容が今ひとつということかもしれぬ。

ということで、改めて4位の記事を読み返してみると、目次が設定されていないし、文章にもわかりづらいところがあった。
この投稿をした時期は、まだnoteの機能を把握していなかったのと、とりあえずなにか書こう、どうせ書いてもそんなに読む人いないし、と思っていたのは怠慢である。

一部、修正し、お題「#自分で選んでよかったこと」にも参加。ついでに、プロフィール設定していた記事にも「#自己紹介」を追加してみた。
今後の動向に注目したい。

ちなみに、コンテスト・お題に参加することは、作成した記事がもっと読まれるための要素となることが、noteの記事でも謳われている。

クリエイターガイドの「もっと読まれるには」でも、
コンテスト・お題に参加することを勧めている。


あとから伸びるタイプ!?


昨日のうちに、記事を仕上げて投稿する予定が、なんだかんだで日をまたぎ、朝になってしまった。しかし怪我の功名とでも言うべきか!?

集計の更新があり、なんと、固定した記事が4位に浮上!!!


固定表示にしていた記事が、
夜のうちに8位から4位へと急浮上!


よく考えてみたら、記事一覧というのは、クリエイター自身に興味を持ってクリックしないと表示されないものだ。
そして、固定表示の記事というのは、「表示させたからにはなにか読もうかな」と眺めていた読者様が、「このクリエイターがわざわざ固定表示にしているのだから、まあ、見てやるか」と、しかたなしに選択するもの、という位置づけである。

ということは、最初のうちは泣かず飛ばずでも、これからどんどん伸びていく可能性が期待できる、…のかもしれない。

まとめ


結論からいうと、記事を固定する事により、「全体ビュー」や「スキ」が他の記事よりも増えるのか、というと、必ずしもそうとはいえないようである。が、しかし、増えないとも言い切れない!
(どっちやねん!!!(笑))

ビュー数が増える記事にするためには、ハッシュタグや見出しへの工夫、コンテスト・お題への参加を検討し、まずは、多くの読者様の目に触れる設定にすることが必要で、なおかつ、表示された数多のライバル(?)の中から、自分の書いた記事を選んでクリックしてもらわなければならないようだ。

そして、最初の記事を読んだ読者様に、「このクリエイターの他の記事も読んでみようかな」と思ってもらえたときにのみ、記事一覧が表示され、そこで初めて、固定記事の力が発揮される、という仕組みが見えてきた。

この考察があたっているかどうかは、今後の推移をみて、また検討していきたい。

興味を持たれた方は、ぜひまた読みに来ていただければありがたい。その1ビューが、また数字になって、私の記事に、力に、なっていくのだ!


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一生、手元に置いておきたくなるような詩集を作りたい。 こころが折れそうなときに力をくれる絵本を作りたい。