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37.4°-世界は物語で出来ている【since2024】

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記事一覧

一年に何回、きちんと食事に向き合うことがあるのだろうかと考えさせられた -『劇映…

 『劇映画 孤独のグルメ』を観た。この作品のテレビシリーズを観たことはなかったのだが、と…

宇佐美 智隆
3週間前
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映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』感想 ちゃんとガッカリする映画

 期待していた映画ではなかった。前作『ジョーカー』はある意味痛快だった。社会の底辺で踏み…

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9.11『虫の知らせ』ー残された大きな丸い穴と金属臭

 今から23年前の9月11日朝、アメリカで4機の旅客機がハイジャックされ、日本人24人を含む2,97…

石馬 とーこ
5か月前
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初音ミクに会ってきた-仮想現実がもたらす夢の出会い

「握手いいですか」そう言って両手を差し出すと、初音ミクは笑顔を向けて手を握ってくれた。仮…

ぶいあるお
6か月前
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映画『首』を観て。

 北野武監督(以下監督)は自身でも言うように、芸人としては「裸の王様に裸と言い続けて」き…

KK
6か月前
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映画『首』感想 明智光秀はなぜ織田信長に従っているのか

 冒頭、清流が流れる小川に、首なし死体が横たわっている。鮮やかな赤色に染まった首の切り口…

仮想現実の写真家-現実と仮想現実をつなげる写真展

2016年はVR元年と言われ、以降、多くの人がVRゴーグルを使って仮想現実に足を踏み入れた。あれから8年が経ち、仮想現実の世界には多くの文化が芽生え成長している。そのうちの1つ、バーチャルフォトグラフという仮想現実の写真文化を紹介したい。 仮想現実の写真家(バーチャルフォトグラファー)として活動し、現実と仮想現実の境を超えて写真展を開催するAmaNeko氏に話を聞いた。その取り組みからは、多くの人を惹きつけてやまない仮想現実の魅力が見えてきた。 Virtual Photo

映画『あんのこと』感想 この映画は彼女の墓標だ

 この映画で一番印象に残っているのは、多々羅と桐野と杏の3人がラーメン屋で食事をするシー…

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「進路は自分で選ぶ!」            ーベトナム語という選択から

 進路はどの様に選ぶべきか。誰でも悩む問いである。皆さんが今後、学校や仕事を選ぶのであれ…

KK
8か月前
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映画『関心領域』感想 ~ラストのジャンプと嗚咽の意味

 「私たちは今、あまりに多くの罪なき人を巻き込む紛争に至った占領によって、ユダヤ人として…

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過去2回の薬物逮捕、度重なる解雇。それでも僕は諦めない【後半】

※この記事は薬物乱用の危険性を理解・周知していただくために書いたものです。違法薬物の所持…

石馬 とーこ
9か月前
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中田たかしの非連続な成長曲線 ーベンチャー企業編ー

従業員100人のベンチャー企業へ HPを退職すると決めた中田さんは就職活動を始める。 候補とし…

林深雪
9か月前
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赤道直下の太陽をいつか見てみたい理由。

 思い出を振り返って、月日が経っても色褪せないのは結局「人の優しさ」なんだとしみじみ思う…

ニッタノリコ
10か月前
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映画『終わらない週末』感想 ~世界は「喋ってみたら意外といい奴だった」で出来ている

Netflixオリジナルの「終末」サスペンス  Netflixオリジナル映画の本作は、全米でベストセラーとなったルマール・アラムの同名小説を映画化。監督・脚本はサム・エスメイル。ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク、マハーシャラ・アリ、ケビン・ベーコンらが出演。豪華共演陣による終末サスペンス。  人嫌いのアマンダ(ジュリア・ロバーツ)は、週末の休暇をレンタルした別荘で過ごそうと夫のクレイ(イーサン・ホーク)、息子のアーチー、娘のローズと共に訪れる。家族で休暇を楽しんでいた