![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87217762/rectangle_large_type_2_5535e6f36c1d9aef3f4fbfd4a3cdc3f5.jpeg?width=1200)
僕のQ活記録 ~2本のシネレンズが加わる 後編~
![](https://assets.st-note.com/img/1663554936347-ScgCyFUrw9.jpg?width=1200)
この春から僕の手元にきてくれたPENTAX Q10。とにかくQで撮ることが楽しくて、週末になると外に持ち出している。その際にお共しているレンズがCine Yashinon 13mm F1.4とCine Zuiko 6.5mm F1.8というシネレンズの2本。
このシネレンズ2本のうち、まずはCine Yashinonについてこんな感じで撮ってます、と先日ご紹介させていただいた。
今回はもう1本のシネレンズ、Cine Zuiko 6.5mm F1.8を使って撮影したものをご紹介させていただく。
Cine Zuiko 6.5mm F1.8というレンズ
![](https://assets.st-note.com/img/1663511234820-yZBsG68otK.jpg?width=1200)
オリンパス光学工業株式会社製で昭和40年代のものらしい。Q10に装着することで35mm換算で約36mm相当となる。このレンズ、兄貴分に優秀なCine-Zuiko 13mm F1.8 Dというレンズがあるようで、これに比べると…なんて分が悪い立場に追いやられているようだ。かわいそう😢
![](https://assets.st-note.com/img/1663567120101-asgE5aNR8Q.jpg?width=1200)
Japanの文字が何とも誇らしげではないか
ケラレも個性の一つとして楽しむ
![](https://assets.st-note.com/img/1663511543414-AEwcg1UvPD.jpg?width=1200)
Q10で6.5mmというレンズを使用する場合、避けて通れないのがケラレ問題のようだ。これはQの撮像素子が1/2.3型と小さいため、35mmカメラ用レンズ等組み合わせると画角が極端に狭くなることで発生するものだ。
Qでは撮影フォーマットで4:3や3:2を選ぶと四隅がけられる。これを防ぐには16:9や正方形を選ぶことになる。
そこで購入直後は真四角等で撮影してみた。でもただでさえ小さなレンズ、そのレンズのさらに一部しか使わないなんてもったいないし、気分的にも何だかレンズが持っている力を使い切っていないようでしっくりこない。さらには、レンズを変えるたびにフォーマットを変更することも面倒に感じはじめた。
![](https://assets.st-note.com/img/1663513357608-hMZhOKtdI5.png?width=1200)
僕のレンズでは四隅というよりどうも右側部分によりケラレが見られる
そこですぐに「ケラレもこのカメラとレンズの組み合わせによる味なんだ」と頭を切り替え、ケラレを使って楽しんでいくことにした。
![](https://assets.st-note.com/img/1663512768756-FXLCazGscJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663511710038-ot51pxw9Pb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663511391866-XRPol0TO4r.jpg?width=1200)
いい写りしてくれるよ
![](https://assets.st-note.com/img/1663511767829-EEUoRKykCy.jpg?width=1200)
性能のことは良くわからないけれど、右奥へのボケ方などいい写りしていると思うな
![](https://assets.st-note.com/img/1663512008917-yZ53fe44EI.jpg?width=1200)
それはQとシネレンズの組み合わせが紫陽花撮影に合っていると感じたからだと思っている
![](https://assets.st-note.com/img/1663512711543-tvv83RIxUE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663513788523-4QD72eWoBV.jpg?width=1200)
好きな色合いなので良く使うイメージの一つ
![](https://assets.st-note.com/img/1663513926242-66ei7ew00Z.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663514047191-qnyRwL4jrO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663514132185-3BcybiaGhK.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663514282986-778D2OQkWE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663514411508-6VwebBHrB6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663514553797-Jax1KRXfML.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663575143240-4ZPQDbzU3V.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663575886686-f9TffGL86X.jpg?width=1200)
Cine Yashinonのような強烈な個性では無いけれど、ケラレという味つけ、35mm換算で約36mm相当という焦点距離、しかもけっこう寄れるこのレンズ。路地歩きが多い僕にはとっても使いやすい。
出される色味も気にいっている。先日ご紹介したCine Yashinonとともに、僕のQ活で今後もメインの一本として使っていきたい。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。