「オタクライターが語る居酒屋」という企画

オタクという生き物は、なぜ文章を書きたがるのか。
ずっとわたしの謎でした。

「オタク」という呼び名が正しいのかどうかは未だ分かっていません。言葉の発祥からどこかネガティブさや卑下する意味も感じるので、なにかもっと気持ちよく使える言葉が発明できたらいいなぁとはいつも思っています。ま、それは今回は置いておいて。

誰かの・何かのファンで、その世界を極めている人のことがわたしはとても好きなんです。

「推し」「推し活」という言葉が広く使われるようになってけっこう経ちますが、「推し」よりもっとディープな濃いのを、呼吸するような自然さでしている人たちって、いいんですよね。


そんな思いをずっと前からからもっていることもあり、オタクの話を聴くことが好きでした。現場の前後に、担当の動きがあった日に、はたまた何にもない日にもただただ集まって、おしゃべりする時間が好きでした。

それを、オンラインでやってみてもいいんじゃない?とまいちゃんと始めてみたのが、「オタクライターが語る居酒屋」という企画です。

現場後の、会場近くの居酒屋。

中には、テーブルごとに自分の担当についての話に花を咲かせるオタクたち。

リアルな居酒屋でやったら、どんなに幸せでどんなに笑い転げてもその話はそのテーブルにいるオタクたちの記憶にしか残らない。

それをあえて、Twitterの公開おしゃべり機能・スペースでやってみたらどうなるかなー?という実験です。

今、2回の居酒屋トークを終えました。

やってみて分かったのは、オンラインでもオタクの話すことは変わらないなーということ。

合わせて、自由に出入りして誰でも聞ける場所でおしゃべりすると、居酒屋では起こらなかった思わぬ展開もあるなーということ。

立ち寄って耳を傾けてくれる人がいたり、あとから感想を送ってくれる人がいたり、「また聞きたい!」というオタク見習いがいたり……

来週、第3回もやろう~と言っているところなので、ゆるゆる続けていけたらいいなと思っています。続けたら、オンライン居酒屋だからこその何かが起きたらおもしろいなーと淡く期待もしています^^


まいちゃんもわたしの共通点は、書きたがる人であること。

ジャニオタさんは何年も前からはてなブログであれこれレポやらなにやら書く人が多かったし、今はnoteにもいろんな推し活を楽しむ人の記事がいっぱい流れています。(わたし、おたくの文章めちゃくちゃ読んでます!かいてくれてありがとう!)

書くってただならぬことだとわたしは思っていて。

だって時間かかるし、難しいし、どんなに力を尽くしても頭のなかとイコールにはできないし、全部を書き出すこともできないし……

それでも書いて残したいものってやっぱり特別だし、書き手は熱量が高い人が多いなぁって思います。

まいちゃんは、居酒屋・♯1で「自分が書いたものを読んだ人に、書けることをうらやましがられることもある」とお話していて、へー‼でした。今は書いていなくても、書けるものなら書きたい!って思っている潜在オタクライターも、実はいっぱいいるってことなのでしょうかね^^

「オタクライターが語る居酒屋」では、書いて残してしまうほどの思いがあるものもお互いに取り上げながら、近くはありつつも別沼を深掘っていけたらいいなぁと考えています。



個人的には、あえて見える場所でファン活動をすることで、オタクがもっと生きやすくなったらいいなぁとも思っていて。

先日自己紹介記事にも書いたのですが、「好き」なものを、堂々と、正直に好き!って言える人がもっと増えたらいいなぁと願っています。

〇〇オタクであることを職場では隠している人もいるし、年齢などを理由にそろそろやめなきゃって悩んでいる人もいる。好きなものを隠したり、好きでいることを止めようとしたりするのって、本当は変なことなんじゃないかなと思うようになったんです。

「推し」をもっていることが個性のひとつになりつつあって、オタクの地位も向上しているけれど、個人的にはまだまだ足りないと思う。

「好き!」をもっていることの楽しさや豊かさ、それを誰もがみえる場所でも公開したっていいじゃないってことが、じわじわとお伝えできたらうれしいです。



とはいえ、あんまり難しいことは考えずに、「推しが!尊い!!」みたいな話を繰り広げていけたらいいな~と思ってます。良かったら、そんな居酒屋で一緒に飲みましょう!

よろしければ、アーカイブはこちらから聴けるはず^^ ▼

◆1回目

レポートまで書いてくれました。すごい!


◆2回目



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ゆこ|日めくり偏愛
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