傾聴力のある人の共通点 〜「動く見た目」編〜
傾聴力がある人の共通点は、ズバリ「見た目」が良いことですが、ここでは「動く見た目」の共通点をご紹介します。
動く見た目
傾聴力がある人は、次の5つの共通点を持っています。
頷き(うなずき)上手
たかが頷きですが、されど頷きです。
大勢の前で話した経験がある人は、この「頷き」の大切さが分かると思います。
会場に100人いても頷いてくれる人が1人いるだけでどれだけ話しやすいことか、緊張している場面でもどれだけその行為がありがたいことか。
合いの手上手
合いの手とは、会話の合間にはさむ動作や言葉のことをいいます。
この合いの手上手な人は、会話のリズムをつくり、どんどん相手を話しやすくさせます。
合いの手を意識するだけでも、傾聴力はレベルアップします。
質問上手
合いの手の内容にも含まれますが、質問上手な人は会話の中に「問い」をはさんでいきます。
そして相手が答えたくなるような「問い」をはさむ人が、質問上手な人です。
おうむ返し上手
おうむ返しとは、相手が言ったことをそのまま繰り返して言うことです。例えばこんな感じです。
昨日嬉しいことがあったんだけど
→ へー嬉しいことがあったんだね
今日は天気がいいね
→ 本当に天気がいいね〜
昨日の宿題だけどさぁ
→ 昨日の宿題ね〜
これだけのことですが、相手は話しやすくなっていきます。
これを意識すると、最初はぎこちないですが最初は何でもそんなものです。
安心してやってみましょう。
ミラーリング上手
これは相手と同じ動作をすることです。
私がお世話になっている広告代理店の営業マンは、絶対にこれを意識しています。まだ聞いたことはありませんが(笑)
私がコーヒーを右手で飲むときには、彼は同じタイミングで(左手で)飲みます(笑)
これだけのことですが、相手は話しやすくなっていきます。
これも意識すると、最初はぎこちないですが最初は何でもそんなものです。
安心してやってみましょう。
基本をおさらい
伝える技術の基本は「相手の目線に合わせる」ことです。
では一方で、傾聴力の基本は何でしょうか?
傾聴力は「相手に目線が合っていると思わせる」技術です。
話している人は「本当に聞いてくれているのか?」「本当に伝わっているのか?」という不安があります。
そんな時に「大丈夫だよ」という安心感を与えるのが、「相手に目線が合っていると思わせる」技術です。
そしてさいごに・・・、
傾聴力がある人は、人として魅力があります。
なぜなのか?
それは思いやりが溢れているからです。
傾聴力に必要なことは、相手を思いやることです。
そんな相手を思いやる習慣を持っていることが、傾聴力がある人のもう1つの共通点なのです。
続きに興味のある方は、ぜひこちら【ビジネスの必須スキル「傾聴力」を高める3つの「きく力」】もご覧ください。
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