見出し画像

学習者タイプ診断VARK Questionnaire(アンケート)は早めに実施したほうがいい。

人間には異なったタイプの学習者が存在します。


「俺か俺以外か。」


あ、ごめんなさい。


時を戻そう。


人間は主に4つの学習タイプに分類されると言われています。

V(Visual)タイプ・・・絵やイメージ、視覚で学ぶタイプ

A(Aural/Audio)タイプ・・・会話や講義を聞いて、聴覚で学ぶタイプ

R(Read/Write)タイプ・・・文字を読んだり書いたりして学ぶタイプ

K(Kinesthetic)タイプ・・・体を動かして五感で学ぶタイプ

そしてこれらを複合的に併せ持ったMultimodalタイプが存在します。


あなたは何タイプでしょうか。


私はA(Aural/Audio)タイプです。耳から情報をインプットするタイプです。なので、オーディオブックをよく聞きますし、ラジオ講座、講義を聞くのは苦になりませんし、対話・討論を通して思考を深められるタイプです。TEDトークなどプレゼンテーションを聞くのも好きです。英単語を覚えるのは音を何回も聞かないと絶対覚えられません。逆に単語を書く練習は3回まで。アホほど書かなくても英検1級は合格します。

このように自分のタイプを知ることで、どのように学習すれば効率が良いのかが分かります。

児童生徒自身がどの学習者タイプなのか、なるべく早く自覚することでその後の人生の学習が効率良くなることは容易に想像がつくはずです。それから保護者にも、お子様がどの学習者タイプなのか把握していただくことで、学習支援のミスマッチが起きにくくなります。(例えば、子どもは全然Rタイプではないのに、ひたすら漢字や英単語を書かせるなんてことが起きにくくなると考えられます。)


ではどうやったらこのV・A・R・Kの学習タイプを診断することができるのでしょうか。

実は、

これらの頭文字を取ったVARK Questionnaire(VARKアンケート)というものが存在します!

昔は、PDF版しかなかったのですが、いつの間にかオンライン版もできていました。そして昔は日本語版がなかったので「私が翻訳のお手伝いしますよ」と連絡したのですが、「今は需要がない」と返事をもらいました。笑

その1年後くらいに日本語版ができていました。誰かやってくれたんですね。きっと。

ぜひオンライン版で気軽に自身の学習タイプを診断してみてください。

自身の学習タイプがわかったら、その学習タイプの「ヘルプシート」を読んで、どのように学習すれば自身が効率良く学習できるのかを確認しましょう。



私は、中学校の英語の授業でこのVARK Questionnaireを生徒にやってもらいました。中学生にしたら英語は少々難しいですが、辞書使いながら必死に読み取っていました。かなり実用的なリーディングの活動にもなりました。笑


そして今は、The VARK Questionnaire for Younger PeopleやVARK For Teachers and Trainersも開発されています。小学生くらいにはこのFor Younger People版が適していると思いますし、教師であればFor Teachers and Trainers版がいいかもしれません。英語版しかないかもしれませんが。


ぜひ自身の学習タイプを理解して、効率良く学習できるようにして欲しいとおもいます。


Sayonara.






いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集