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悪いのはあなたではなく調子ーしんどい時に読んでほしいー

心が、気持ちが、しんどくてつらい時、それは、利き手を骨折したようなもんなんだと思えばいい
だって、利き手を骨折していたら、たぶんお箸は持てないし、ペットボトルもあけられない

心がしんどくてつらい時、前はできていたはずのことができなくて、さらに自己嫌悪に陥ったりする
あたまのなかは何かでぎゅうぎゅうでいっぱいで、渋滞が渋滞を呼ぶようにどんどん詰まっていく
そしてひとつ、ふたつとやらなければいけないことが詰まっていって、焦って集中力がなくなって、思考はあっちこっちに取っ散らかって、一周して「あれ、もともとこれの資料探してたのに、なんで横道にそれたんだろう」なんて思って
自分が人よりできない、なにか欠陥がある、注意力欠陥とかで仕事ができない、みんなに迷惑をかける
そんな風に考えてまた焦って、もうひとつ仕事が詰まるの繰り返し
そしてどんどん、自己肯定感が失われていく
仕事中心であればあるほど、仕事で評価されないと、自分の全否定が始まってしまう

その全否定だけは、どうにかしないでほしい
今は、心が骨折しているから、利き手が骨折しているみたいにうまくお箸が持てない状態
利き手を骨折している状態で何かできなくても、自己否定はしないでしょう?けがをしているんだから仕方がない

調子が悪いからできない、当たり前である
分りにくいかもしれないけど、あなたは今調子が悪いのだ
ちゃんと、調子が良ければぱっとできることさえできないほど
頑張りすぎて疲れているのだ

ただただそれだけ

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