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【子育て】選択肢が多いことは幸せなのか?
都内やその近郊で暮らす子育て世帯にとって、日々の生活は「選ぶ」ことであふれていますよね。
どの学校が我が子に合うのか、どの習い事が成長を促すのか、大型連休はどこで過ごすか…。一見すると、豊富な選択肢は喜ばしいことに思えます。しかし、本当にそうでしょうか?
例えば、学校選び。何十校も見学を重ねた先で決めた学校が、果たして本当に我が子にとって最良の選択だったと言い切れるでしょうか。あるいは、入学後の生活が必ずしも幸福に満ちたものになりえるでしょうか。
子どもがどんな経験をし、どのように成長するのかを予測するのはとても難しい。最善を尽くしたつもりでも、選択が常に「正解」ではないこともよくありますよね。
近年、インターネットやSNSの発達により、膨大な情報が手に入り、効率よく物事を決めたいと思う傾向が強まっています。また、インターネットで他者の経験や評価がすぐに確認できるため、「失敗したくない」という意識が高まり、選択の際には必然的に多くの比較検討を重ねることに。このような中で、多くの選択肢に圧倒され、自分の価値観をある程度固定しなければならない状況が生まれているように感じます。
あるママが、
「選択肢が多すぎると人は不幸になる」
と言っていた言葉がとても心に残っています。
選択肢が増えれば増えるほど、何かを選ぶときに「他の選択肢を選んでいたらどうなっていただろう」という後悔や迷いが生じやすくなり、結果として自分の選択に対する確信が持てなくなることもあります。
選択肢が多いこと自体は一見、豊かさや自由を象徴していますが、その裏には「本当に我が子に合うものを見つけられているのだろうか」「正解にたどり着けているのだろうか」といった不安が付きまとうことも事実です。
結局、何が幸せであるかは、その人の価値観やライフスタイル次第。しかし、どんな選択をするにしても、子どもの成長を見守る親としては、「選んだからには幸せになってやる」と思う心の余裕や強さが必要なのかもしれません。
「選択肢が多いことは幸せなのか?」という問いには、一概に答えは出せませんが、多くの選択肢があるからこそ、日々の選択が子どもや自分にとっての「幸せ」を考える機会になっていると捉えることもできますね。
皆さんはどう考えますか?
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