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勉強のしかた(集中力の話)

「集中力が続かない」という悩みをよく聞きますが、これは性格とかではなく、やり方と周りの理解が必要だと私は考えています。

・昨日は8時間続けて勉強したけど、今日は全くできなかった。
・5時間勉強したけど、集中が続かなくて、休憩のほうが長くなってしまった

長時間続けてやろうと思っていると、結果的に毎日持続できない勉強になることは皆さん自分を振り返ると理解できると思います。

今回は集中力を持続させるにはどうするかをまとめていきます。

集中が持続できる時間

私は学習塾という環境の中で多くの子どもたちや働く人たちを見てきた中で人が集中できる持続時間は15分・45分・90分のいずれかであると考えています。

15分は短いと思うかもしれませんが、負荷のかかることをしているときなどがそれに該当します。(例えば同時通訳など。)

45分は小学校低学年の子たちが該当するでしょう。実際に小学校の授業はそのくらいの時間で時間割が組まれています。

ということで私は、多くの小中高生と大人は90分の集中が1つのタームだと考えています。このように私がいる明光義塾の授業も90分、大学の講義も90分なのは理由があるのです。

三日坊主の原因

でも、もっと長い時間、続けて勉強できることありますよね?

もちろん90分以上を連続で集中することもできないことはないのです。しかし、休憩なしで長時間連続で勉強をしたときの疲労は回復がしにくく、次の日に影響が出ます。すごく頑張った日の次の日はぐったりしてしまうのはこういった理由があるのです。
土曜日はかなり勉強したけど、日曜日はだらけてしまうみたいな感じです。そう、これが三日坊主の原因の一つなのです。

お子さまへの声かけに注意

ということで世の中のお母さま方、
「まだ1時間ちょっとしかやってないのに、もう休憩してるの?」
という声掛けはしないであげましょう。
実は効率的な勉強方法をしているのに、ストップをかけてしまっているかもしれません。

90分勉強→休憩→90分勉強→・・・としたほうが継続して勉強できるようになります。

しかし、休憩の取り方や時間も気にしないといけないですよね。

次回は「休憩の取り方」編へどうぞ↓

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