【おからの活用】生おからで下茹でして作る、とろとろの角煮
私の豆腐料理教室の参加の方々は意外にもおから――中でも豆腐屋さんから仕入れ立ての生おからを活用したい人が多いです。そして一番多い質問がこれ。
「卯の花以外で何かおいしいレシピないですか?」
生おからでスクエアケーキやクイックブレッドを作るものの、日常的に作るレシピとは言い難い…なので「おからサラダが一気にたくさん使えるのでおすすめですよー」と伝えています。
でも内心では『豚ばら肉の下茹でにも使えるんだよな…』と思っていたので、ここに記しておこうかと。
沖縄料理のラフテーでは、豚肉の下茹でにおからを使うのはおなじみなので、知っている人は知っていると思いますが、豚ばらの塊肉をおからを一緒に下茹でするととろとろの角煮が作れます!
生おからと一緒に炊くことで、余計な脂や臭みを吸い取ってくれるし、ゆで汁にほどよい油分とミネラルがあるので肉を柔らかくしてくれます。
所用時間は下茹でに1時間、角煮の調理に30分です。
では作ってみましょう。
生おからで下茹でして作る角煮 材料
生おからで下茹でして作る角煮 材料
1.下茹でする
豚バラ肉を鍋に入る大きさにカットし、かぶるくらいの水を入れて火にかける。
沸騰してきたらおからを加え、弱めの中火で1時間茹でる。(圧力鍋の場合は20分)
2.肉を洗う
豚肉を流水で洗っておからを流し、5㎝幅にカットする。
3.煮る
鍋に★煮汁の材料を入れ、火にかけて砂糖を溶かす。
肉、厚めのいちょう切りにした大根、ぶつ切りにしたねぎ、生姜を入れて中火にかける。
沸騰してきたらゆで卵を加え、落とし蓋をして20分煮詰める。
煮汁がなくなる直前に火を止め、10分置いて味をなじませる。
4.完成!
卵は半分に切り、器に盛り付ける。はい、完成!
脂がとろとろになっているので、びっくりするくらい柔らかい角煮の完成!しっかりと下茹でをしているので、煮汁には脂が浮いておらずヘルシー。肉自身にも味がすんなりと沁み込んでいて、すっきりとした味わいです。
ちょうど夕飯に合わせて作っていたので、食卓に出したら瞬殺。400gじゃ足りないな…と思った今日この頃でした。
◇◇◇◇
生おからで作ったスイーツレシピはこちら!
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