見出し画像

なぜ客室清掃の DX で業界変革を目指す EDEYANS へ?外資系ホテル〜旅館、ホステルまで10施設以上経験したホテル業界出身者の新たな挑戦とは(EDEYANS Interview)

EDEYANS に入社して、ホテル業界の課題、特に DX の遅れが想像以上に深刻だと気づきました。
しかし、この現状を知ったことで、ホテル業界に貢献したい思いはさらに強くなったと感じます。

EDEYANS のミッション「世界中の宿泊を支え、感動を生む」に向かって、新たな形でホテル業界に携われることに心の底からワクワクしています。

今回は、客室清掃オペレーション事業のセールスとして全国を飛び回る山本さんのインタビューです。

外資系ラグジュアリーホテルからキャリアをスタートし、「ホテル業界でブライダルとキッチン以外は、ホテルに関わるほぼ全ての部門を経験した」と語る山本さんは、なぜこのタイミングで EDEYANS を選んだのでしょうか?

山本 修平 プロフィール
ホテルの専門学校卒業後、外資系ラグジュアリーホテルに入社し、外資系ホテルの料飲部門および購買のノウハウを習得。その後、シティホテルに転職し、宿泊部と総務を経験。レベニューマネージャーとして手腕を発揮した後、高級旅館やリゾートホテル、ホステルなど、多様な宿泊施設の立ち上げや事業責任者を歴任。10施設以上の宿泊施設でのキャリアを経て、2024年 EDEYANS に入社。現在は、Jtas を活用した清掃オペレーションのセールスとして活躍中。


ホテルを渡り歩くなかで、業界全体を良くしたいと強く思った

ーー ホテル業界でのキャリアをスタートされたきっかけを教えてください。
高校生のときにテレビでとある外資系ラグジュアリーホテルが日本進出するというニュースを見たのがきっかけでした。東洋一のホテルと呼ばれる映像に魅了されて、「ここで働きたい」と強く思ったんです。
それからホテル専門学校に進学。ニュージーランドでのインターンシップ留学中に、そのホテルの開業準備室があることを知り、海外からすぐさまレジュメを送りました。

ーー 海外からレジュメを送るとは、すごい行動力ですね!
はい、「やりたいと思ったらやっちゃえ」というのが私のモットーなんです。
幸運にも新卒採用していただき、2007年に外資系ラグジュアリーホテルからキャリアをスタートすることができました。開業準備の段階から携わることができて、本当に貴重な経験でしたね。

ーー その後のキャリアパスについて教えていただけますか?
その外資系ラグジュアリーホテルでは約2年間働きましたが、家族の事情で退職し、関西に戻りました。その後、シティホテルの開業に携わるなど、様々なタイプのホテルを経験しました。ブライダルとキッチン以外は、ホテルに関わるほぼ全ての部門を経験しました。直近ではリゾートホテルで経営企画に携わっていました。

ーー 多様な経験をされてきたんですね。そんな中で EDEYANS を選んだ理由は何だったのでしょうか?
ホテル業界を渡り歩くなかで、1つの施設だけでは飽き足らず、業界全体を良くしたいという思いが強くなってきました。そんなときに出会ったのが EDEYANS だったんです。

実は EDEYANS が出展していた2月の展示会に、私もホテル事業者として参加していて、そのときに見かけたホテル客室清掃 DX プラットフォーム「Jtas」に興味を持っていました。後日、 EDEYANS の求人を見つけ、カジュアル面談をしたところ、「Jtas」の運営会社がなんと EDEYANS だったという。

ーー それは運命的なものを感じますね。
本当にそうなんです!EDEYANS のメンバーからも「2月の展示会の一番の収穫は山本さんだ」なんて言ってもらえて、嬉しく思っています(笑)


試行錯誤のプロセス自体が楽しい。豊富な業界経験があるからこそできる Jtas を活用した清掃オペレーションセールスとは?

ーー  お仕事内容について教えてください。
グロース本部にて Jtas を活用した清掃オペレーションのセールスを担当しています。
私を含め数名で札幌、東京、大阪などを中心に需要開拓をしています。テレアポと飛び込み営業を組み合わせ、週単位で地域を集中的に回り、翌週はフォローアップという流れで進めています。

ーー ホテル業界での経験がセールスにどう活かされていますか?
商談の中で、ホテルの具体的な事例やイメージを共有できるのは大きな強みです。
また、ホテルの責任者や事業部長の経験、ホテルマネジメント技能士検定1級の知識を活かすことで、ホテルの財務面についても一定の理解を持って話ができます。

「Jtas」の導入コストと人件費などを比較しながら、現場の人間ならではの視点で費用対効果を含めた具体的な提案ができると感じています。

ーー セールスの難しさや苦労している点はありますか?
もっとも難しいのは、清掃業務の改善によってもたらされる変化をお客様にイメージしていただくことですね。「Jtas」のセールスだと、システム導入の効果が比較的イメージしやすいのですが、客室清掃オペレーションそのものをセールスする場合、「やっていることは他の清掃会社と同じなのでは?」と疑問に思われがちです。

ーー 確かに、既存の客室清掃サービスがある中で、EDEYANS への切り替えメリットを伝えるのは簡単ではなさそうですね。
そうなんです。この課題に対しては、まずお客様の現状の課題をしっかりとヒアリングすることから始めています。潜在的なニーズを掘り起こしながら、EDEYANS の客室清掃オペレーションがどのようにそれらの課題を解決できるかを説明します。
その際、私自身のホテル業界での経験を活かしながら、具体的な数値やケーススタディを用いてロジカルに訴求するよう心がけています。

最初からすぐに成果が出せるわけではありませんが、この試行錯誤のプロセス自体が私は大好きなんです。新しい説明方法を考え、実践し、効果を検証する。まだまだ工夫の余地はありますが、これからも粘り強く取り組んでいきたいと思っています。


DX の遅れは想像以上に深刻。だからこそ、やりがいも可能性も大きい

ーー EDEYANS に転職してよかったと感じますか?
もちろん、すごくよかったと感じています。
EDEYANS に入社して、ホテル業界の課題、特に DX の遅れが想像以上に深刻だと気づきました。
しかし、この現状を知ったことで、ホテル業界全体に貢献したい思いはさらに強くなりました。

入社当初に想定していた以上にやるべきことは増えたと感じますが、その分やりがいも可能性も大きくなりました。EDEYANS のミッション「世界中の宿泊を支え、感動を生む」に向かって、新たな形でホテル業界に携われることに心の底からワクワクしています。

ーー EDEYANS のセールスチームに、どのような人材に来てほしいとお考えですか?
ホテル業界を深く理解している人材がもっと増えてほしいです。
私自身、10カ所ほどの宿泊施設を渡り歩いてきましたが、それでも経験したことのないタイプのホテルはまだまだあります。多様な経験を持つメンバーが加わることで、より幅広い施設タイプに対応するための戦略が生まれることでしょう。

ホテル業界を愛しながらも何かしらフラストレーションを感じている方、より大きな変革に携わりたいと考えている方々と、 EDEYANS でともに働ける日を楽しみにしています。

取材企画・協力 / 世界線株式会社

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集