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自らが「産みの親」となり、未開拓の領域で新しい価値を創造する。まだどこにもないプロダクト開発に携わるモチベーションとは(EDEYANS Interview)

エンジニアとして8年のキャリアを重ねてきましたが、「自分が生みの親」と呼べるようなものを作りたいという思いがずっとありました。
現場で実際に体験し、生の声に耳を傾けることで、本当の課題が見えてくる。そこから0を1に変えていく。この環境こそが、私が長年探し求めていたものだったと実感しています。

今回は、フルスタックエンジニアとして Jtas の開発を牽引する西尾さんのインタビューです。
ユーザー目線を徹底的に追求するため、エンジニアでありながら実際の客室清掃現場に入り込む。「システムありき」ではなく、現場の課題から新しい価値を創造する。
”現場主義” のアプローチで開発に挑む西尾さんに、EDEYANS を選んだ理由と、イノベーションへの思いを語っていただきました。

西尾 光一郎 プロフィール
新卒で大手 ERP パッケージベンダーに入社し、Web エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、不動産テックベンチャーでシステム開発に従事。2024年初頭からは HR テック企業で、人事給与システムの開発を担当。同年7月より業務委託として EDEYANS に参画し、8月に正社員として入社。現在は、フルスタックエンジニアとしてホテル客室清掃 DX プラットフォーム「Jtas」の開発全般を担当する。


新しい価値の創造へ。EDEYANS という選択

ーー EDEYANS に入社したきっかけを教えてください。
前職の同僚であり、先んじてEDEYANS に入社した CS メンバーからの紹介がきっかけです。開発部長に北橋さんが就任し、開発チームとしての方向性が見えてきたタイミングだと伺い、まずは業務委託として携わることにしました。

ーー 業務委託期間中はどのようなプロジェクトを担当されたのですか?
開発部長から「"AI 忘れ物報告機能" を一任したい」という話をいただき、要件定義から実装まで一気通貫で担当させていただきました。

ホテルの忘れ物管理というと、これまで Excel や紙で苦労して管理されてきた領域です。それを AI を活用して効率化でき、しかも自分が最初の開発者として携われる。その喜びと可能性に、ワクワクが止まりませんでした。

ーー その後、正社員として入社することを決断されたわけですね。 
はい。EDEYANS は、誰も手をつけていない領域で、新しい価値を創造していく。本当の意味でのイノベーションに挑戦できる環境だと感じました。


特筆すべきは、徹底的な “現場主義”

ーー 現在のお仕事内容についてお聞かせください。 
フルスタックエンジニアとして「Jtas」の開発全般に携わっています。
特筆すべきは、現場に直接足を運び、クライアントから直接業務フローや課題のヒアリングを行った上でシステム開発へと繋げる “現場主義” です。これは開発部長である北橋さんのこだわりが大きいのですが、現場の課題・ニーズを高い解像度で捉えることで、パソコンに向き合っているだけでは決して気づけなかった本質的な解決策が見えてくるんです。

ーー これほどまでに "現場" にこだわるアプローチは珍しいのでしょうか?
これほど徹底して現場に入り込むのは初めてですね。実際、入社にあたって客室清掃業務を目の当たりにし、その複雑さとハードさに驚くと同時に、エンジニアとしての視点を大きく変えるきっかけとなりました。

EDEYANS では職種・役職に関係なく、入社時に必ず客室清掃オペレーションを体験する。

エンジニアとして8年のキャリアを重ねてきましたが、「自分が生みの親」と呼べるようなものを作りたいという思いがずっとありました。現場で実際に体験し、生の声に耳を傾けることで、本当の課題が見えてくる。そこから0を1に変えていく。この環境こそが、私が長年探し求めていたものだったと実感しています。

ーー 特にやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
自分の開発した機能が使われていると実感する瞬間が一番のやりがいです。 
実は、データ量の推移を定期的に計測するのが趣味でして、最初に開発した「AI 忘れ物報告機能」のデータ量を、週次でグラフ化して密かに確認しています(笑)

特に印象深かったのは、とあるクライアントが、毎週着実に全ての忘れ物データを蓄積してくださっている様子を見たときです。Excel と紙から完全に移行し、本当に日々の業務フローの中で使っていただけているんだと実感できましたね。
自分が作ったものが、確かに誰かの仕事を変えている。その手応えがあるからこそ、データの推移を見るのが何よりの楽しみになっています。

開発部長との二人三脚。“真に現場に寄り添うシステム” を目指して

ーー 開発部長である北橋さんの印象について改めてお聞かせください。 
ここまで UI/UX にこだわるエンジニアと出会ったのは初めてですね。私がシステムの仕様に沿って画面設計を提案した際、「お客様にとってはシステムなんか関係ない。大切なのは、いかに使いやすく、業務が楽になるかということだ」という指摘を受けたことが強く印象に残っています。エンジニア視点ではなく、あくまで現場で使う方々の体験を最優先に考えることの大切さを、日々の開発を通じて学ばせていただいています。

ーー どんな方と一緒に EDEYANS のエンジニアとして働きたいですか? 
EDEYANS のエンジニアとして活躍できるのは、単純にプログラミングが好きというより、システム全体の設計から携わることに情熱を持てる人だと思います。
現場に入って課題を吸い上げ、解決策を形にする。自分の作ったものが確かに誰かの業務を変えていく。そんな実感に心から喜びを感じられる方と、"真に現場に寄り添うシステム作り" に挑戦できることを、楽しみにしています。

取材企画・協力 / 世界線株式会社

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