マカオ留学ってどうなの? Part 2
こんにちは。
日本では3月は春休みかと思いますが、こちらは中間テスト真っ只中です。
SNSを通して日本の友達の春休みの満喫具合を糧に日々勉学に励んでいます。
多忙な学生生活の合間を計らい、昨日は仲良しのマレーシア、アフリカ、ポルトガルの友達とパブで疲れを癒すかのようにお酒を飲んで語らいました。
それはさておき、
前回に引き続き、今回もマカオ留学について述べていこうと思います。
今回のテーマは、
「マカオ大学の授業について」です。
講義全種類について紹介するととてつもなく長くなってしまうので、今回は私が受講している講義を中心に紹介していきます。
留学生の私がマカオ大学の授業をひと言で表現すると、
「多種多様な分野の講義を提供し、学ぶ機会を与えてくれる」です。
マカオ大学の授業は様々な分野で構成されています。
私は、前期に文学や詩の授業を中心に受講しましたが、後期は一転して広告やジャーナリズム、映像系といったもともと興味があった分野の講義を主に受講しています。
まずは広告の講義について説明していきます。
この講義では、広告会社や広告の仕組みを一から学び、幾つかの会社から商品をピックアップし、その商品がどのように消費者の元に届けられるのかといった事を学びます。
教授はアメリカの広告会社で長年働き、誰もが知るコカコーラなどの広告作成に携わった経歴のある先生なので、1つ聞けば、10返ってくるような素晴らしい先生です。
この講義の最終目標は、培った知識と経験で、与えられた製品に関する広告を作成し、4月に台湾で行われる大学生を対象にした広告の大会で賞を獲得するといった、かなり本格的な最終目標です。
現在は、このコンペティションに向けてグループごとに議論を重ね、納得いく広告を作るために日々励んでいます。
私は広告会社への就職を希望しているため、個人的に教授に教えを請んだところ、現地での広告会社でのインターン探しに協力してくれることになり、今機会を提供してくれる広告会社を探している最中です。
ジャーナリズムの授業では、記事の構成や書き方を学ぶことで基礎知識を取得し、最終的に自ら1000字程の記事を書けるようになる事が目標といった感じです。
ニュースを読んで感想を加えて発信する事が好きな私にとっては最適な授業です。
前期では、香港のOpera Galleryのアートアドバイザーの方にインタビューを行い、LGBTQAI+と香港アートを関連づけたZINEを1から作成した事で、コネクションだけでなく自信、経験を身につける事が出来ました。
映像系の講義では、映像製作における基礎知識や基礎用語を学ぶのに加えて、グループ活動として実技も行う事ができる、貴重な授業です。
映画やCMなどに反映されているジェンダーや文化、人種の違いを様々な視点から着眼し、議論する事で自分の考えに他者に意見を盛り込み、偏見や価値観の再確認ができます。
これらが大まかな授業構成です。日本の大学では決して学ぶことのできなかっただろう分野の講義を受講する事で、新たな考え方や見方を発見できています。
次回は、大学の寮生活に着目したいと思います。では。