おもひでぽろぽろ
今日は再開にむけて日本酒を仕入れてきました。
できるだけ配達や配送に頼らず、
お店の方の説明やお店の陳列の雰囲気で
商品を直接選んで仕入れてくるのは、
5年間変わらぬこだわりかもしれません。
いくつかある日本酒の仕入先のなかで、
昨日伺ったのは堺の古い住宅街にある酒屋さん。
実はこの町で小学校5年生から高校1年生まで
5年間暮らしていたんです。
クルマで行ったときには感じることのない、
電車を降りて、昔住んでいたウチまでの道を歩くと
なんだか小中学生に戻るような気分です。
あの頃はこんなお店が母親に連れられて行ったとか、
あの頃好きだった女の子と再会できるんじゃないかとか、
あの頃は毎日この道を自分が世界で一番面白いと思いながら歩いてたんだなとか。
いまでも自分のことをまぁまぁ面白いと思ってるよなとか。
ただし、悲しいことに
あれから30年(!)という月日が経っているので、
わたくしも好きだったアノ娘も
原形をとどめていない可能性があるのです。
そんな日はお酒を飲みましょう。
あの頃のおもひでを語りましょう。
懐かしい三叉路の向こうから、
誰かやって来るんじゃないかな─────
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