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反面教師で反省する毎日
エデン特急の近隣にあるワンオペのお店の店主は
この町から離れた場所にお住まいなので、
営業日は休まずランチとディナータイム、
休業日は玉造に現れることはほとんどありません。
ところが先週の日曜日、
営業日にもかかわらず初めて臨時休業され、
この町の5軒の飲食店をラリーする
音楽イベントに参加されていたんです。
わたくしはそれがとても素晴らしいことだと、
これまでの籠城っぷりも相俟って、とても感動したんです。
飲食店同士の結びつきや、
イベントでお会いするお客様など、
もうこれからのそのお店の営業において
絶対プラスになることしかないだろうと感じるのです。
これは受け売りなんですが、
通常は一年目で近隣のお店20軒をまわるべきです、
客層や価格帯、メニュー構成をしっかり知って、
そこから自店の品揃えに反映させ、
オリジナリティを出すべきです。
近隣のそのお店はコロ助の真っ只中に開店したこともあり、
一年目に近隣店舗を回ることがままならず、
今年に入ってから体制が変わってワンオペになり
より自由が効かなくなっていたので、
よくぞ休んだ!と言いたいくらい感動しました。
よそのお店を反面教師にすることはたくさんあります。
例えば
「あのお店は大阪プレミアム食事券が使えない」
とお客様の声を聞くと、
お客様の利便性を追求せずにサボっているんじゃないかと、
すぐ自店では対応できるようにしたり。
例えば
「今の30代までの顧客はInstagramを使って検索するので、
飲食店が熱心にやるのは当たり前の基本の基本」
なんてYouTubeの投稿を見たりすると、
早速動画を撮って見たり編集したり。
例えば
「店前にチラシがないな、A型看板の内容が1年間ずっと一緒だな」
と自分で気になったりしたら、
チラシを置かずにどうして新規客を獲得できようか、
黒板の内容を刷新すれば通行人にも新たなアピールになるんじゃないか、
とすぐ自店の前にチラシを設置したり、看板を差し替えたり。
経営者が自分ひとりだったら
全方位に気が回ることなんてまずないわけですから、
他店が指摘されているのや失敗しているのを見て、
まるで先生に怒られている生徒を見て我がふり直す、
そんな感覚に敏感でいた方がいいのかなと思っています。
「お前、めっちゃ休んでるやんけ!」
ハッ!
以下、蛇足です。
今回はお客様との会話の中で挙がった話題でした。
エデン特急は今年7年目です。
最初の3年間、実はまったくの鎖国状態で、
この町にある飲食店にはほとんどお邪魔することなく
元々の自分の顧客と、たまたま増えたお客様で遣り繰りしていました。
そこからコロ助の3年間を経て、
この町の飲食店とも繋がりが増えていきました。
お客様にも助けていただいて積極的に他店に足を運びました。
お客様に「20軒も行かないといかんもんですか?」
「いや、20軒も言ってないでしょ!」と言われ、
必死で数えたら、6年半でちょうど20軒でした(汗)。
今回の内容自体が反面教師ですね─────